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逸品館メルマガ301「外見より中身が大事」

季候は一気に秋らしくなり大阪市内でも朝晩は肌寒いほどです。 逸品館設立から四半世紀が経過しました。ハイエンドオーディオの凋落が騒がれて随分久しくなりますが、依然緩やかに衰退を続けています。そんな中で私が一番強く感じるのは「聞くべき音楽がない」ことです。 私が最も良いと感じるクラシックやJAZZのソフトは、1960年~1980年代に録音された物が多く、最新のコンテンツは当時のものほど興味がありません。J-POPも似たような感じですが、音源の「デジタル=CD」化けから音楽文化の凋落が始まったように思います。 その最大の原因は「編集」です。音楽(録音)の編集を映画に例えるなら「実写」と「CG」です。映像のCG化は表現の世界を広げましたが、その「深さ」を損ないました。音楽もデジタル編集や加工によって表現は広がりましたが、映画と同じく「深さ」が損なわれました。 CGやデジタル編集で作り出される「仮想現実/仮想音学」は、真実の深みを持たない「嘘」でしかありません。中途半端な嘘を描くくらいなら、いっそそれを省く方が作品は深まります。しかし、溢れるほどのデジタルコピー情報で民衆を愚民化して、思うように操ろうとする支配者階級(大企業や政府)はコストのかからない簡単で浅いものを「よりよいもの」に見せかけます。生活のために彼らに心を売ったマスコミが垂れ流す下らない情報は、吐き出して下さい。 物事を正確に写し取れる「高い写実」の技術を持ちながら、なぜ多くの画家が晩年に「抽象画」を描くのでしょう?それは、あえて「現実に迫らない」ことが「より表現を深くする」ことを経験で知ったからです。 CGよりも実写、デジタル映像よりもフィルム映像、フルカラーよりもモノクロ。伝えようとする情報を単純化すればするほど、情報は「深く」そして「美しく」変わります。 計算された簡略化によって高度に完成された芸術が日本にはあります。それが「俳句」や「短歌」です。高度な教育を受けなくても、定められた簡単なルールを守るだけで実に簡単に複雑な心情を表現できる素晴らしい芸術。江戸の遙か以前編纂された「万葉集」を読めば、その素晴らしさは明かです。たった数行の文字がこれほどまでに心を振るわせ、躍動させてくれる芸術を私は他に知りません。 時間をかけて最新の技術や情報を好奇心の向くままに、取り込むのは楽しいかも知れません。デジタルの発達は、それを容易にしましたが、「考える時間の深さ」を奪いました。 私達が触れてきた「本物のオーディオ」。その栄華と衰退を経験している「ハイエンドオーディオ」。その本当の素晴らしさは、軽薄な最新技術や生活に堕落した解説とはほど遠いところにあります。 「音楽」そして「オーディオ」の素晴らしさを皆さまと再確認するために、今年のハイエンドショウは最高に美しい音で、身体の震えが止まらないほど感動的な「音楽」を奏でたいと考えています。恒例のハイエンドショウがいよいよ後3週間と迫りました。皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げております。 http://www.hi-endshow.jp/ ... 続きを読む

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逸品館メルマガ300「宇宙を旅するグールドのバッハ」

NASAから土星探索機「ボイジャー1号」が太陽系外への旅に出たというニュースが入ってきました。「ボイジャー1号」には、私達に馴染みの深いカナダのピアニスト「グレン・グールド」が演奏する「バッハ平均律」や55カ国語の挨拶などが録音された銅製のレコードが搭載されています。再生用の「針」も搭載されていますから、それほど科学水準が高くなくても再生が可能です。 なぜデジタル記録を使わなかったのか?それは、デジタル記録は一種の暗号のようなもので再生するのが難しいからです。また、一部のデーターが損なわれても、アナログ記録ならば残った部分は無事再現できますが、デジタルの場合一部が損傷するだけで全体が再現不能になる危険性があります。身近な例ではHDDのクラッシュがそれに相当します。 デジタル優位、アナログ低位と考えられている情報記録方式ですが、以外とデジタルには弱点があり、実際にはアナログも捨てたものじゃないと言うことです。どこかオーディオと似ていますね。 「ボイジャー1号」が最も近い恒星群に到達するのは4万年後だそうです。 この広大な空間と悠久の時の中で営まれる、私達の毎日は宇宙スケールと比較すると本当に小さなものでしかありません。その中で私達が暮らしている環境、知り得る知識など取るに足りない小ささです。そんなちっぽけなものに縛られることはありません。短い命、短い人生だから精一杯楽しまなければ! 無限に広がる星空を見ていると、それだけで気分がスッキリしますが、グールドのバッハ平均律が選ばれたのは、科学者の一人が戦時中にその曲を聴いて宇宙のような広がりと安らぎを感じたからだそうです。 人間はちっぽけな存在かも知れませんが、その心は宇宙に通じます。それを表現する音楽に触れたとき、私達は「ちっぽけ」なストレスから解き放たれます。そういう無限の広がりが感じられるような音を奏でてくれる、システムをこれからもご紹介して行たいと思います。 ... 続きを読む

