音質比較!MARANTZ UD8004、AIRBOW BD7004/SPECIAL Part2

駒田のブログ「画質比較!MARANTZ UD8004AIRBOW BD7004/SPECIALに続き、今回は音質についてのMARANTZ UD8004AIRBOW BD7004/SPECIALの比較レポートです。

MARANTZ UD8004

MARANTZ UD8004

定価250,000円→逸品館特価はお返事します!!

★★★UD8004は発売記念キャンペーンを実施中です!!★★★

AIRBOW BD7004/SPECIAL

MARANTZ BD7004/SPECIAL

販売価格138,000円

AIRBOW BD7004/SPECIAL/CP 販売価格158,000円
(CPとはコンプリート・パッケージの事で、高音質インシュレーター「スイッチレッグ」と、高音質電源ケーブル「CPSC-M/1.25m」をセットにしたお買い得モデルです。)

前回は映像の比較でしたが、今回は音質の比較レポートをしたいと思います。

試聴に使用した機器は、以下の通りです。

試聴に使用したソフトは、ノラ・ジョーンズの「come away with me」です。サラウンドモードは全て「STEREO」で試聴しました。試聴は「アナログ2ch」、「アナログマルチch(2chで試聴)」、「同軸デジタル」、「HDMI」の接続で徹底的に比較しました!!

第一試合:「アナログ2ch」対決!

MARANTZ UD8004

UD8004の音質の高さに驚きました!!カスタマイズしていないBD7004だと表現が少し荒く、悪く言うと音大生が演奏している感じに聴こえますが、UD8004はまさにプロが演奏している!!と感じるほどの表現力の違いがあります!!音のセパレーション(分離の良さ)が抜群に良く、明るく透き通り、色づけなく音楽を伝える事の凄さをUD8004は実感させてくれます!!UD8004は凄い!!

AIRBOW BD7004/SPECIAL

艶と潤いが凄い!!その2点でまず度肝を抜かれましたが、聴いていくうちにUD8004よりも全帯域の音の厚みと、温度が高めの空気感を感じるようになり、ノラの声と楽器のハーモニーが心地よく部屋全体に広がっている感覚に気付きました。豊潤で生き生きとした鳴りっぷりは気持ちよく、演奏もプロのさらに上の、匠レベルの”深み”のある演奏です!!やはりBD7004/SPECIALは凄い!!

第一試合は両者一歩も譲らず、お互いの良さを最大限に発揮していました!!

第二試合:「アナログマルチch(2ch)」対決!

MARANTZ UD8004

若干アナログ2chの方が良いかな?と思いました。

AIRBOW BD7004/SPECIAL

マルチチャンネル出力と2ch出力との差はほとんど感じられませんでした。
第二試合は僅かですがBD7004/SPECIALの方が音質差が少なく感じられ、好印象でした!!

第三試合:「同軸デジタル」対決!

MARANTZ UD8004

えっ?!音悪くない?!同軸に変えると、さっきまでのセパレーションの良さや透明感が失われ、100点だったのに急に50点になった感じです。「あっ!!ケーブルの変化による音の違いか!!」と一瞬思いましたが、その考えは間違っていました。BD7004/SPECIALがそれを証明したからです。

AIRBOW BD7004/SPECIAL

同軸でも音が変わらない!! UD8004だと全然聴けませんでしたが、BD7004/SPECIALでは同軸でも高音質です!!

第三試合はBD7004/SPECIALIALが圧勝!!まさかここまで大きな差があるとは思いませんでした。

第四試合:「HDMI」対決!

MARANTZ UD8004

こちらの方が同軸よりも良いです。HDMIよりもアナログの方が僅かに良いと感じました。

AIRBOW BD7004/SPECIAL

他の接続とほぼ変わらず、HDMIでの接続にも高音質で対応できることが分かりました。

第四試合はBD7004/SPECIALが接続の差を感じないので好印象でした!!

◎まとめ

二倍以上の価格差での比較でしたが、BD7004/SPECIALは一歩も譲らず、それどころかUD8004よりも優れた音質を見せつける場面もあり、音色の違い以前に、BD7004/SPECIALの音質の高さを改めて実感しました。
簡単に説明するとBD7004/SPECIALは全帯域に厚みがあり、ふくよかで奥深く濃厚、余韻や抑揚のある表現が魅力的でした。
しかしながらUD8004の繊細な表現や、明るく透き通り、音の抜けが良い点などはほんとうに素晴らしかったです。さすがUD8004!!その価格は伊達ではありません!!SACDも再生できますから、真のユニバーサルプレーヤーとして十二分に高いポテンシャルを秘めています。
結果、今回の試聴ではBD7004/SPECIALに軍配が上がりましたが、試聴環境や使用ケーブルの違いにより感じ方や印象は変わります。なのでこの判断は必ずしも皆さんの印象とは違うかもしれませんが、今後の購入の参考になればと思います。以上、中谷のレポートでした。

前回の映像の比較レポートはこちらから

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