今年初めてのメルマガと言うことで、新年にふさわしい話題を探したのですが、今年は特に「これ」という出来事が無く、また異常気象?の影響か暖かく季節感もあまり感じられませんでした。なぜだが、仕事に復帰しても「お正月」がまるで遠い昔のように感じられ、こんな感覚は、生まれて初めてかも知れません。それは、都会にいるから余計にそう感じるのかも知れませんし、お正月を風邪で寝込んで外に出なかったせいかもしれません。しかし、昨年のメルマガにも何度か書かせていただいたように、本当に最近はなぜだか季節感が希薄に感じられます。季節感が感じられないと、気持ちも切り替わらず、毎日が同じ繰り返しのように思えて、生きている実感?のようなものまで薄くなってしまわないよう、日々を集中して過ごせるように頑張ろうと思います。
さて、昨年末に発売された”AET”の最高級ケーブルSIN-LINEを始めとする超高級ケーブルは、情報量の豊富さに加え、癖のない正確な音楽再現能力の高さが評価され過去に類を見ないほどの大ヒットとなりました。10万円を遙かに超えるこれらのケーブルは、一体どれくらいの価格帯の機器に使われるのでしょう?もし、アクセサリーのコストバランスが機器本体価格の1/10程度だとすると、それらは100万円を超える高額な製品と組み合わせなければなりません。しかし、多分これらの高級ケーブルを購入なさるほとんどのお客様が、本体価格の1/2に近いコストをアクセサリーに掛けていらっしゃると思うのです。
オーディオ・アクセサリーを「単なるアクセサリー」として考えるとこの傾向は、行きすぎの感があります。しかし、AETのケーブルのように最近の高額アクセサリーの中には、コンポーネントと比較できるほど大きな効果を持っている製品も生まれています。いっそのこと、それならオーディオ・アクセサリーもコンポーネントの一部と考えれば、そのコストバランスを納得できます。また、経年変化で消耗するコンポーネントと違ってケーブルやインシュレーター類などは使い痛みが少ないので一度購入すれば、長く使えるという魅力
もあります。ただし、その判断は、あくまでもお客様自身の考え方一つです。高級(高額)アクセサリーのご購入は、雑誌やマニアの噂に流されず、まずご自身の考え方や目標をしっかりと固めてからにしましょう。
「迷っている」お客様に「納得の製品選び」をしていただけますように、逸品館では次のようなオリジナルのサービスを実施中です。
■60日以内の返品サービス
現在、逸品館では”AETの高額製品”と弊社オリジナル・コンポーネント”AIRBOW製品(アクセサリーを除く)”に関して「ご購入していただいてから30日以内なら、返品していただければご購入代金を全額ご返金(全額返金は、弊社の定める一定の条件を満たす場合に限ります)」サービスを行っております。ご購入後、万が一弊社のお薦め製品に不満を感じられたなら、責任を持って対象商品はお引き取りいたします。
https://www.ippinkan.com/airbow/airbow_campain.htm
■ご自宅へのお貸し出し
また、弊社オリジナル”AIRBOW製品”は、お申し込みいただければご自宅へ「無料試聴機(往復の送料のみご負担下さい)」をお送りいたします。このサービスをご利用いただければ、ご購入前にご自宅で実際に複数のオーディオ・アクセサリーや機器をお試しになられて「最適な製品」を選んでご購入いただけます。また、動作の原理が従来のオーディオ・アクセサリー(デジタル音質改善装置)とは、根本的に異なるため、従来のオーディオ枠内の「常識」では、その効果の素晴らしさをおわかりいただけないと考えて、弊社オリジナル製品ではありませんが「INFRANOISE社のRMS-1000」も無料貸出機をご用意いたしております。
http://www.ippinkan.co.jp/airbow/service.html
■”ゼロ金利”ショッピングクレジットサービス
対象商品を「合わせて5万円以上のお買い上げで最長12回まで金利ゼロ分割支払い(オリコと提携中)」を承っております(※12回を超える分割払いも”特別な低金利”でご利用いただけます)。無理をせず、ワンクラス上の機器のご購入を検討なさるときや、セットでご購入の時にご利用くださいませ。
https://www.ippinkan.com/_zero_CAMPAIGN_1.htm
■AIRBOW新製品のお知らせ
逸品館・掲示板の方にも少し予告をさせていただきましたが、AIRBOWよりEsoteric SA10(http://www.teac.co.jp/av/esoteric/sa10/index.html)をベースとするチューンナップ製品を発売します。売価は43万円(税込)、発売時期は今月内を予定しております。
SA10が採用しているDACは、マルチビットで動作するシーラスロジック社のCS4398です。このDACは、名機と言われ、修理ができないにもかかわらず未だに人気の高いStuder A730やEMT 981、REVOX B226、MARANTZ CD94/95のような、初期のCDプレーヤーが持っていた独特の「色彩感(色艶)」と「暖かさ(中低音の厚み)」の再現を目差し製作された最新のDACです(身近なところでは、AIRBOWのCD6002/Applauseにも搭載され温かみのある滑らかな音を聞かせてくれています)。
さらにSA10に搭載されている、ESOTERICオリジナルの「VOSP(Verticallyaligned optical stability platform)メカニズム」は、ESOTERIC高性能軸摺動型ピックアップの搭載により、レンズを移動させたときにレーザーの光軸が絶えず垂直方向を維持し、傾かない構造により高精度な信号読み取りを実現し、前述した名器CDプレーヤーに搭載されているPHILIPS CDMシリーズメカニズムと同等以上の「実在感(密度感)が高く、ピントのシャープな音質」を可能としました。
このように最先端の優れたDACとメカニズムが採用されたSA10の電気回路と物理的な振動モードを徹底したヒヤリングによりさらに煮詰め、ほぼ完璧と言えるバランスまで音質を昇華させたのが、新発売するAIRBOW SA10/ultimateです。
その音質は、レコードのサウンドを彷彿とさせる圧倒的な中低音の厚みと肉付きの良さを持ち、ボーカルを聞けば目の前で本人が歌っているとしか感じられないほどの豊かさと艶やかさを実現します。ジャズやロックを聞けば、それぞれの楽器の持ち味を見事なまでに描き分け、音楽を切れ味良くパワフルなトーンで再現します。クラシックを掛ければ、すべての楽器の音がレガートで結ばれたように滑らかで、かつ濃密なハーモニーが形作られ、色彩感溢れる立体的な音楽造詣が実現します。
SA10/ultimateは、このように一般的には両立しにくく相反すると考えられている各楽曲の要求に完璧なまでに対応し、ソフトを入れ替えるとまるでプレーヤーまで換えてしまったのでは?と錯覚するほど、自然にプレーヤーの音色が変わるのが特徴です。もちろん、AIRBOWの製品らしくCDとSACDの音質落差もほとんど感じられません。出てくる音が「実に本物らしい」のがこのプレーヤーの最大の特徴です。この最先端の技術が満載されたプレーヤーの完成により、AIRBOWが目差す濃密で自然な音楽再現という目的にまた一歩近づくことができたと自負しております。ご期待下さいませ。