投稿者「逸品館代表 清原裕介」のアーカイブ

逸品館メルマガ355「2015年7月4日号」

みなさま、こんにちは。今週は、「オーディオ・ホームシアター展2015」の打ち合わせで2泊3日、上京しておりました。夜の空き時間に、新宿「ゴールデン街」、「歌舞伎町」、「2丁目」とディープな東京を経験しました。しかも、私は下戸なので「ノン・アルコール」で。そこには、大阪とはまた違う夜の熱気が蒸れていました。打ち合わせは無事終了、会場も決まりました。イベント出し物の予定が決まり次第、順次ご案内差し上げます。 QED製オーディオケーブル取り扱い再開イギリスの名門ケーブルメーカー「QED」製品の輸入が再開されました。早速試聴しましたが、低価格で驚くほどの高音質と、ヨーロッパ製品ならではの高い音楽性を感じさせてくれました。これ以上の線はいらない!他が羨ましくない!これまで国産スピーカーケーブルしか使ったことがない方に、是非一度お試し頂きたいお買い得ケーブルです。国産品より音楽が弾み、「Wire... 続きを読む

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逸品館メルマガ354「2015年6月26日号」

みなさま、こんにちは。梅雨はいかがお過ごしでいらっしゃいますか?毎年のこととは言え、天気がぐずつくと気分も曇りがちになります。そんなときは、アップテンポな音楽をガンガン聞いて、スッキリしたくなります。 今春、2015年10月16/17/18日の3日間、東京お台場で開催される「オーディオ・ホームシアター展2015」への逸品館の出展が決まりました。詳細の発表はこれからですが、今年はFOCALの輸入代理業務でおなじみのロッキーインターナショナル社とAIRBOWの合同ブースという形での参加となります。 このショウや、HPのリニューアルに向けて「オーディオで音楽を聞く」ということについて簡単で深い文章が書けないか考えています。今回のメルマガには、 私達はなぜ音楽を聞くのか? 言葉と音楽はどのように違うのか? この二つの疑問についての私なりの考えを書いてみます。 1.私達はなぜ音楽を聞くのか 人間が言葉を持つ前は、鳴き声によってコミュニケーションを行っていました。言葉を使わないコミュニケーションの「名残」、その「発達したのも」が音を使って感情を伝える「音楽」だと考えています。一人の寂しさを紛らわせるため、人と人の繋がりを求めて、私達は「音楽」を聞くのでしょう。 2.言語と音楽の違い 私達が「伝え合う」ものには、曖昧なものと曖昧でないものがあります。曖昧でないものとは、数字などの単位で表せる物事です。曖昧でない物事を伝えるためには「言語」が適していますが、色彩や味わい、あるいは香りなど、人間が感覚として感じるもの(感情の動き)は、言語では正確に伝わりません。 この曖昧な心の動きを音楽は連続する音の変化で伝えます。音は曖昧な心の動きを、曖昧なまま伝えられます。その元となっているのが、私達のDNAに刻み込まれた、音の変化(鳴き声)によるコミュニケーションです。 言葉を話すにはその「言葉(記号)の解釈」を学ぶ必要がありますが、音楽を感じる能力は、生まれながらにすべての人類に備わっていますから、その解釈を学ぶ必要はありません。だから音楽は、性別、年齢、国籍を超えて愛されているのです。世界には様々な言葉がありますが、音楽は1つです。そして言葉では伝え切れない「何か」を伝える力を、音楽は持っています。 ... 続きを読む

