逸品館ブログを皆様、こんにちは。逸品館木村でございます。
5月になりようやく暖かくなってまいりましたが、
皆様は如何お過ごしでしょうか。
今回はメーカーさんのご厚意によりTEAC UD-503のブラック(※完売いたしました)を
お借りする事が出来ましたので、AIRBOW HD-DAC1/Specialと
比較試聴をしてみました。
左がTEAC UD-503で右がAIRBOW HD-DAC1/Specialとなります。
まずは簡単に外観から紹介させていただきます。
以前にも同じコメントを書いたかもしれませんが、
オープンテレコを作っていたTEACらしくなかなかカッコいいデザインです。
フロントパネルにはインプットセレクタとボリュームつまみの他に
ミニジャックタイプの光・同軸兼用入力コネクタが装備されています。
リアパネルです。
アンバランス及びバランスタイプの(出力は切替式)出力コネクタの他
アンバランスタイプの入力、デジタルは192Khz、24Bitまで
対応できる同軸及び光タイプの入力が装備され、DSD11.2Mhz、
PCM 384Khz、32Bitまで対応可能なUSB-Bタイプの
入力端子(USB2.0)が装備されています。
またUSB入力時だけ利用可能な外部クロック入力
(入力周波数は10Mhz専用)も装備されています。
試聴は送り出しに超高音質PCとしてご好評いただいております
MSP-i5/MsHD Vegasを利用しインストールされている
高音質再生プレーヤーソフト「HQPLYER」を利用して
CDからリッピングした44.1Khz、16Bitのデータを送り
UD-503及びHD-DAC1/Specialのアナログ出力を
店頭に常時展示している PM-14S1/Master に送り(完売しました)
こちらも常時店頭に展示しているAudio Pro FS-20を
鳴らす構成で聞いてみました。
一聴して感じたのはUD-503は響き成分が少なく
ふんわり音楽に包み込まれるような感じがするHD-DAC1/Specialに対し
UD-503は音がはっきりすっきりストレートに出る傾向なので
あまり音楽を楽しめる雰囲気でなかったのが残念でした。
試しにUD-503にAIRBOW GPS-10MHより
10Mhzのクロックを入力すると、単体で使用したのと
比較して生々しさが出ましたが、艶やかさや
音の厚み等はHD-DAC1/Specialには及ばない
印象でした。UD-503は雰囲気で聞かすタイプではなく
出来るだけファイルに入っている情報を
克明に再現するタイプの音質のようですので
再生には出来るだけ録音状態が良い音源を
用いていただいたほうが良い結果が残せそうです。
どうしてもDSD11.2Mhzや384Khz、32Bitで配信
されているファイルを再生したいなら別ですが
録音状態の悪い音楽ファイルの再生や
音楽に包み込まれて過ごしたいのであれば
HD-DAC1/Specialをおすすめいたします。
AIRBOW HD-DAC1/Specialの購入はこちらよりどうぞ
AIRBOW MSP-i5/MsHD Vegasの購入はこちらよりどうぞ
AIRBOW PM14S1/Masterの購入はこちらよりどうぞ
Audio Pro FS-20の購入はこちらよりどうぞ
それでは、連休が続きますが充実した音楽ライフを
お過ごし下さいませ。
また逸品館ブログでお目にかかりましょう。
逸品館 木村でした。