私の好きなエフェクター・コンプレッサー編

音楽レコーディングで、効果が目立たないながら、必ずと言って良いほど使用されているエフェクターコンプレッサーです。私が音楽専門学校で講師をしていた際に、レコーディング経験ゼロの生徒達に、その効果や必要性を伝えるのが大変困難だった機材です。
簡単にこのエフェクターの目的を言葉にすると、演奏のメリハリを残しながら、なるべく自然に音源全体の音圧を上げるのが目的で、小さい音は持ち上げ、大きい音は制限をかけて、実際に鳴っている音とかけ離れ過ぎず、かつうるさくないように加工を加える、非常に重要な役割です。
この加工は演奏能力が高い場合必要がない様に感じますが、楽器の生で鳴る音は、目の前での生演奏で聞く場合には気にならない音量差が、レコーディングされた状態では耳障りに鳴る場合が多く、この加工が必要となってくるのです。

EMI/ABBEY ROADスタジオのTG12413やFAIRCHILD 660/670などと言った、伝説の名機と呼ばれるコンプレッサーは、音を通しただけで独特の良い音になってくれる、まさに魔法の箱の様な存在ですが、現存する機材はとても高価でかつ数も少なく、さわることも使うことも出来ない状況でしたが、現在のコンピューターベースレコーディングが主流になったおかげで、このような伝説の機材のエフェクトをヴァーチャルにシミュレートしたプラグインエフェクターが開発されていて、画面上に現れた伝説の機材をマウスでツマミを操作して気軽に使うことが出来ます。

私はテレビ放送を見る際に、番組とCMの音量差がとても気になってしまうので、テレビの出力にコンプレッサーをかけて、音量調節をしています。
特に映画番組の時には、静かなシーンとCMとの音量差が激しいので効果的です。

こちらは、極端な音作りが好きな私が特にベースで使用して気に入っていたBOSSのCS-2と言うコンプレッサーです、コンプレッションサスティナーと言う商品名通りに、サスティーン(音の伸び)を調節が出来るので、ベースの弦の響きを実際よりかなり長く響かせることが出来、ユニークな演奏が可能でお薦めですが、テレビには向きません。。。

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