皆様こんにちわ。テンです。
猛暑続きの毎日ですが、皆様いかがお過ごしですか?
私は夏が大の苦手なくせに何を血迷ったか、
先週、祇園祭の山鉾巡行を見に行って来ました。
当日は少し薄曇りで暑さに弱い私でもなんとか凌げるほどでしたが、
やはり凄い人出でしたね。
動く美術館とも言われる華麗な山鉾が
四条烏丸のスターティング・グリッドに待機しています。
間近でみるとまさに日本文化の極みと言う感じです。
「エンヤラヤー」の掛け声とともに
不動のポールポジション、薙刀鉾に乗るお稚児さんが
注連縄を切り、いよいよ山鉾巡行が始まりました。
私と友人は狭い四条通り、河原町通りをパスして地下鉄で烏丸御池へ。
御池通りには有料観覧席がずら~っと設けられていますが、
沿道の由緒ありげな酒屋さんでは座敷をにわか観覧席にしていました。
本番ではここに芸妓さんや舞妓さん連れのお客さんが優雅に観覧していましたね。
午前11時頃、いよいよ先頭の薙刀鉾が御池通りにやって来ました。
コンコンチキンチン♪♪ コンチキチン♪
お稚児さんも乗ってますよー。
さぞや、ええしの坊ぼんなんでしょうね。
この薙刀鉾は邪気を払う薙刀をかざして進むそうで、
八坂神社と御所には刃先を向けないんだそうです。
さて、御池通りはストレート・コースなので
当然、山鉾は粛々と進むだけです。
やっぱり「辻回し」を見んことにはどうもならんぜよ。
と言うことで私達は河原町御池の交差点に移動。
ちょうど京都市役所の前あたりですね。
「ヨーイトセー」の掛け声とともに
10t はあろうかと言う鉾がごろっと向きを変えると
観客からは大きな拍手がわき起こります。
時々、失敗したかして「ヨートセー」のあと
ピクっとも動かない事もありました(笑)
以前、祇園祭を見に行ったのはもうだいぶ前ですが、
その時より引き人が少なくなったような気が・・・。
外国人の引き人もちらほら混じっていましたね。
という事で真夏の都大路に繰り広げられた
日本の神事を堪能してまいりました。