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StereoSound(ステレオサウンド) 154号「スピーカーの重要性」

ソフトの収録方式はアナログからデジタルに変わったが、それを再生するためのスピーカーの基本原理は発明当初とまったく変わらない。今も昔も、振動板をマグネットとコイルで電気的に駆動して音を出している。同じオーディオ機器でもアンプは、真空管からトランジスターと素子が変わり、アナログからデジタルへ変革を遂げその性能は著しく向上した。 例えば今のアンプの歪み率は、安い製品ですらデーター上「0.1%」を軽く切るが、それは真空管アンプ時代には想像すら出来なかった高性能だ。それに比べ、スピーカーの歪み率は今昔も変わらず数十%に達する。無論「データー上の歪み率」が、そのまま音の善し悪しに関連しているわけではないが、実際にスピーカーはシステム全体に最も大きな影響を与えるし、安い製品と高い製品の差も他の機器より大きいように思える。歪みが大きいスピーカーには「まだまだ改善すべき点が多く」今後さらに進歩するはずだ。 サイズは小さい方がいい 時折、「大きなスピーカーを買ったのだが思ったように音が広がらない」と ... 続きを読む

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StereoSound(ステレオサウンド)「153号 原点への回帰」

前号に「HI-ENDオーディオの終焉」というタイトルで始まるコラムを掲載したが、タイトルの過激さ故か思いの外大きな反響があった。読み返してみると、いささか舌足らずに思えたので続きを書くことにした。コラムを掲載するには2頁 … 続きを読む

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StereoSound(ステレオサウンド) 152号「Hi-ENDオーディオの終焉」

オーディオが下火と言われて久しいが、去年末あたりから更に急速にHI-ENDオーディオの売り上げが落ちているという話を耳にする。その理由を私なりに考えてみたが原因は「デジタルシステムの功罪」と「CDの音の悪さ」にあることを … 続きを読む

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StereoSound(ステレオサウンド) 151号「本当に音楽好きなお客様の力になりたい」

最近のオーディオ機器は「あきれるほど高額な製品」が多い。しかも「価格を納得させてくれる製品」が少ないと感じるのは私だけなのだろうか? 10年以上前、まだ「オーディオフェア」が池袋のサンシャインで行われていた頃「輸入オーデ … 続きを読む

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StereoSound(ステレオサウンド) 150号「ピュアオーディオのあり方」

ピュアオーディオが斜陽だ。オーディオマニアのイメージがジメジメしてしかも理屈っぽい「根暗系オタク」に偏りつつある。ピュアオーディオをより深く音楽を聴く手段とする「正統派音楽ファン」のお客様の心情を察すれば、この状況は断腸 … 続きを読む

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