私達の本当の仕事は閉店後に始まります
私達の推進する「マルチチャンネル・システム」とは、「音質」と「映像」の両方のクォリティーが優れていますが、特に「音質」のクォリティーは、他店の追従を全く許さないばかりか、世界的にも類を見ないほど(もちろん、家庭で実現できるレベル内で)群を抜いて優れています。そのクォリティーは100回言葉で説明するよりも、一度でも実際にお聞き頂かなければ絶対に信じられないほど「メチャメチャ優れて」います。
なぜそんなに自信を持てるのでしょう?それは環境の違う3室を利用して、実際に「徹底的な実験を繰り返している」からです。会社の設備をフルに利用して、お客様の立場に立った使いこなしのテストを納得行くまで繰り返しています。その中から生まれた貴重なノウハウは、すべてお客様への貴重なアドバイスとなって接客に還元されます。その一部が、すでに説明した「スピーカーのセッティング」や「ルームアコースティック」のトータルな提案なのです。
私達は、必要以上にお金をかけてくださいとは決して言いません。お客様に「無駄な出費を強いる」ことほど、専門店として恥ずべき事はないからです。同一予算内なら、絶対どこにも負けないだけの「最良のプランニングを提案」できます。それが「専門店としての信頼に応える証」だと考えています。「ハードを売る」だけではなく、「ハードを生かす環境の提案、使いこなしの親身なアドバイス」が出来て初めて専門店としての価値があると考えます。決して「販売価格だけが安いお店」ではありません。トータルとして「最も優れたコストパフォーマンスを持つシステム」を提案いたします。わからないこと、納得できないこと、何でも私達にお尋ねください。もしその場でわからない事があっても、出来るだけ早期にお調べしてお返事いたします。
音質追究に対する姿勢は「使いこなしのノウハウの蓄積」だけに留まりません。メーカーの製品の「納得いかない部分を改良したチューンナップ製品を生産」発売し、あるいは「絶対他製品に負けることがないオリジナル製品を生産」販売しています。それらはすべて「出来るだけ安価に最高のクォリティーのAVライフ」をお楽しみ頂きたいと、私達の強い願いが込められています。お客様のあらゆる「わがままなご要望にお応えするため」逸品館スタッフの本当の仕事は「閉店後」に始まります。
お薦めのマルチディスク・プレーヤー
マルチチャンネルに挑戦するために必要なのが、DVDやSACDを再生できるプレーヤーです。DVDというとCDに較べて音が悪いというイメージがありますが、機種を選べばそんなことはありません。映像出力の有無は、音質にさほど影響しないのです。それよりも、注目して欲しいのがDVDプレーヤーのデジタルアウトの質の高さ!CDよりも遙かに細かい信号を読みとるために、DVDのピックアップはCDプレーヤーよりも遙かに高性能です。アナログ音声の質が悪くても、デジタル出力の音が良いDVDは沢山あります。音が悪いと感じる場合には、外付けのD/Aコンバーターや「逸品館オリジナルの超高音質AVアンプ・PS7200シリーズ」とデジタル接続でお使い下さい。驚くほど音が良くなります。
今回お薦めするのは、同価格帯のCDプレーヤーよりも遙かに高音質なDVD・SACDプレーヤーです。これらの製品をお使い頂く場合には、AVアンプとの接続に「アナログ・マルチチャンネル接続(5.1Ch接続)」を是非お試しください。高価なAVアンプでも多機能を優先するあまりに、コントロール部(デジタルコントロール回路)の音質が不十分な製品が多いのです。そんな時には、不要な回路のほとんどを回避してパワーアンプ部へ直接「音の良い信号」を入力できる、アナログ5.1Ch接続が非常に有利です。ましてDVDの音が良ければ、その高音質なアナログ出力を積極的に利用しない手はありません。お薦め品がマランツ製品ばかりになりましたが、それはたまたまで作為的ではありません。
marantz DV-8300
(CD/DVD/SACD/MULTI)
CD/DVDビデオ&オーディオ/SACDマルチのすべてのディスクを再生できるマルチディスク・プレーヤー。写真のゴールドとブラック(少量限定生産品・カタログ外商品)の2色があります。母体は、PIONEER/DVD-S747Aですが、筐体と電源・アナログ増幅回路はマランツが新たに設計しています。
