投稿者「テンちゃん」のアーカイブ

テンちゃんが、重厚+泣き=孤高のギタリスト、ゲイリー・ムーアのライブに参戦!-女子部ニュース(107)

ちょっと前の話で恐縮ですが・・。 今回は本当のライブ・リポート(笑) 89年 ”After The War”... 続きを読む

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ディオ&北島三郎 二人のビッグショウ featuaring リッチー・ブラックモア♪♪テンちゃんのあったらいいな~-女子部ニュース(102)

あったらいいな~。 架空ライブ・リポート 「ディオ&北島三郎 二人のビッグショウ featuaringリッチー・ブラックモア」 5月某日 梅田コ○劇場 7:00開演 「まさか再びディオとリッチーのレインボーが見られるなんて!!」と子供の誕生日も大事な得意先もスッポかして会場に駆けつけた元レインボー・マニアのオジサン達と幕の内弁当をパクつきながら 「ディオ誰?ジェロのいとこ?私はサブちゃん一人が見たいのに」 と、不満気なご婦人連という異種混合オーディエンスのざわめきの中、開演のアナウンスと同時に客電が落ち聞こえてきたのはリッチーのギターフレーズ!! ... 続きを読む

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猫の無体をどこまで許せる?真性猫マニア診断テスト!!-女子部ニュース(98)

親も認める筋金入りの猫好きの私ですが、現在家には母率いるチーム・ジャパン(ミルクちゃん、デビちゃん)と、わたくし率いるチーム・ノルウェー(ノルウェジアン・フォレストキャットのありさちゃん、さくらちゃん)の4匹がいます。 ... 続きを読む

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柴田よしき『聖なる黒夜』このミステリーは最高ですw-女子部ニュース(94)

「女子部」という言葉を使うのもハズカシイ、最年長のテンちゃんでございます。 前回に引き続き、何度読み返し返しても面白い「アタリ!!の一冊」第2弾をご紹介します。 柴田よしき『聖なる黒夜』上・下巻 新宿の高級ホテルの浴室で春日組の大幹部、韮崎が殺された。 対抗組織、神崎組による暗殺の線で捜査が開始されたが、現場の状況から次第に暴力団の抗争事件ではないと判断される。 犯人は何者か?動機は? 韮崎殺しの捜査を縦軸に、石橋を叩いても渡らないほど丹念な捜査で「石橋の龍」と呼ばれる捜査一課・麻生龍太郎、鋭利な直感と強引な行動力でヤクザもドン引きの迫力でありながら、タイリッシュでダンディな四課・及川、殺された韮崎と企業舎弟・山内の4人の男達の過去と四角関係的に倒錯する男同士の「恋愛感情」、彼らを取り巻く女達、警察やヤクザ社会を横軸に次第に明らかになってゆく真実。 私は柴田よしきは宮部みゆきに匹敵する女性作家と思っているのですが、この作品もまずストーリーが抜群に面白い!! 上・下巻の長編で読者を引っ張り切れるだけの緊張感が持続しています。 そして警察やヤクザがホモセクシャルという、ひとつ間違えばケレン味狙いだけの小説になってしまうところをキャラクター造形、人物同士の関係、物語を構成するひとつひとつの事柄、すべてが圧倒的な筆力で緻密に描写されているので不自然感がまったく無く、最後まで一気に読めてしまいます。 麻生と及川それぞれの部下達や山内とムショで同房になる田村や北村と言った周辺人物の描き方も物語にリアリティ感を加えており、いいですね。 3年に1回、整理する文庫本の山の中から10年間「居残り」を勝ち得ている大推薦の作品です。 これが面白かった方は是非「緑子シリーズ」も買いましょう!! アマゾンで柴田よしき『聖なる黒夜』を買う ... 続きを読む

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藤原正彦「遙かなるケンブリッジ」「若き数学者のアメリカ」は、すべての本好きにお薦めのエッセイ!-女子部ニュース(90)

音楽、本、猫が人生の三種の神器の私ですが、今日は「何度読み返しても面白いアタリ!!の一冊」をご紹介します。 藤原正彦著「遥かなるケンブリッジ」「若き数学者のアメリカ」 これは面白い!! と同時に居ながらにして見聞が広まる一冊でもでもあります。 「国家の品格」で日本人の矜持を論じた著者が72年にアメリカ・ミシガン大、87年にイギリス・ケンブリッジ大に研究員として招聘された際の滞在記で、巧まずしてオカシイ、氏の行動力と明晰な分析力で両国での生活を綴っています。 ミシガン大は当時のアメリカでの一大数学センター、ケンブリッジはノーベル賞クラスが教授になる必須条件といういずれも超インテリ集団、つまりアカデミックな世界ですが、そこにもポスト争いや教授間の確執があり、中には頭脳がズバ抜け過ぎて奇人変人に近い人間も居たりして、我々凡人には伺い知れない学者達の世界が時に辛辣かつユーモラスに描写されています。 アメリカでは「実用性がある=財界、国防省が興味を示す研究」が主流なのに対しし、イギリスでは純粋数学、早く言えば「役に立ちそうもない学問」に価値があると見なされているところにも両国の歴史や気質の違いが現れていてとても興味深いですね。 また、まるでハリー・ポッターの魔法学校での晩餐会を想像させるケンブリッジでの夕食会の様子も英国文化を知る1シーンです。 そしてアメリカの時は独身で、イギリスでは奥様と男の子3人の家族で当地での生活を送るわけですが、これまた色々な出来事が起こること!! なんでもオープンで単純明快なアメリカ、なかなか打ち解けてくれないうえにメシがマズいイギリス、それをグチり合う外国人同士の研究者仲間との交流は、たまたま末っ子が学校でイジメに遭ったことからレイシズムへの考察などアメリカとイギリスの文化の違いが氏の生活体験と論理的な視点を通してよく理解出来ます。 やっぱりアメリカはヴァン・ヘイレン、イギリスはクリムゾンを生み出す国なんですね。 頭脳明晰な人が書いた痛快・愉快な英米滞在エッセイ! 是非ご一読あれ。 アマゾンで藤原正彦「遥かなるケンブリッジ」「若き数学者のアメリカ」を買う ... 続きを読む

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