AUDIO BASIC(オーディオベーシック) 55号「 ハイエンドショウトウキョウ2010スプリング」

逸品館のブースは今年も好評の内にハイエンドショウトウキョウのデモンストレーションを終えることができました。ご来場頂いた皆様に紙面をお借りして厚く御礼申し上げます。マンネリにならないように毎年様々な「出し物」をご用意して行くのですが、今年最も耳目を集めたのが「Antelope Audio OCX」と「AET Sin-Jumper」です。OCXはWorld Clock入力端子の備わるデジタル機器に使える「クロック・ジェネレーター」で、今回はAIRBOW UX1SE/Limitedとの組合せでご試聴頂きましたが、音の鮮度、明瞭度、広がり感などあらゆる要素が一気に向上し、デジタル特有の癖とされる「刺々しさ」が消えてしまうほどすごい効果を上げられました。Sin-Jumperは、Bi-Wire対応スピーカーのジャンパープレート(ピン)と取り替えて使うタイプの短いケーブルです。Stirling Broadcast LS-3/5a V2との組合せで「使う」・「使わない」でスピーカーの鳴りがまったく変わってしまうことに私を始めご来場なされた皆様も本当に驚かれました。こんな短いケーブルなのに、まるでアンプを変えてしまったかのように音が良くなるなんて、オーディオは本当に不思議です。10月に開催されるハイエンドショウトウキョウ2010は、単独ブースで出展する予定です。
オーディオの楽しさや音の変化は、実際に体験してみないと実感できません。過去に実施した逸品館のデモンストレーションの様子は「YouTube」にアップロードしています。時間のあるときにでもご覧頂いて、できれば是非この秋に「生」でデモンストレーションをご覧になりませんか?見て、聞くだけでも十分楽しんで頂けると思います。

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