先日発売になったAUDIO TECHNICA のヘッドホン二機種の詳細をレポートします。
AUDIO TECHNICA ATH-W1000X
型式 | 密閉ダイナミック型 |
ドライバー | φ53mm、OFC-6Nボイスコイル |
ハウジング | アメリカンブラックチェリー無垢材 |
出力音圧レベル | 100dB/mW |
再生周波数帯域 | 5~42,000Hz |
最大入力 | 2,000mW |
インピーダンス | 42Ω |
質量 | 約350g(コード除く) |
プラグ | φ6.3金メッキステレオ標準 | コード長 | TPE/PCOCC/3.0m |
自然がつくり出した木目は、一台一台個性があり愛着がわきます。
高級感のあるイヤーパッドは耳元にピッタリフィットし付け心地抜群!
AUDIO TECHNICA ATH-PRO700 GD
型式 | 密閉ダイナミック型 |
ドライバー | φ53mm |
出力音圧レベル | 105dB/mW |
再生周波数帯域 | 5~33,000Hz |
最大入力 | 3,500mW |
インピーダンス | 36Ω |
質量 | 約340g(コード除く) |
プラグ | 標準/ミニ金メッキステレオ2ウェイ |
コード長 | 1.2m片出しカールコード(伸長時約3m) |
限定プレミアムゴールドカラーDJモデルです。
さすがDJ用!がっしりとした装着感で激しい動きでもズレ落ちる心配がありません。
とにかく目立ちたい方にはオススメ!
最大3.5cmまで伸びます。
今回チェックに使用したソフト
ヒラリ・ハーン
アート・ペッパー
リンダ・ロンシュタット
試聴に使用した機器
AIRBOW CC4001/SPECIAL
ATH-W1000Xとの比較にAUDIO TECHNICA ATH-W1000を使用、ATH-PRO700 GDとの比較にCEC HP-53を使用しております。
では最初の比較にまいります。
ATH-W1000X VS ATH-W1000
ATH-W1000X
- きめが細かく、繊細であっさりとした音質
- 一音一音が美しい
- もっちりとした張りのあるイヤーパッド
- ATH-W1000
- 深み・コク・があり音色感を感じることができます。
- 柔らかく包み込まれるような雰囲気
- しっとり質感のあるイヤーパッド
- さすがトップクラスの音質!
続いて
ATH-PRO700 GD VS HP-53
HP-53
- ストレートで色付けのないサウンド。
- ボーカル・奏者の表情が伝わってくる
- カールコードの重さが気になる。
ATH-PRO700 GD
CDプレイヤーなどのヘッドホン端子に繋ぐと、細かい音がやや出にくく、低音が膨らみます。そこでヘッドホンアンプ AUDIO TECHNICA AT-HA20を使った状態と使っていない状態で比較しました。
CDプレイヤーのみ
- ややおとなしく遠くで聴いている感じ
- 全体的に甘いくぼんやりしてます。
AT-HA20を使用する
- ヒラリ・ハーンの演奏が元気になる。
- ボーカルが前に出てきて元気で明るいサウンドになります。
- 歯切れがよくなり甘さが引き締まる
- 装着時HP-53と比べカールコードが軽く違和感がほどんどない。
まとめ
ATH-W1000X
このクラスのヘッドホンとしては仕上げが美しく、音質も十分です。
密閉度も高く周りの雑音を気にすることなく音楽をお楽しみいただけます。
ご満足いただけると思います。
ATH-PRO700 GD
DJ用ヘッドホンですが、音のバランスが非常に良く中低音も豊かなので普段音楽を聴くのにも適しております。
更なる音質アップの手段としてヘッドホンアンプの使用をオススメいたします。
低音が膨らむなどの弱点を補うことができパワフルでメリハリのあるサウンドをお楽しみいただけます。
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