OPTOMA HD90 ・ JVC DLA-X700R
逸品館おすすめプロジェクター 徹底 比較
逸品館がお薦めしてきた高画質DLP方式プロジェクターoptoma(オプトマ)より
待望のLEDランプを搭載しランプ交換頻度を大幅に減らしたモデルが発売と
なりました。当店のリファレンスモデルJVC-DLA-X700Rと比較してレポートします。
外観の比較と概要
OPTOMA |
JVC (VICTOR) |
HD90 |
DLA-X700R |
W345×H161.5×D443/mm(突起部除く) |
W400×H100×D335/mm(突起部除く) |
撮像素子:DLP® |
撮像素子:0.7型 D-ILA |
画素数:1920×1080 |
画素数:1920×1080 |
明るさ:1200lm |
明るさ:1300lm |
ズーム比:1.25倍/手動 |
ズーム比:2倍/電動 |
レンズシフト:あり |
レンズシフト:あり |
レンズシャッター:なし(キャップ) |
レンズシャッター:電動 |
ワイド100型の投影距離:2.7〜3.36m |
ワイド100型の投影距離:3.01〜6.13m |
3Dエミッター:外付 別売 ※2015年発売予定 |
3Dエミッター:外付(PK-EM2 別売) |
3Dメガネ:別売※2015年発売予定 | 3Dメガネ:別売(PK-AG3 別売) |
HDMI入力×2 | HDMI入力×2 |
コンポーネント入力×1 | |
コンポジット端子入力×1 / PC入力×1 | |
消費電力:164W | 消費電力:360W |
ファンノイズ:23dB・(エコ+静音モード時) | ファンノイズ:21dB・(エコ+低モード時) |
ランプ寿命:エコモード時で約20,000時間 | ランプ寿命:低モード時で約4,000時間 |
交換ランプ:PK-L2312U 定価24,000円 | |
本体重量:約6.5kg | 本体重量:約15.0kg |
本体の比較 (左JVC DLA-X700R /右OPTOMA HD90)
コンパクトで軽量なボディです。
重量もわずか6.5kgで天吊り時の補強も最小限で済みます。
OPTOMA HD90(端子面)
電源は3Pインレットタイプで、高品質電源ケーブルを幅広くお使い頂けます。
OPTOMA HD90は最近のプロジェクターには珍しく コンポーネントや
コンポジット端子が備わっています。
プロジェクターの側に座ると、わずかにシステム内部の排気音等が
やや耳につきます。暗室では、LEDの輝度を落とせばほぼ気にならない
レベルだと思います。
DLP方式に使われる映像素子(DMD素子)は高温に強く更にLED光源の為、
液晶デバイスを使うその他のプロジェクターのように映像素子に
空気を当てる必要がありません。そのためDLP方式プロジェクターは
光学系に埃が入らず、ホコリよけのフィルターが不要でメンテナンスも
楽になっています。
プロジェクターを冷やすため、冷却のファンは搭載されており、
上右写真のように、レンズ側から見て、右側に排気の風がでます。
OPTOMA HD90のレンズを横から見ると青・赤・緑のLED光が見えます。
LED光源は、毎回起動時に各LEDの出力を調整しホワイトバランスを
整えて映像を出します。 ちなみにレンズは日本製です。
起動時は、色味が数回変化してから安定して画像が出力されます。
これは、キャリブレーションを自動で行う高度な機能で常に安定した
画像を実現しています。1日に5時間見ても10年弱は持つ計算と
なりますので、プロジェクターの使用頻度から考えますと
ほぼ光源の交換は気にしないでも大丈夫です。
もし、交換の場合はメーカーにて点検交換となります。
画質比較
OPTOMA HD90とJVC DLA-X700Rの投影画像をデジカメで
同条件で撮影して比較しました。
BDプレーヤは、AIRBOW UD7007/Specialを使用し、
出力は1080p HDMI接続を使用しています。
OPTOMA HD90 (工場出荷状態・シアターモード) |
JVC DLA-X700R (工場出荷状態・シアターモード・補正OFF) |
OPTOMA HD90は、やや全体的に蛍光灯的な青みがある感じで、
JVC DLA-X700Rは、発色も落ち着いてしっとりとした雰囲気で
さすがに上位機種を感じさせます。
どちらもデフォルトでそのままご使用いただいても
そのままお使いいただけるレベルの色のバランスです。
OPTOMA HD90 (画質調整後) |
JVC DLA-X700R (画質調整後) |
軽く画質調整を行いました、プロジェクターの調整は、
コントラストと明るさのバランスを適正にすることが何よりも重要です。
その次にカラーコントラストを調整し最後に色彩を調整します。
数年前からで色彩が工場出荷状態から大きく動かさなくても見た目で
ほぼ違和感のない適正な色彩が得られています。
両機種ともにわずかに調整しただけですが、色が落ち着いて色彩が
まとまりました。OPTOMA HD90(メニューは日本語化されております)は
LEDの出力が落とせるのでまずはLEDの出力をご使用の環境に合わせて
絞ってから、コントラスト等の調整がおすすめです。
今回は短時間でしたので、LEDの出力100%で調整撮影しています。
OPTOMA< HD90 (画質比較 ※画質調整後) |
JVC DLA-X700R (画質比較 ※画質調整後) |
右のJVC DLA-X700Rは、細部までそつのない画像で安定感があります。
OPTOMA HD90は、他のLED光源のプロジェクターやランプ型の
プロジェクターと比較しても色の再現性や細部の表現が秀逸で、
ランプ光源のプロジェクターとは別のモデルと考えて最初見ていましたが
見ているうちにそんなことは感じずに画像に見入ってしまいました。
とても完成度の高いモデルです。
OPTOMA HD90 (画質比較 ※画質調整後) |
JVC DLA-X700R (画質比較 ※画質調整後) |
今回、OPTOMA HD90を試聴するときに一番驚いた映像ですが、
細かい模写はリファレンスモデルのJVC DLA-X700Rと比較しても
遜色なくむしろよりイキイキとした画像に感じられました。
OPTOMA HD90 (画質比較 ※画質調整後) |
JVC DLA-X700R (画質比較 ※画質調整後) |
実写でも、LED光源のプロジェクターにありがちな
ややテレビ的な感じではなく、透明度の高い再現性で
新しい時代を感じさせるプロジェクターです。
OPTOMA HD90 公式動画
まとめ |
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今回、非常に短時間の試聴でしたが OPTOMA HD90は新世代のプロジェクターとして 新世代のLED光源のフルスペックDLPプロジェクター OPTOMA HD90は、大注目の機種です。 OPTOMA HD90 (プロジェクターのご注文はこちら) ※今なら即納できます!!
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リポート掲載日:2014年12月 古谷 |