雨の降りしきる夜に、さだまさし「ADVANTAGE」を聞いて思ったこと

関西では先日までの晴天がが嘘のように連日じめじめと梅雨らしい天気が続いておりますが、皆様如何お過ごしでしょうか?こんな天気の夜は、静かな音楽を聴きながら時間を過ごすのが就寝前のお薦めです。

昨日は自分で初めて購入したCDソフト「さだまさし ADVANTAGE」を久しぶりにかけ、愛猫といっしょにまったりと過ごしました。
1曲2曲と進むうちに、やはり思い入れのある1枚なのか、このさだまさし ADVANTAGEの出会いやCDというシステムとの出会いが頭の中をよぎりました。
購入当時(1988年頃)はレコードとCDの切り替わり時期で、初めてのCDにわくわくしながら買いったのを今でも覚えております。

レコードもさほど持っておらず、中学にあがると同時に入会した蔦屋書店(今のTSUTAYAでレコードをレンタルしてはカセットダビングして楽しむといった事をしておりましたあのころ、借りて帰る自転車で30分の家路は新しい音楽に触れられる期待と、転んでレコードを割ったらどうしようという不安で一杯でした。
そこに颯爽と登場した銀色の小さな円盤「CD」は、お小遣いの少ない中学生の私にはまだまだ高嶺の花で、指をくわえて眺めているだけの存在でした。
やがてCDプレーヤーが手の届く値段になり、お年玉を握りしめて京都寺町電気店街に出向き、処分品の「SONY CDP-333ESD」と出会い、初めての単品コンポ購入とあいなりました。

このSONY CDP-333ESDは、今私共ががご案内している「AIRBOW」の製品と比べると音質は生真面目一辺倒で、今の私からすればお薦め出来ない商品になりますが、当時の私にとっては宝物以外の何者でも無かったのです。SONY CDP-333ESDがあったからこそ、その後数多くの音楽に触れる事が出来、結果として今の仕事に繋がっているのかと考えさせられました。

人生の折り目折り目に音楽に飾られた思い出があり、その音楽を聴く事で人生の1ページを振り返ってみる。

時は過ぎメディアが変わっても、音楽の感動に変わりは無いと改めて思い知った昨日の夜でした。皆様のそんな1ページのお手伝いが出来るよう頑張っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さいませ。
メールでのお問い合わせも大歓迎です。何卒宜しくお願い申し上げます。


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