ビデオデッキ25年を今振り返る。

マクロスFフロンティアが25話で最終回を迎えました。

マクロスFマクロスシリーズ生誕25周年記念作品として放送されました。初代の「超時空要塞マクロス」からの大ファンでもあり、作品内容も当時のマクロスを非常に意識して作られており、現在マクロスを作るとこうなるのかと思いながら時代のの流れを感じ、当時のアニメオタクだっだ事を思い出しながら毎週楽しみにして見ておりました。

初代のマクロスから25年、スリムな高校生だった私もすっかりメタボのおっちゃんになってしまいました。現在放送形態はハイビジョンのステレオ音声と今では当たり前ですが贅沢に感じます。

我が家のビデオデッキは、初代のマクロスの始まる半年前に、アニメ「うる星やつら」を録画する為に購入(実は親に結構無理をして買ってもらいました)。
操作性と画質の優位性を重視してベータマックスを選びました。東芝の一番安いモデルでした。
当時テープ1本が3,000円と高価で、小遣いのほぼ全てをビデオテープに費やすビンボー生活でもありました。

1982年

当時はビデオデッキベータマックスにするかVHSにするかでビデオ戦争まっただ中でした。
とはいうもののベータマックスの4.5時間録画に対し6時間記録が出来るVHSが優勢になってきた頃でもあります。当時家電と言えばナショナルのイメージが強く、ナショナルVHSなので、VHSがなおさら有利に感じてもいました。
こだわりのビデオデッキベータマックスで、今で言うWindowsパソコンとアップルパソコンを想像していただくと解りやすいかも。。

1983年

ビデオデッキの弱点だった音声を大幅に改善したハイファイビデオが登場しました。音声は良くなりましたが、記録部分の干渉がありその分映像が悪くなったのを覚えています。

1984年

ベータマックスの劣勢を逆手に取った新聞広告を出します。しかしベータマックスはなくなるの?」「ベータマックスを買うと損をするの?」といった斬新な売り文句を表示したこの広告は、意図がうまく理解されずにベータ離れを加速させてしまいました。誰が見ても、その広告をてベータマックスを買おうとは思わないだろうと当時自分も思いました。

1985年
ソニーはビデオムービー用に8mmビデオを発売。ベータマックス10周年で、画質を改善したハイバンドベータが発売されました、ジョグダイヤルが初めて搭載され、ソニータワーによく触りにに行った記憶があります。

1986年
ハイバンドベータの普及価格帯も発売されました。そのビデオデッキを購入しました。(その頃社会人になり自分で買いました。)

1987年

春にVHSが高画質モデルのS-VHSを発売。その秋にEDベーターが発売されました。EDベーターはメタルテープを使う為ランニングコストがより割高に感じました。

1988年

レンタルビデオの普及に伴い、EDベーターを諦めS-VHSを購入しました。S-VHSベータマックスを使い分ける形になるのですが、アニメはTV放送よりもOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)としてレンタルビデオが中心になり、1990年以降は市場もレンタルビデオが全盛期に入り、TV録画よりもレンタルでビデオを使う方が多くなり、前ほどビデオテープがあまり売れなくなっていきました。

1988年~1994年

S-VHSの全盛期で、高画質を謳う機器がたくさん発売されてました。私も3台ほど買い換えていきました。
ベータマックスVHSの二つのフォーマットは消費者に大変な混乱を招きました。
現在のブルーレイHD-DVDは早期に決着したのは大変良いことだと思います。

2000年

DVDレコーダーが出現し、DVDやハードディスクレコーダーを使ってしまうと、その利便性にもうテープデッキは使えなくなります。現在は使わなくなったビデオデッキではありますが、手元にあるベータテープ約400本とVHSS-VHSテープ200本近く再生用としてS-VHSハイバンドベータの2台を保有しています。DVDへの移行を考えていますが、面倒で全然手付けていないのが現状です。

DVDハードディスクレコーダーでハイビジョン収録したマクロスFブルーレイレコーダーを買って移し替えるかマクロスFのブルーレイソフト(現在順次発売されている)を買い、手元にあるPS3で見るか思案中です。


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