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逸品館メルマガ353「2015年6月19日号」

何かと話題の多い、PC・ネットワークプレーヤー関連機器から、今大変よく売れているPioneer... 続きを読む

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逸品館メルマガ352「2015年6月5日号」

6月3日放送の所ジョージ「一億人の大質問、の笑ってこらえて」の「パワーアップ、ちょっと昔の旅」のエピソードに感動しました。 子供服でおなじみの「ミキハウス」の社員が、5年近い有給休暇を得て「自転車での世界一周」に出発します。社員は社長に「辞表」を提出したのですが、社長が『辞めなくて良い有給扱いにするから』と返答し、さらに「旅行中の広告活動は禁止」、「無事帰ってくること」だけを命令したそうです。 ここまでなら、規格破りの元気社員と太っ腹社長の男前話で終わったでしょう。けれど「旅行中のギニアでのエピソード」は、それを遙かに上回る驚きの感動話。 ギニアを旅行中に「赤痢とマラリア」を併発し、死の危機に瀕した自転車世界一周野郎を、小さな村が一体となって救います。たった一人の医者は、村で6本しかないマラリアの特効薬を投与しながら、それは知らないと言います。村人は感染の危機を承知で、彼の面倒を見ます。 その甲斐あって、彼は9日で見事に回復します。けれど、彼のためにマラリアの特効薬をすべて使い切ったので、その後村人がマラリアにかかったら、救うことができないかも知れません。 命がけで人を助けながら、その人の負担にならないように最大の配慮を怠らない。自転車野郎「坂本達さん」は、この究極の人助けに触れ、考えが変わります。人は「ただ生きているだけで幸せなのだ」と「人が生きることは、様々な人の助けが合ってこそなのだと」。無事帰国した彼は、「やった」という本を書きます。 そしてその活動を伝える活動を行いながら、得られた収入をその村に「綺麗な水を届けるための井戸を掘る」事に費やします。そして遂に綺麗な水を度とどけることに成功します。そして「ほった」という本を書きます。 まだ、この二つの本は読んでいませんが、是非読んでおきたいと思います。たぶんそこには、現在人が忘れている「生きている幸せ」について、大切なことが書かれていると思うからです。 ... 続きを読む

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逸品館メルマガ351「2015年5月29日号」

逸品館の掲示板に、製品を悪く評価するときには配慮が必要だという書き込みがありました。一つの意見だと思います。 しかし、今回の書き込みがそうだというわけではないのですが、インターネットの登場で「言論の自由」が、間違って解釈されているように感じます。朝日新聞は、今も「新聞の投稿欄は実名記載」という方針を貫いています。投稿者の安全を考えた場合、やや時代錯誤の感も否めませんが、「言論」と言うものに対する一定の見識だと思います。 「投稿は実名で」という朝日新聞の方針には、「自由と責任は表裏一体。何を言っても良い自由が保障されるが、同時に意見には責任を取らなければならない。」という意図が感じられます。この考えには大賛成で、匿名で成される書き込みやインターネット上の「責任のない意見」を、最近のように大きなマスコミがまともに取り上げてはいけないと思うのです。 なぜならば、それこそ匿名でなされる「腹いせや攻撃意図を秘めたグレーな書き込み」を肯定し、そういう愉快犯的な行為を煽る原因になっているからです。匿名による世論の誘導は、言論の自由に対する「テロ」になりかねませんし、事実正論がそれによって封じ込められたり、正しい論議が阻害されたりしています。国会答弁などその最たるものです。 加えて私がおかしいと思うのは、女性が事件に巻き込まれて死亡したとき、たいてい「着衣は乱れていない」と「不必要なこと」が書かれていることです。もし私が被害者の親だったら、相当腹立たしく思います。もちろんそれが、性犯罪を抑制する意図であれば納得ですが、果たしてそうなのでしょうか?それは、女性芸能人が結婚するとき「妊娠していない」と報道されることと、どのように関係するのでしょうか?男性の場合には書かれないことが、女性の場合だけ取り上げられる。性差別ではありませんか? マスコミは「人気」が利益ですから、たとえそれが世の中にとってプラスにならなくても、ページビューさえ稼げればそれで良い。そんな風潮に怒りと、無力感を感じます。 私は様々な機器をテストし、その「感想文」をWEBに掲載しています。最近では、さらに正しく情報をお伝えするために「高音質付き動画」をYouTubeにアップロードしています。そこでは良く評価される機器もあれば、悪く評価される機器もあります。けれど、それらはすべて感覚に基づく「感想」であり、その製品の音質を何ら保証するものではありません。 時には、信頼するメーカーの音質に納得できず、愛情の裏返し故に感情的に辛辣な評価を下している事もありますが、良いという評価も、また悪いという評価も、どちらも機器を選ぶときや、お使いの機器をさらに使いこなしていただく上での参考になると考えています。私は自分自身の趣味製品を選ぶとき、良い評価と悪い評価を同等に参考にしていますが、良いという評価よりは悪いという評価の方が「自分自身の感性を成長させる(知らないことを知る)」ためには、価値があると感じています。 前回ご紹介したDENON... 続きを読む

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