既にmarantzのニュースリリースなどでご存じの方も多いと思いますが、marantzよりAVセパレートアンプが近日登場します。一足先に聴く機会がありましたので概要をお伝えします。
今回登場のモデルは、AVプリアンプのmarantz AV8003、パワーアンプのmarantz MM8003、BDプレーヤーのmarantz BD8002の3機種です。
今回の注目はなんと言ってもプリアンプのmarantz AV8003でしょう。
中身を見せている展示があったので、見てみるると、プリアンプなのに巨大なトロイダルトランスが鎮座しています!!
余裕を持って整然とした内部基盤・派手さが無くシンプルな外観は落ち着いた印象でとても好感がもてます。本体の大きさも巨大になったと思ったのですが、ボリュームを含んでも奥行きがわずか385mmと50cm程度あるAVアンプが多い中、かなり奥行きが浅くなっています。
これは、メリットの多い人が多いのではと思います。パワーアンプのMM8003も同じ奥行きに設計されていました。
更にAV8003にはLAN端子も装備され、DLNA対応のHDDなどからの映像・音声のやりとりが可能です。これについては、書くと長くなりますので詳細は割愛しますが、HDDや家中のAV機器を繋いで映像のやりとりが出来る規格に対応しています。
BDプレーヤーのBD8002は、フロントマスクは違いますが、既発売のDENON DVD-3800BDと同じ仕様です。さてさて、この辺はメーカーホームページを見ていただくとして、実際の音質は・・・
フロントスピーカーは、B&W N803で試聴しました。セパレートアンプらしく情報量が多く色々な音が聞こえます。ブルーレイソフトのTRUE-HDモードでは、特に音の情報量が増えるのがはっきりとわかります。音質の傾向としましては現状ややさっぱりとした傾向でしたが、すごく可能性を感じさせてくれます。
更にプレーヤー替えると、そのプレーヤーの傾向がきちんと再現されました。これは音が素直でストレートに増幅されているということです。とても大事なことで、高品質な製品の印象を受けました。
試聴機や展示機が入手出来ましたら、色々な組み合わせで試聴してみたいと思います。入荷次第ホームページ等で掲載いたしますので、よろしくお願い申し上げます。