ビクター最新D-ILAプロジェクターの先行試聴会参加レポート

皆さんこんにちは!

逸品館の見習い主夫「藤井」でございます。

さて今回は、ビクター(JVCケンウッド)の最新D-ILAプロジェクターの先行視聴会に
参加してまいりました。そこで体験した驚愕の映像体験を、簡潔に皆様にお伝え
しようと思います。

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10月25日にすでに発表されておりますD-ILAプロジェクターの最新モデルですが、

エントリーモデル DLA-X500R (完売いたしました)→新モデルDLA-X550Rはこちら
高画質モデル   DLA-X700R 定価 84万円

で、12月上旬発売予定となっております。

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エントリーモデル DLA-X500R と、

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高画質モデル DLA-X700R の主な違い

・ コントラスト比 DLA-X500R 60,000:1   DLA-X700R 120,000:1
・ DLA-X700Rのみの機能
THX 3D ディスプレイ規格(※取得予定)、電動スライドレンズカバー搭載など

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前モデル(DLA-X75R/X55R)でも、D-ILAが持つ高い解像度、映像表現の美しさ
を十分実感できていましたが、今回の比較視聴では、さらなる進化を遂げた新モデル
の映し出す美しい映像に、「まだ進化するのか!」と正直驚きました。その「進化」
の度合いをすべて書くと長くなりますので、私が感じた進化の大きなポイントを
2つに絞り、ご紹介いたします。

1)映像の要!第六世代「D-ILA素子」
ビクターの技術の結晶である「D-ILA素子」が第六世代へと進化し、画素間のギャップ
がより狭く(0.5µm→0.3µm)なったことで、より緻密でかつコントラストの高い映像
へと進化。前モデルとの比較視聴でも、5mほど離れたスクリーンに映し出される
映像が目の前にあるが如く緻密で精細になったと錯覚するほどで、山肌や草原、
観衆など、解像度の高さがモノを言う映像において、そのポテンシャルを体感しました。
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2)「黒の質感」への徹底的なこだわり
映像機器メーカーの永遠の課題とも言える「漆黒の黒」とその表現に関して、
ビクターは、新たな技術で最新の表現を見せてくれました。
・インテリジェント・レンズ・アパーチャー
→ 入力映像を解析し、レンズ絞りを変更し、黒レベルを最適に制御
・クリアブラック
→ 明暗差の大きい箇所に起こる「白(色)滲み」を鮮明に処理する
この2つの新機能により、より黒の際立つ映像表現を獲得。比較視聴では、
前モデルでは見えなかった映像中の暗闇の中に、くっきりと見えてくる背景
など、「これまで見ていた黒とは一体!!」と目を疑うような体験が出来ました。
また「クリアブラック」は、黒だけへの効果ではなく、明暗差の高い映像箇所に
作用する機能ですので、映像全体の表現力UPに寄与しています。
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インテリジェント・レンズ・アパーチャー解説

上記の大きな進化のポイント以外にも、高精細4K映像表現を実現する
「e-shift 3テクノロジー」、オートモードが搭載され意識せず最適な映像表現
が楽しめるようになった「新“Multiple Pixel Control”」、さらに進化した残像
低減処理技術「クリア・モーション・ドライブ3」など、はっきりと分かる進化した
機能が満載です。

今回の先行視聴会では、開発の最終段階の機材だったこと、会場の時間の
都合などもあり、残念ながら3D映像や、新モデル同士での映像比較などを見ることが
出来なかったのですが、4K映像はもちろん、ハイビジョン録画映像やリマスター版BD
など様々な映像ソースにおいて、最新の表現力を余すことなく感じることが出来ました。

視聴会の最後には、製品開発責任者より「年末12月上旬の発売に向け、より
ブラッシュアップさせます」というコメントもあり、さらなる高画質を得て発売される
ことが期待ができます。また、某S社1000番台の画質を徹底研究しながら
それを上回る画質を目指し開発を進め、高画質化に取り組んだ」という話も
出たのですが、今回視聴した感想として「その言葉に偽りなし」と言える
出来栄えだったと実感、逸品館としてビクターのD-ILAプロジェクター
を自信を持っておすすめできることを再確認できました。

期待の新モデルの販売開始、予約などにつきましては、
準備ができ次第ご案内いたします。もうしばらくお待ち下さい。

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