ここ一月ほどPC(シリコン)オーディオ関係のテストを続けてきました。前回のメルマガでも書きましたが、PC本体の能力は価格が安いにもかかわらず相当に高く、ネットブックなど5万以下のPCでさえ、ヘッドホン出力をアンプに繋ぐだけで同価格帯のCDプレーヤーを上回るほどです。もちろん、ヘッドホンを繋いだときの音質もかなりのレベルで、雨後のタケノコのように発売され続ける“安価(安易)な外付けDAC”程度では、それらを超えるのは難しそうです。
もう一つ分かってきたのが[USB]の音が、ハッキリ悪いことです。現在のPCオーディオの主流は、Windows搭載機からUSBで外部DACに接続して音を聞く方法です。しかし、それではコストパフォーマンスが悪く、また標準搭載されるWindows Media Playerでは、最新OSのWindows7やVistaを使わなければ、内部処理の問題で良好な音質が取り出せないなど(工夫すれば不可能ではない)、まだまだ問題が山積しています。
しかし、 IEE1394(fire-wire)を備えるMAC-OS搭載のパソコンや、Windows搭載機でも接続にLANを使うと、USBとは比較にならない澄みきった繊細な音質が得られます。なぜ、これほどUSBの音が悪いのかは定かではありませんが、もしUSB以外でPCと外部器機を接続できる環境をお持ちなら、「USB以外の接続」を試されては如何でしょうか?
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