逸品館メルマガ228「年間シリーズランキング2位を奪取」

今年の年末は大忙しです。年末にかけて発売が予定されているもしくは発売された製品が、次々と持ち込まれそれらのテストを行わねばならないからです。新製品の情報をまとめることは忙しくとも楽しい時間なのですが、一度に集中すると処理が追いつきません。年末に向けてテストレポートのアップロードはできる限り早く行う予定ですが、HP作成より短時間で製作できて豊富な情報をお届けできる「Ustreamの発信」を増やす予定です。
逸品館の代表である私、清原裕介が行っている「Ustream」の情報発信も、徐々にクォリティーを上げています。画質は大きく変わっていませんが、ソフトウェアーのバージョ
ンアップにより、音声配信の品質がAAC 128bpsから320bpsに大幅にアップし、サンプリング周波数も従来の44.1kHzから48kHzにアップグレードしました。マイクはコンサートでも実際に使われる事の多い、ノイマン SM69を使っていますので、通常のUstream放送とは比べものにならない、良い音で「音の違い」をお届けできると思います。

毎年恒例のダイレクトメールですが、今年は「12ヶ月以内に逸品館で商品をご購入頂いたお客様」にご郵送させて頂きます。すでに印刷を開始しておりますので来週末にはお手元に届く予定ですが、このメルマガをご覧の皆様はそれよりも早くダイレクトメール電子版(PDFファイル)を下のページよりダウンロードしてご覧いただけます。

話を趣味に変えます。40才を過ぎてはまっているカートレースは、去る11月27日が最終戦でした。今年は準備不足も重なって中途半端なレースが多く、やや不満が残るシーズンでした。3位と目標には達していないシリーズランキングを逆転するには最終戦で私が表彰台に上がり、ランキング2位の選手が5位以下というかなり厳しい条件です。今年のレースの流れからそれは無理だろうと、ほとんど諦めてレースに臨みました。

ここで少しレーシング・カートレースの仕組みについて説明します。スポーツカー・レースのほとんどは、タイムアタックでグリッドを決め決勝レースのみでで順位を争います。カートのレースはタイムアタックでグリッドを決めるところまでは同じですが、決勝戦までに予選レース(ヒートレース)を1回ないし2回行って、そのレースの結果で決勝戦の順位を決めるところが違います。つまり、一回に複数のレースで争うのです。

私が出場しているカートレースでは、タイムアタックの次にヒートレースがあり、そして決勝レースへと駒が進みます。タイムアタックではランキング2位のライバルが2番手と好調なのに比べ、私は5番手と出遅れました。5番グリッドからスタートしたヒートレースでは、好スタートを切ったもののそれが逆に災いして、出遅れて団子になった1-4位集団に並びかけたまでは良かったのですが、横に膨らんでしまい行き場を失った私はコース外にはじき出されてしまいました。そしてスタートからたった30mも走らない間に、チェーンが外れカートは止まりました。ヒートレースはリタイア。決勝戦は最後尾スタートです。

これが今年最後のレースだったら悔やんでも悔やみきれなかったと思います。しかし、諦めずに素早く考えを切り替え決勝レースに向けて車と体力を温存するとともに、他の選手の走りを観察しました。幸い全員のペースが思ったよりも速くなかったので、逆転を胸に抱き決勝レースに向けモチベーションを保つことができました。

お昼休みの後迎えた本年最終決勝レースのスタートは、セオリー通りライン取りをインコースにして痛い目にあった私は、チャンスにかけてアウトコースのラインを取りました。ヒートレースと同じようにスタートで先頭集団が出遅れ、アウトコースのライン取りが見事に成功した私は、スタートから1/4周で5位へのジャンプアップに成功したのです。その後、順調にレースを進め最終的には2位でレースを終えました。

ライバルは決勝レースを2番手からスタートしたのですが、セオリー通りのインコースを選んだためスタートのいざこざに巻き込まれ最後部近くまで順位を落としました。その後追い上げたのですが、途中他車と接触しリタイアに終わりました。その結果、諦めていたシリーズランキング2位の座が私に転がり込んできたので、嬉しくないはずがありません。最高の結果です。結局一年を通じて戦ってきたライバル(おっちゃん友達です)は、気合い十分だったにも関わらず、ヒートレース最高・決勝レース最悪と私とは真逆の結果(ヒートレース最高、決勝レース最悪)となり、とても不運だったと思います。もちろん!彼にもリベンジのチャンスは、来年いっぱいありますから大丈夫です!

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