開放的で楽しい音質。DVDオーディオやSACDの音質も素晴らしく、新しいフォーマットのデジタルサウンドを再生すると、数百万円のCDプレーヤーすら色あせてしまうほどの音を聞かせてくれます。
映像出力にはプログレッシブが搭載され、クラス水準以上のきめ細やかでノイズの少ない画質を実現しています。
marantz SA-12S1
(CD/SACD/DVD-VIDEO)
SACDソフトをかけて一聴した瞬間に、CDソフトでは決して感じられなかった奏者の気配や細やかな表現が圧倒的な「濃密さ」で眼前に繰り広げられます。音の粒子が信じられないほど細かく、立ち上がりが鋭くクリアで演奏者に拍手を捧げたくなるほど音楽にのめり込めます。
CDの音も素晴らしく、同価格帯のすべてのCDプレーヤーの音質を凌駕するでしょう。実は、国内で販売されているSACDプレーヤー中このモデルだけが、唯一[PHILIPS]の設計なのです。この製品以外のSACDプレーヤーを聞くと本物とコピー商品ほどの「味わいの差」を感じます。それくらいこの製品は素晴らしい音質です。LHHシリーズのCDプレーヤーで培われてきた[PHILIPS]の高音質技術が、この製品で一気に開花した感があります。DVDの画質も[PHILIPS]らしい、色乗りと発色の良い「濃い絵」です。
マルチチャンネルにお薦めのスピーカー
マルチチャンネルではスピーカーの数が5本に増えますから、スピーカーのサイズが小さくても「豊かな低音」が得られます。小型スピーカーなどで「ウーファーの数を増やして低音を稼ぐ方式(Wウーファー方式など)」が採用されますが、それらと同じ理由でスピーカーの本数が増えると、「小型スピーカーを使っていても十分な量感の低音を再現出来る」のです。無理して「大型スピーカー」を購入する必要はありません。もし足りなければ、良質なスーパーウーファーを追加して低音を補う手もあります。
低音より大切なのが「音の広がり」です。音の広がりは「360度方向に無理なく音が広がる小型スピーカー」が大型スピーカーよりも優れています。2Chとマルチチャンネルの両立には、「小型トールボーイ型スピーカー」をフロントChにお選び下さい。
- AUDIO-PRO IMAGE40
- AUDIO-PRO IMAGE11
ウーファーの口径が11.4センチのスタイリッシュな、トールボーイスピーカー。最大入力は100W以上あり大音量の再生も可能です。
仕上げは美しいピアノブラックフィニッシュ。良質なソフトドーム型ツィーターが採用されており、透明感と音の広がりに優れています。
価格が安いので、ピンとこないかも知れませんが、2~3倍の価格帯のスピーカーに匹敵するぐらい良い音です。音楽にも映画にも満足できる優れたスピーカーです。
IMAGE11をベースにさらに音質アップした、弊社オリジナル・チューンナップモデルIMAGE11/KAI(\35,000/ペア)もご用意しております。KAIモデルなら1本売りにも対応しますので、高音質なセンタースピーカーとして、PMC/FB1やB&W/CDM9NTなどと組み合わせてご使用頂けます。
PMC FB1
逸品館ベストセラーのトールボーイスピーカー。低~高音の繋がりが抜群で音にほとんど癖がありません。非常に細やかで付帯音がなく音楽を収録されたまま再現します。
周波数特性の下限25Hzは掛け値なし!ウーファーの口径が30センチを超える大型スピーカーよりも量感豊かで質感も伴った低音を再現します。AIRBOWのツィーターCLTシリーズと組み合わせると25Hz~100KHzまで再現できる、このクラス最高のリアルなモニター・スピーカーになります。
B&W CDM-9NT
このクラスで従来お薦めしてきたスピーカーは、音質的な理由からPMCのみでした。しかし、AIRBOWのB&W専用フェイズプラグを取り付けたCDM9NTは全く別物。高域の暴れ、低域のふくらみなど、これまではB&W特有の癖としてあきらめていた問題点が完全に解決し、低音から高音まで見事に音のタイミングが揃った素晴らしいスピーカーに変貌します。仕上げの美しさは折り紙付き。ボーカルや弦楽器の再現性が抜群です。