逸品館ブログをご覧のみなさまこんにちは。
逸品館、木村でございます。
ぼちぼちと雨が鬱陶しい季節となってまいりましたが
みなさま、お元気でお過ごしでしょうか。
逸品館ブログをご覧の皆様は「嶽本 野ばら」さんは
ご存知でしょうか。2004年に劇場公開された「下妻物語」が
代表作の作家さんなのですが、2012年頃より「ななのば noise」
名義で北出菜奈さんと嶽本 野ばらさんとのユニットとして
ノイズ音源をいくつか発表されているのですが、
今回は普段と趣向を変えて、この音源を逸品館1号館の
試聴室で聞いてみましたので、レポートしてみたいと思います。
試聴に使用した機材ですが、プレーヤー及びアンプが
AIRBOW SA-11S3/Ultimate 販売価格¥595,000-
AIRBOW PM-11S3/Ultimate 販売価格¥565,000-
逸品館1号館試聴室常設のUltimateセットとなります。
そしてスピーカーは
Vienna-Acoustics Beethoven Baby Grand Symphony Edition
販売価格はお問い合わせ下さいませ。
AIRBOW CLT-5 販売価格¥180,000-ペア
こちらも逸品館1号館試聴室常設になります。
この組み合わせで試聴した深い理由はありませんが
あえて言うならどんなジャンルの音楽もよくならしてくれる
傾向がありますので「ノイズミュージック」もきっと
良くならしてくれるだろうと期待をもって選択したという
ところになるでしょうか。
音源は以下のものを使用しました。
「少女の性」と「僕達の時代」です。
(酷いジャケットですが、私がイベントで直接入手した時から
こんな状態でしたので、これも作品のウチなんだと思います)。
双方の作品共に「嶽本 野ばら」さんはノイズギターを
担当されています。
作品の感じは「僕達の時代」がディストーション・ギターと
サンプリングスクラッチによる音響作品で「少女の性」が
CBSソニーのライナーノーツで有名な「和田則彦」さんの言葉を
お借りするとすれば「ああ、あの芸術祭や放送記念日になると
ラジオが故障したのかと心配させられるヒーピー
ガリガリという雑音の事か・・・」という感じの音楽で
この「少女の性は」最初無音から始まって10秒くらいすると
ギターアンプにボリュームを上げたままギターをつないだような
「バツバツ」というノイズが入っているのでスピーカを
壊さないようボリュームには要注意です。
とはいえ「非常階段」や「メルツバウ」などに比べれば
かなり聴きやすくノイズ初心者にもおすすめでしょうか。
スピーカーを壊さないようにに注意しながらどんどんと
ボリュームを上げていって驚いたのは、通常この手の
音楽はある程度音量を上げるとうるさくて聞いてられないの
ですが、全くそういう事はなくいくらでも(限界はありますが)
ボリュームを上げて聞いていられるのと、直ぐにスピーカや
アンプの存在が消え、作品世界に没頭出来る事でしょうか。
音楽作品というよりは音響作品に近いですが、その作品の
なかに入ってしまうような印象でした。
今回試聴に使用した
AIRBOW SA-11S3/Ultimate 販売価格¥595,000-
AIRBOW PM-11S3/Ultimate 販売価格¥565,000-
Vienna-Acoustics Beethoven Baby Grand Symphony Edition
AIRBOW CLT-5 販売価格¥180,000-ペア
全て1号館試聴室にて常設状態で試聴可能ですので
気になる方は是非試聴していただければと思います。
それではまた逸品館ブログでお目にかかりましょう。
逸品館木村でした。