スペイン・バルセロナのPompeu Fabra UniversityのMusic TechnologyGroupが開発した次世代のシンセサイザー・インターフェースのREACTABLE(リアクタブル)、今までの鍵盤を使った形ではなく、光るテーブル状のモニターの上に、電子ブロックのピースのようなパーツを置いてゆくもので、音を鳴らすパーツ、音に揺れを加えるパーツ、音を鳴らす周期をコントロールするパーツ、サンプリングデータを再生するパーツなど、様々な部品を並べることにより、自由な音楽を演奏することが出来ます、その際にモニターには音のイメージをアニメ化した映像が流れ、まさに未来の楽器といった感じです。
私の説明ではおそらくわからないことだらけだと思いますので、動画でご覧下さい!
実際にはさわったことが無いのですが、画面で見る感じ、パーツをツマミのようにひねって操作している感じは、まさにシンセサイザーを操作しているようで,かなり直感的に操作出来ると思われますので、一刻も早くさわってみたいですが、見るからに高そうなので、楽器店などに並ぶ日はまだまだ先のようです。。
今ではほとんどの楽器をコンピューターで鳴らすことも可能で、新しい楽器と出会うこともなかなか無いですが、このREACTABLEは、シンセサイザーを初めてさわったときの驚きを思い出させてくれるような、とても素晴らしい楽器だと思います。
REACTABLEとは対極の存在とも言える、1964年から変わらずアナログシンセサイザーを作っているMoog、創始者であり現在も開発者でもあるMoog氏のドキュメント映画も、とてもお薦めです。最近Moog氏もギターをベースとした全く新しい楽器を発表した模様で、対極という言葉は撤回させていただきます。