逸品館ブログをご覧の皆様、こんにちは。
約3週間ぶりの登場となります、逸品館木村でございます。
今回は豊富な逸品館中古商品より、真空管アンプを
ご紹介させていただきます。
まず、1番目の商品はこちら。
堂々たる風格の真空管プリメインアンプ
HIGH-CLASSAUDIO社 Blankenese。
販売価格 ¥850,000
211の軍用モデルであるVT-4C(米国GE製)を
プッシュプルステレオで用い、A級定格出力50Wを誇る
大型プリメインアンプです。
このBlankeneseに採用されている出力管211は
トリエーテッドタングステンフェラメントを採用しており
点火させると電球のように煌々と輝くのが特徴の1つです。
またドライブ管にはテレビの垂直発振出力管として
昔からの真空管アンプファンにはおなじみの12BH7Aを
採用しており、かなり強力に211をドライブしている模様です。
詳しい回路構成までは調べられていないのですが、恐らくは
12BH7Aのカソードフロア接続で211をドライブしているものと
思われ、ピーク時には211のグリッド電流が流れるA2級領域まで
強力にドライブするものと思われます。
私も実際に音を聞いてみましたが、211らしく少しレンジは
せまいのですが、ふっくらと女性ぽくもあり、のひのびとした音が
特徴的でした。音の飛びはかなりの物で、大型のスピーカーでも
楽々ドライブしてしまう実力の持ち主だと思われます。
そして2番目にご紹介しますのが、
AUDIO-SPACE REFERENCE-THREE(805)です。
販売価格がモノラルペアで¥380,000-になります。
先ほどのBlankeneseはプリメインアンプでしたが、
こちらはモノラルのパワーアンプです。
Blankeneseと同じくこちらも送信管を採用しているのが
特徴で、贅沢な事に本来なら出力管として使われる300Bを
ドライブ管として採用し、先ほどの211と同じ
トリエーテッドタングステンフェラメントを採用した
出力管805を強力にドライブしております。
回路はシングルアンプになり、モノラル構成となっていますので
1台ずつ、スピーカーの近くに設置するといった事が可能です。
そして、最後のご紹介するのが
VTL ST-150
販売価格¥255,000-になります。
先ほどまでの2モデルはいずれも出力管に
直熱3極管を採用したモデルでしたが、こちらは
傍熱5極管6550をパラレルプッシュプルで駆動し150Wもの
出力を弾き出すパワーアンプになります。
真空管アンプは使ってみたいけど、出力が小さいので心配だ。
とお思いのお客様に是非お試しいただきたい真空管アンプと
なっております。
また、背面パネルには5極管接続と3極管接続を切り替える
スイッチがついており、出力が欲しい時は5極管に
出力はそれほど必要で無い場合で3極管らしく透明感が
欲しい場合には3極管接続に好みに応じて切り替える事が
可能となっております。
いずれの商品も1点限りの中古商品となりますので、
気になる商品がございましたら、どうぞお気軽に
逸品館1号館までお電話下さいませ。
TEL 06-6644-9101
それでは、また逸品館ブログでお目にかかりましょう。
逸品館 木村でした。