HiVi (ハイヴィ) 2010年 09月号「生かす”ためのアクセサリー」

技術が熟成段階に入り機器の買い換えで大幅な性能向上が望めないオーディオの世界では、最近「アクセサリー」が流行しています。信号や電源ケーブル、インシュレーターやボード、あるいは機器に張り付ける小さなチップまで「星の数ほど」のアクセサリーが市場に溢れています。それに比べるとビジュアルの世界では、信号ケーブル以外のアクセサリーは、市場がまだまだ「未発達」のように感じられます。確かにオーディオ機器に比べるとビジュアル製品は技術革新が早く、買い換えは有効な性能向上の手段ですし、新製品の購入はマニアの興味を満たします。しかし、それでもアクセサリーの追加は侮れない改善方法です。
今、逸品館で一番人気があるアクセサリーは「HDMIケーブル」です。HDMIケーブルには、デジタル化された映像と音声が流れています。デジタルだからケーブルで品質が変わらないというのは間違いで、「デジタルだからロスが無く綺麗」と製品では説明する国内電機メーカーでさえ、こそっと「高画質HDMIケーブル」を発売しています。デジタルでも「ロス」は発生します。だから、ケーブルにこだわるのは意味があります。逸品館では、Audioquest社やWireworld社のケーブルをお薦めしていますが、映像のコントラストや奥行き、動きの滑らかさの向上、あるいは音声の細やかさ明瞭度の向上に大きな効果があります。数千円~数万円/mの製品がラインナップされていますが、最も安いケーブルでも確かな改善を実感して頂けます。高級品になれば、機器を買い換えるよりも大きな改善がケーブルの交換で実現します。
見落とされがちなのは「電源関係アクセサリー」です。PIONEERの「KURO」には極太の高性能電源ケーブルが付属していました。各社の高級AVアンプにも極太の電源ケーブルが付属しています。付属させる「接続ケーブル」には、ほとんどお金をかけていないメーカーですら電源ケーブルにはコストを割く。それは良質な電源ケーブルを使うと「画質や音質が確実に向上」するからであり、電源ケーブルを「機器の性能の一部」と彼らが考えている証でもあります。
逸品館がお薦めするのは、逸品館オリジナルの電源ケーブルAIRBOW KDK-OFC/2.0m(3P型、販売価格\4,900税込)とKDK-OFC-M1.85m(メガネ型、販売価格\2,520税込)です。この電源ケーブルは、逸品館のオーダーで国内大規模工場が生産するOEM品です。量産により価格は抑えられていますが、国内メーカーが発売するAV機器のトップモデルに付属しているケーブルよりも高性能に仕上がっていますので、TV/プロジェクター/AVアンプ/レコーダーなどにお使い頂ければ、確実なグレードアップを実感して頂けます。AIRBOWのオリジナル電源タップは、コンセントに機器を直接繋ぐよりも画質や音質を改善します。不思議ですか?でも事実です。
逸品館は「選び抜いたアクセサリー」を中心に品揃えを行い、さらにオリジナル商品など他のお店では手に入らないお薦め商品を多数ご用意して、皆様の「機器を“生かす”アクセサリー選び」を全力でサポートさせて頂きます。
詳しくは“逸品館”や“AIRBOW”を検索してホームページをご覧下さいませ。

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