高画質な製品が欲しいすべての人の期待に答えるKUROシリーズの最新作を中心に、パイオニアより強力な新製品が発表されました。
（写真：KRP-600A）
この冬発売予定の主な新製品は以下の通りです。
- KUROチューナー搭載モデル（チューナー分離式） KURO KRP-500A KRP-600A
- KUROモニターモデル 50インチ KURO KRP-500M
- HDD/BDレコーダー BDR-WD900 BDR-WD700
- BDプレーヤー BDP-LX81 BDP-LX71
- AVアンプ SC-LX71 VSA-LX51
コードレスヘッドホン SE-DRS3000C
さてさて、新製品の実力やいかに！
KUROチューナー搭載モデル KURO KRP-500A KRP-600A モニターモデル 50インチ KURO KRP-500M
写真 手前：KRP-500A 奥：KRP-600A
型番の末尾にＡが付くのが、チューナー搭載モデル。Mが付くのがモニターモデルです。肝心の画質ですが、黒がより黒くなったことにより、明るい部分の鮮やかさが増した印象です。まるで良質なサブウーファーを導入すると低域より中高域の表現力がアップするのと同じような変化に感じました。圧倒的な黒の締まりをベースにより色鮮やかな表現力です。モニターモデルとチューナー搭載モデルでそれほど大きな画質の差は感じられませんでした。技術の方に確認しても、画造りに差をつけてはいないとのことでした。
新製品のKRP-500Aなどを観てなぜか、PDP-5000EXやPDP-5010HDの画質の優秀さや画造りの巧みさを再確認しました。フルスペックの初代プラズマPDP-5000EXやKUROシリーズ初代機PDP-5010HDは、当時最高の画質を誇っており今見ても色褪せない高画質です。今回のモデルはパイオニアのプラズマテレビに新たな表現力が加わった印象です。
逸品館では、新型パネルを搭載したKRP-600Mと初代KUROのPDP-5010HD視聴できるように展示しております。お気軽にご来店くださいませ。
基本コンポーネントは資本提携をしたシャープ製を流用しているものの核となるブルーレイのドライブメカは、こだわりのパイオニア自社開発メカが搭載されています。色調に派手な感じはなく素直な画質の印象でした。人気のパイオニアレコーダー復活となるか、期待の新製品です。
BDプレーヤー BDP-LX91 BDP-LX71
どちらのモデルも注目ですが、まだ製品を煮詰めている段階の状態で画質・音質の確認が出来る状態ではありませんでした。外観の質感もよく最近の華奢なレコーダーとは一線を画します。
BDP-LX71 遂に、１０万円前半でアナログマルチチャンネルの出力を可能にした高品位ブルーレイプレーヤーが登場します。従来のＡＶアンプを利用している人だけでなく、最新のAVアンプでもアナログマルチチャンネルで接続することによりHDMIの音質劣化を避け音質アップを狙える可能性があります。要注目です。
BDP-LX91（背面） BDP-LX91の注目点は、HDMI出力が初めて2系統装備されたことです。2系統に出力することはもちろん音声と映像を分けて出力することも可能になりました。メーカーが言うとおり高品位になるかどうかはテストしていないのでなんともいえないところもございますが、期待の持てる仕様です。アナログ出力もかなり高品位な仕様になっているようです。まだプロトタイプでしたが、ディスクの読み込みはできましたので、ブルーレイディスクの読み込みを確認したところ従来の再生機よりやや早い感じの動作でした。
AVアンプ SC-LX81 VSA-LX71
SC-LX90に搭載されたICEパワーユニットを受け継いだ兄弟モデル。SC-LX81 SC-LX71は、SC-LX90譲りのICEパワーを搭載し駆動の安定感を確保しています。残念ながら会場では、実力を確認することは出来ませんでしたが、SC-LX81は、久々に登場の30万円代の高級機。最近この価格帯に選べる製品がなくより高価な超高級機ばかりになっていた現状を考えると、このクラスの登場を期待していた人も多いのではないでしょうか。
コードレスヘッドホン SE-DRS3000C
SE-DIR1000C/SE-DIR2000Cと続くパイオニア高音質サラウンドヘッドホンの最新作、試聴した時に正直音質は初代SE-DIR1000Cを超えていないとは思ったものの、サラウンド感に関しては大きく進化していました。ヘッドホンとは思えない広い音場を感じられ、移動感も自然な表現です。音量を上げられない環境でもヘッドホンで手軽に大迫力が楽しめます。
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すべての商品は逸品館で購入が可能です。具体的な発売時期や価格等は逸品館ホームページやお問い合わせフォーム、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。