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逸品館メルマガ299「作法の大切さ」

ここしばらくAIRBOW... 続きを読む

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逸品館メルマガ298「大切なものは目に見えない」

お盆のお休みは有意義に過ごされましたでしょうか? 私はレーシングカートに一日、魚釣りに一日を使い、残りは自宅の片付けなどをして、短いながらも休日を有意義に過ごさせていただきました。 最近、このメルマガでもPC/ネットワーク・オーディオ関係のニュースが多くなっていますが、PCの世界に触れる度に、どこか空しい気持ちが胸を横切ることに気づきます。それは「目に見えないもの」が、正しく評価されない寂しさです。 WEBもそうなのですが、デジタルの世界では、価格やスペックという「数字」がすべてにおいて優先されます。数字が劣っているモノは、最初から俎上にすら上されないのです。呆れた話です。 数字だけではなく「現象」も同じです。WEBでよく言われる「炎上」は、目に見える簡単なことが切っ掛けで起こります。過去のメルマガでも書いてきたことですが、最近の教育では、公園で遊ぶ「危険」ばかりがクローズアップされ何でもかんでも禁止されます。公園で遊ぶことで「子供が発育」することは、評価されません。声が大きく、考えの浅はかな人間の言うことを正直に真に受けてばかりいるからこんな馬鹿なことが起きるのでしょう。 この傾向は日本だけではないですが、見えやすいこと、簡単なこと、そんなことばかりが取り上げられて、大切なモノがないがしろにされています。いつから人はこんなに浅はかになってしまったのでしょう。 デジタルとアナログ。目に見えるものと見えないもの。オーディオだけではなく、人間が幸せに過ごすためには「目に見えないもの」の充実が何より大切です。 目に見えない物を見る力、感じる力、すなわち想像力だけが、人間の暮らしをより人間らしく、豊かにできるのだと思います。愛、情熱、思いやり・・・。大切なモノはシッカリ見ようとしなければ、見えてきません。AIRBOWを始めとする逸品館がお薦めする音や映像は、目に見えない物を見る人間の「想像力」をかき立てるモノであって欲しいと願います。 お盆にお墓参りをしていると「なにをやっているんだ!」とご先祖様から叱られているような、そんな気持ちになりました。 ... 続きを読む

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逸品館メルマガ297「深日港のカマス」

今朝の出勤時に妙に車が混んでいると思ったのですが、早い会社ではそろそろお盆休みに突入の時期なんですね。長い会社では10日もまとまったお休みがあるとか。うらやましい限りです。 逸品館のお盆休みは、来週、16日(金曜日)~18日(日曜日)とさせていただきました。3号館は通常水曜日と木曜日がお休みですが、遠方からのお客様に備えて14日(水曜日)は臨時営業させていただきますので、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。 今年の日中は半端なく暑いです。しかし、朝晩はまだ涼しく風さえ吹けば、汗をかかずにいられる気温まで下がります。一日中、エアコンにばかり頼っていると自律神経が不調になることがあります。エアコンボケした身体のリセットを兼ねて、先週水曜日は岸和田の沖一文字防波堤へ釣行しましたが、あまりの暑さにへばりました。 そこで今週は、火曜日仕事を終えてから社員共々大阪と和歌山の境にある深日港まで夜釣りに行きました。初めての釣り場と言うこともありこれという釣果には恵まれませんでした。そこでさらなる調査を兼ねて昨日夕方から夜10時頃まで釣行しました。深日港はちょっとマイナーな釣り場だと言うこともあって、都会からの釣り人は少なく仕事終わりの?地元の人たちが次々に港に来られて、ここ数年の深日港の釣り情報を教えて下さいました。これで次回の深日港への釣行はバッチリです!? 暑さが和らぐ、朝夕、夜にちょっと出かけてみませんか?ちょっとした人との新しい触れあいも含め、このお休みはお出かけで心身をリフレッシュしませんか?深日港で情報と共にゲットしたカマスは、本日塩焼きにていただく予定です。楽しくて美味しくて、魚釣りは最高!もちろん、オーディオも最高です!! ... 続きを読む

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