ブログ逸品館をご愛読の皆様、いつもありがとうございます。
釣り部ブログでございます。
名前 | 魚 | 合計ポイント |
---|---|---|
逸品館代表取締役漁師 清原 | 鯛×3匹 ハマチ×1匹 メジロ×1匹 |
8ポイント |
ヘラブナ界の超新星、中Gさん | 鯛×1匹 | 1ポイント |
逸品館釣り部のホープ、ヨネさん | 鯛×2匹 | 2ポイント |
ゴルフレッスンプロT谷さん | 鯛×1匹 メジロ×2匹 |
7ポイント |
代表&T谷さんチーム56ポイント
中G&ヨネチーム2ポイント
と、かなりの大差で代表&T谷さんチームはリードしております。
しかし、先の戦いでは、一撃必殺のヒラマサを見事に釣り上げ、代表チームを追い込んだヨネ。
シマアジ・青物の高ポイント魚に狙い絞り、大逆転に挑む中G。
勝負の行方はまだまだ分かりません。
青物タイムが終わり、場は静寂に包まれました。
私の少ない経験上での、海上釣堀における全体の流れについてのポイントを説明させて頂きます。
まず、朝一は鯛の釣り合いとなります。以前にも書いた事がありますが、鯛を多く釣ることは貯金となり中盤・終盤の作戦の幅が広がります。
そして、次のポイントは青物放流タイムです。
ここで、釣り経験の浅い者が出遅れることは致命的です。今回、私は出遅れたためチャンスを逃したとも言えます。
しかし、同じタイミングで糸を垂らした代表は青物を爆釣しました。
その違いは、経験です。数々の修羅場を乗り越えてきた代表の戦闘力は53万です(フリーザと同じ)。
どのタイミングで参加しても、圧倒的優位な状況でのスタートになるのです。多くのシチュエーションを経験している代表にとっては、多少のハンデはハンデにはならないのです。どこから、スタートしても“青物が生簀の中に入ってる状態”なら釣り上げるのです!!
経験の浅い私は数分の出遅れがすでにイレギュラーとなり、全くシナリオを描けないまま青物放流タイムを逃してしまうことになりました。
しかし逆にこの経験は、私の財産となるはずです。
そして、中盤から終盤にかけては朝一に残った鯛をいかに上手く釣っていくか?がポイントになります。
このポイントを確実に抑え、なおかつ別のシナリオも用意することができると、代表の様に“お好みの魚をお好みの数だけ”お持ち帰り出来るようになるのです。(過去ブログ参照)
中盤に入り、幸い私は鯛に関して自分なりのスタイルを確立しつつあったので大活躍することができました。
しかし、その快進撃をあざ笑うかのような釣法を繰り出したのが、この男“ゴルファーT谷”でした!!
まず私は、中盤まで足元から4m圏内の鯛を狙い、その作戦は見事にハマりました。
なぜ4m圏内を狙ったかというと、朝一にミックなどの“ダンゴ系不発弾”を数多く投下(撒き餌ではありません、当たりがなく切ったダンゴです。)しており、私の足元には恐らく鯛が集まっているだろうと読んだからです。
私は、次々に鯛を釣り上げていました。
しかし、ここでT谷さんが奥義を繰り出しました。
生簀の反対側は海になっています。なので、そちら側に向けて竿を置いていると、
「極々稀に大物がかかることがあるよ。今の時期は無理だけど・・・。」
と代表がT谷さんに囁きました。
そこからです。彼が外洋に向かって糸を垂らし出したのは!!
なんという執念でしょう、釣り歴45年の代表に”今の時期は無理!!”と言われても彼は生簀に背中を向けて必死の形相で太平洋に挑みかかります!!
しかし、そのときです外洋に気を取られていた、T谷さんの生簀の竿が大きくしなりました!!
