AudioAccessory(オーディオアクセサリー) 134号「ハイエンドショウトウキョウ アンケートランキング 3連覇!」

逸品館は5月22日から3日間、東京有楽町「交通会館」で開催されたハイエンドショウトウキョウ「ご来場者様アンケートの最も興味深かった出展社」の項目ランキングで“一位”の栄誉に輝きました。逸品館がこのランキングで一位を獲得したのは、今回が初めてではなく2008年春・秋・2009年春と参加したハイエンドショウ東京ですべて一位を獲得し、今回で“3連覇”を成し遂げました。
始めて参加した2008年春には、audio-pro B2.27/mark2による「サブウーファーを使った音質改善」と「フロントサラウンドの効果の実演」を行っています。2008年秋は「ケーブルによる音の違い」をAETの電源、スピーカー、ラインケーブルを使って実演しました。インシュレーターによる音の違いの実演も大人気でした。また、Zingali 1.12、PMC BB5にDIGITAL DOMAIN B1a(モノラル×2)を使って行った「最高の音質の探求」や、UNISON Researchの真空管プリメインアンプ、Bladelius Syn+Tyr、Vienna Acoustic T3G、Sonus Faber Minima Vintageを組み合わせて一枚のディスクから様々な音を引き出し「お好みの音質の探求」を体験いただけるデモンストレーションも行いました。今回のテーマは前号の広告で予告した「音源はCDだけじゃない」でしたが、多くのデモンストレーションの中での“一位”の獲得は、皆様のご声援の賜です。この誌面を借りて深く御礼申し上げます。
ではなぜ?逸品館のデモンストレーションに人気が集まるのでしょう?それは、メーカーからの立場ではなく、常に「お客様」「ファンの皆様」の目線に立ったホットなニュースを発信し続けているからだと思います。私はまだこれほどまでに事業が大きくなる以前、一人のオーディオファンとして「池袋で行われていたオーディオフェア」に何度も足を運んできました。最初は興味深く楽しめたのですが、回を重ねる毎に「商売気」が出過ぎて「商品売り込みの場所」と化してしまいました。
お金を払って見に行くショウで、商品の売り込み口上ばかり聞かされては堪りません。多くの人の耳目を集めるオーディオショウは、なによりも「楽しめる場所」でなくてはなりません。楽しめるショウをご覧頂きたい。その思いを貫くため、準備に数ヶ月を掛けた逸品館のデモンストレーションは、2008年秋よりVictorのHDDムービーで撮影しています。音声付き動画で「YOU TUBE」にアップロードしていますので「逸品館(いっぴんかん)」を検索していただければどなたでもご覧頂けます。ノートPCやネットブックに付属するスピーカーでも「音の違い」が聞き取れるほど克明に、デモンストレーションの様子が収録できているのには驚きます。
逸品館は現状に慢心することなく、お客様が求める最新情報・最新技術を追い続けています。要求に応じる商品が市場に存在しなければ、自社ブランドAIRBOWを通じてそれを生み出します。なぜそれほどの「努力」を続けるのか?それは、決して楽なことではありませんし、利益追求だけを考えるなら非効率的です。でもそれ以前に逸品館の代表であると同時に一人のオーディオファン、音楽ファンである私自身が、「楽しい」「手に入れたい」と思えないものは、決してお客様にお勧めできないという強い思いがあるのです。そして、その思いは逸品館に勤める20名の社員一人一人の願いでもあります。

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