テンちゃんがフィルハーモニック・アンサンブル・ウィーン 「モーツァルティステン」 のコンサートに行ってきました♪♪-女子部ニュース(110)

先週ちかちゃんがリポートしたように一緒に「フィルハーモニック・アンサンブル・ウィーン」に行って参りました。
さすがにクラシックのコンサートにジーンズではマズかろうと、二人とも七五三みたいなカッコ(笑)で出掛けたわけですが、やはり客層は知的で上品な大人ばかりでしたね。
ホール前のベンチにゆったりと腰かけてパイプを燻らす紳士を見かけましたが、そのサマになっていることと言ったら。これがメタル系のロック・コンサートだと全身に電飾をつけて頭に旗を立てているような楽しい(笑)人や「その若作りは無理でしょ」な中高年男女がタコ焼きを頬張りながら開場を待っていたりしますからね。
私はクラシックは大昔に高名なヴァイオリニスト(なのに名前を忘れました)がストラディバリを弾くというので聴きに行ったくらいで、今回はまさしく棚からボタ餅、笑う門には福来たるの嬉しい機会でした。しかもウィーン・フィル・メンバーの演奏ですからね。いつもニューイヤー・コンサートをテレビで見るだけで、まさか実際に聴けるとは思いもしませんでした。
とは言え、クラシック素人なので「ウィーン・フィルの演奏ってどんなだろう!?」と言う、ファンに怒られそうな動機で「猫に小判」かもしれませんが。
興味のひとつは「ストラディバリと現代のヴァイオリンの音がどう違うのか」でしたが、ストラディバリが古臭くある種、陰鬱な音に感じたのに比べ(それが何とも言えずクラシカルな美だったのですが)、今回聴いた音は硬質で澄みきった音色に思いました。
それから演奏者が楽器を持つ際の姿勢の正しさ、美しさも印象的でした。
演奏はちかちゃんが書いていたように素晴らしいもので、正統の極地とも言うべき超一流の技量が自ずと放つ気品には圧倒されました。また演奏曲がモーツァルトであったので静謐な日本文化とは対極のヨーロッパ文化の優雅さ、華やかさを十二分に堪能出来ました。
しかし悲しいかな、どこで拍手をするのかタイミングが分からず、曲と曲の合間になると秘かに周囲の様子を窺っていたわけです。
かくしてコンサート終了後にはサインも貰って(写真)優雅な一日は暮れていきました。

ジャンルは何であれ音楽とは「信じるに足りる」もので、それを「良い音」で聴くのは人生の幸せと言ってよいでしょう。
音楽とオーディオ・・・梅に鶯、松に鶴ですね。

モーツァルトをアマゾンで調べると、、、

カテゴリー: その他(趣味など), 本日のブログ パーマリンク