「何を遊んでるんですか!?T谷さん!!おもいっきり引いてますよ!!」と代表がT谷さんを呼びます。
「え!?」とT谷さんは振り返り、今にも引きづり込まれそうな竿を掴み糸を巻き上げます。
これぞ、T谷流究極奥義”背面釣法(代表の音声アラーム付き)”!!!恐ろしい技です。
後ろを向いて、遊んでいるだけで鯛が釣れます。
代表の”サイトフィッシング”
中Gさんの”ニセ青物コール”
私の”ノー青物コール”
そして、T谷さんの”背面釣法(代表の音声アラーム付き)”
また凄まじい釣法があったものです。
T谷さんはこの釣法がよほど気に入った様子で再び生簀に背を向けて外洋に挑みます。
そして、またもや、この背面釣法で鯛を釣り上げたのです。
「もはやとなりで、真面目に釣りをしているのが悲しくなる。」
そんな、印象さえも与えかねないこの奥義!
私は面白くなり、デジカメをT谷さんに向けて激写しようとしました。
しかし、その時です!T谷さんの方を向いた事により、生簀を背にした私の竿に当たりが!!
来たぜ!!背面釣法炸裂!!
狙い通りでした。←ウソ。
釣りを根底からひっくり返すようなこの奥義は凄まじい破壊力です。
ただ、代表は正統派・王道をゆく漁師の為、この奥義を使う我々に対して否定的でした。
それは、そうでしょう魚釣りの醍醐味とも言える”合せ”や”誘い”を全く用いないのですから・・・
代表は逸品館代表取締役正統派漁師として、竿を変えるべく竿を置き別の竿の仕掛けを直していました。
その時!!あろうことか生簀に一瞬背中を向けたのです!!
そして、当たりが・・・!!!!
流行り廃りの激しい世の中、新しいものは当たるか、外れるか!勝つか負けるかの二極化が進んだ!!
そしてそんな中、釣り界で今最も時代の先をゆく釣法として定番化した、すなわち勝者のスタイル!!
あなたも“背面釣法”始めませんか?!
なんてことを、言えるくらい、本日は背面釣法が大活躍しました。
そして、最後に今日を締めくくるように一番の青物が海から陸に上げられました!
前編の次回予告の写真の人影は!そうです、ついに”へら界の超新星”が爆発したのです。
その時の写真です。
“ニセ青物コールのオオカミ中G”の汚名返上です。
死闘は数分に及びましたが、さすがに”ヘラ界の超新星”じっくりじっくり釣り上げました!おめでとうございます!
さあ、それでは結果発表です。
名前 | 魚 | 合計ポイント |
---|---|---|
逸品館代表取締役漁師 清原 | 鯛×9匹 ハマチ×1匹 メジロ×1匹 シマアジ×1匹 |
16ポイント |
ヘラブナ界の超新星、中Gさん | 鯛×5匹 メジロ×1匹 |
8ポイント |
逸品館釣り部のホープ、ヨネさん | 鯛×9匹 | 9ポイント |
ゴルフレッスンプロT谷さん | 鯛×5匹 メジロ×2匹 |
11ポイント |
代表&T谷さんチーム176ポイント
中G&ヨネチーム72ポイント
Wスコア以上の大差で代表&T谷さんチームの勝利です!!
そして、おどろくべきことに代表の何を釣るか?前日予告ですが、『青物2匹、シマアジ2匹、鯛8匹の12匹』という予告に対し、『青物2匹、シマアジ1匹、鯛9匹の12匹』という釣果!!はっきり言って、ホントはホントに漁師じゃないですか?
今回の戦いは、私的には大変面白く、終始、笑顔での楽しい時間となりました。
代表も、「逸品館釣り部員もだいぶ腕を上げたなー。」と嬉しそうでした。「まー、師匠がいいからなっ!」と、3回くらい言っていました。しかし、確かに今回は海上釣堀が放流した魚の数より多く我々は釣り上げています。
生簀を囲ったの面子に恵まれたと言う点もございますが、明らかに「逸品館釣り部」は「最強漁師軍団」へと変貌を遂げつつあるのでしょう。。。
これで次回坊主だったら面白いですけどね!
fin