ホームシアターとは?
最近「ホームシアター」という言葉を良く聞きます。シアタールームのサイズやコスト、設置場所の条件など「それぞれの人が思い描いていらっしゃるホームシアター」は、きっと「一つとして同じではない」でしょう。
しかし、いくら思い描いていらっしゃるシアターが千差万別だとは言ってもシアターへのアドバイスの基本は、「音に対するアドバイス」と「映像に対するアドバイス」の二つしかありません。
そこで「ホームシアター」のアドバイスに入る前にその内容を「音」と「映像」の二つに分けることにしましょう。
音から入る「ホームシアター」
ホームシアターの音=サラウンド、イメージなさるのは「スピーカーを3本以上使うマルチサウンド・システム」でしょう。それは正解でしかし、ある意味では間違いです。
今、お客様がお聴きになられている「サウンドシステム」は、TVに付属のスピーカーではありませんか?もしそうなら、いきなり5.1CH(5本のスピーカーとサブウーファー)を導入せずに、まずフロント左右の2本から始めて、「リア→センター→サブウーファー」と順序よくスピーカーを増やすことをお薦めします。
予算と場所に十分な余裕があれば別ですが、あわてて「不十分なシステム」を揃えるよりも、無理せずじっくり「良い製品(高い製品ではありません)」を買い足すほうが「満足感の高い買い物」が完成します。
サラウンドは5.1Chのセットでないとダメだと言うことはありません。試しに、いつもご覧になられているDVDソフトやVTRテープなどを逸品館にお持ち頂いて「フロント2本のスピーカーだけでその音を聞いて」ください。きっと想像以上のその表現力、その音の良さに驚かれると思います。
雑誌やカタログに書かれている「データやスペック」に騙されないでください。彼らの言う方式やスペックなど「絵に描いた餅」も同然、実際の音質とは無関係と断言しても良いほど参考になるような意味はありません。もし「スペック=性能」なら、たった10W程度しかない真空管アンプが50万円という高額で発売されている説明がつかないではありませんか!?
スペック=音質でも、価格=音質でもありません。大切なのは「高い製品でなく良い製品」を選ぶことです。「良い製品=逸品」選びなら、逸品館におまかせ下さい!
サラウンドについて、さらに詳しくは、「ホームシアターの音に関するQ&A」をご覧になれば納得頂けると思います。
映像から入る「ホームシアター」
「ホームシアター=大画面=プロジェクター」とお考えでしょうか?確かにそのお考えは正解です。しかし、同時に部分的には間違いです。何故なら、画面が大きくなくても「ホームシアターは十分楽しめるから」なのです。
大切なのは「画面と音の質のバランス」です。「映像と音声の質がマッチ」したとき、人は初めて「違和感なくソフトに集中(入り込める)」ようになるのです。
これからホームシアターを始めようとなさるなら、迷わず逸品館スタッフにご相談下さい
せっかく大金をはたいても「バランスが悪いホームシアターシステム」になっているなら無駄遣いです。すでにホームシアターを初めていらっしゃる場合でも、部分的な修正でトータルバランスが驚くほど向上することがあります。いずれにしても「信頼できる専門家のアドバイス」が大切になるでしょう。
また画質も音質同様、雑誌やカタログに書かれている「データやスペック」は、実際の画質とほとんど無関係です。
映像DACが「54MHz/10BitのDVDプレーヤー」と「108MHz/14BitのDVDプレーヤー」の画質は、簡単に逆転します。それは「スペックにあらわれない部分の性能に大差がある」からなのです。
スペック=画質でも、価格=画質でもありません。大切なのは「高い製品でなく相性の良い製品」を選ぶことです。バランスのとれた製品選びなら、逸品館におまかせ下さい。
本当かどうか?大画面について、さらに詳しくは、「ホームシアターの映像に関するQ&A」をご覧になれば納得頂けると思います。