前回のブログ人工大理石は、レコードプレーヤーにも効果大!で、比較的安価な人工大理石ボードでもレコードの振動対策に非常に効果的ということをご紹介しました。
今回は、同じ環境で人工大理石・ウエルフロートボードを持ち込み、振動対策の効果を比較しました。
レコードの音を良くするには振動対策がかなり有効です。
重いターンテーブルにしたり、逆に軽くして浮かしたり、レコードの上に載せるスタビライザーなんていうアクセサリーもあってなかなかいい値段で売っています。
スタビライザーもなかなか馬鹿にできないほど音が変化します・・・
これはその内、機会を見つけてご紹介します。
JELCO STB-310
私のおすすめ、真鍮削り出しで、声に深みが出て一音一音の定位が向上します。
交響曲などを聴く場合は、トーレンスのその名も「STABILIZER」がおすすめです。
広い音場感はお部屋が大きくなったように感じるほどです。
- ベルドリームアクセサリーは、こちら
- レコードアクセサリーのページは、こちら
しかし振動を対策するのは、足元がとても重要です。
足元がふらついていては元も子もありません。
(ようやく話を、今回の本題に戻します)
で、ここから逸品館がお送りする究極の振動対策商品WFBボード(ウエルフロートボード)をご紹介します。
AIRBOW WFBシリーズ(ウエルフロートボード)
今回も前回に引き続き、ちょっと古いレコードプレーヤ VICTOR QL-Y66F(古谷私物)で実験しました。
何も敷いていない状態
置き台自体の材質は硬いのですが、キャスターも付いておりなかなか振動対策もままならない状態です。
人工大理石(JDB444912)を敷いてみた
アタックが強くなり、全体的に活き活きとする効果が得られます。
WFBボードを敷いてみた
SONNY ROLLINSが、長渕剛が・・・
音が急に立体的になり伸びやかに歌いだしました。
おー、これは凄い。しばし音を聴いてしまった。
何故か左手には次のレコードを持っている。いや撮影が先だ。
カメラに持ち替え、撮影もすばやく済ませ、ジャズ・クラシックからレベッカ・TM NETWORKまで色々聴いてしまった。
ただ、レベッカなどは空間が関係ないから敷いていないときの音の感じも悪くない。
WFBボードを外してみる
音の高さが下がるがアタックは強く聞こえ気持ちよい。
しばし、視聴・・・
しばし、視聴・・・・・・
しばし・・・あれ、聞こえない(聞こえにくい)音がある
そうか、この音(WFBボードを入れていない音)は、音がなくなってメリハリが付いている状態なんだ。
もう一回WFBボードに戻してみる
何だか演奏のスピードも変わった気がする。
今まで聞こえなかった(意識していなかった)音が聞こえる。
カートリッジもきちんとしないといけないな、これだけの音が出るんであれば、(実家からもってきたままに使っている状態は良くない、ゴールドリングが必要だ)
WFBボードは、音の分離感が確実に向上し、音が伸びやかになる印象です。
試しに人工大理石の下にWFBボードを敷いてみる
力強さが増す印象。
ポップス聴くには丁度良い感じ。レコードによって使い分けてもいいかもしれない。
WFBボードは、演奏中も微動たりともしない場所に設置している極一握りの方以外は、確実に導入をおすすめします。
ボードの入れ替えは、慎重に行ってください。大切なレコードを傷つけたり、針やレコード本体を損傷してしまうことがございます(私は、レコードをちょっとこすって叫びました)。