社長のうんちく」カテゴリーアーカイブ

HiVi (ハイヴィ) 2011年 1月号「2011春・新製品続々登場」

逸品館のオリジナル製品としてご好評を頂いています「AIRBOW」から新製品のご案内を差し上げます。ご存じのようにAIRBOWはmarantz製品に大幅な改良を加え性能を向上させている「カスタマイズモデル」です。改造後は品質保証が24ヶ月へと延長され、万一の故障発生時にも無改造品とほとんど変わらないアフターサービスをお受けいただけます。その上さらに、主要モデルには30日間の「返品保証」をお付けするなど、その安全性と性能には絶対の自信を持ってお届けする「逸品」です。 AIRBOW製品の最大の特徴は、大阪らしく「安くてうまい」ところにあります。つまり、価格帯性能比に優れ、より少ない予算で高音質・高画質を実現したり、同等の予算でよりすぐれた画質や音質が実現します。AIRBOWが最初に発売したのは「100万円のプリメインアンプ」です。当時NECの社内ベンチャーとして産声を上げたオーセンティックと手を組んで、A10XXをベースに考えられないくらいの「高級パーツ」を大量に投入し、作り上げたモデルでした。当時最も高価だったこのプリメインアンプは、予定を大きく超える30台近くがリリースされました。次に100%オリジナルモデルの3機種のプリメインアンプを発売し、AIRBOWの事業は軌道に乗りました。それから10年、AV機器を取り巻く環境は大きく変わりました。RoHS指令に代表される「環境対応」の強化、HDMIに代表される「デジタル規格対応」の強化、家電量販店の行き過ぎた価格競争に代表される「コストの低減」の激化。そうしてAV家電から、ゆとりがもたらす「趣味性」が失われました。SonyやVictorなど「趣味性の高い製品」を作っていたメーカーも、いまや趣味性の高い製品を量産することはありません。 本来はAIRBOWのような特別な製品を「専門店向け」に生産し、量販家電店と専門店を明確に差別化するのは、メーカーの役目なのですが家電量販店がそれを許しません。逆に考えれば、安いものを買い続けた一般消費者が「製品の趣味性を失わせた」とも言えるのですが、それを責めることはできません。結果としてマニアも「従来よりも安く良い物」を入手できるようになったのですから。趣味性の低下という、マニアにとって深刻な問題に「一石」を投じているのが、AIRBOWの存在です。オリジナルモデルを作り上げた技術力の高さが認められ、メーカーの理解を得ることで生まれた「カスタマイズモデル」。その実力をこの新春に確かめられてみませんか? AIRBOWなら「ご自宅への無料貸出機」を準備しています。もちろん、逸品館ではAIRBOWだけではなく、他店にはまねができないようなおもしろいご提案、お買い得な商品の数々をご用意して皆様をお待ち申し上げております。是非、“逸品館”や“AIRBOW”を検索してホームページをご覧下さいませ。 ※逸品館が自信を持ってお薦めできる、AIRBOWの“評価”はインターネットでお調べください! ... 続きを読む

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逸品館メルマガ189「年の初めのえべっさん」

2011年が始まりました。激動の時代、これからまだまだ予想もできない大きな変化がや ってくるでしょう。急激に変わり続ける中で変わらないものもあります。明日、9日から11日までの3日間、毎年開催される「えべっさん」は、大阪の伝統行事です。 お祭りは変わりませんが、出店は時代を反映して少しずつ変わっています。例えば「輪投げ」、「カルメ焼き」、「飴細工」、「輪ゴムピストル(針金細工)」、「型抜き」などは最近あまり見かけなくなりました。変わって「ケバブ」、「水餃子」、「肉巻きおにぎり」、「焼きラーメン(まずい)」、「コーンスープ」など洋食系の食べ物が新しく登場しています。 「えべっさん」で定番の屋台は、「イカ焼き」、「たこ焼き」、「ベビーカステラ」(大阪らしく粉もんが多いです)、「フランクフルト(アメリカンドッグ)」、その他いろいろ・・・食べ物はかなりバラエティーに富んでいます。えべっさんでしか見かけない屋台は「富久笹(当然です)」、「干し柿」、「七味(自分の好みで調合してくれる)」などでしょうか? 出店、屋台も同じものがたくさんありますが、「あたり(うまい)」、「はずれ(まずい)」があります。私は屋台好きなので3日間いろいろと食べ歩いて「あたり屋台」をいくつか見つけています。その中からピックアップして、ご案内差し上げようと思い逸品館周辺の「美味しい屋台」の写真を撮ってブログに掲載しました。 https://blog.ippinkan.com/archives/20110109131835 「えべっさん」にお越しになるなら、この案内ブログが参考になるかも知れません。 https://blog.ippinkan.com/archives/20060109175720 ... 続きを読む

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逸品館メルマガ187「クリスマスイブによせて」

季節のイベントは世界中にあります。新年のお祝い、春の訪れのお祝い、収穫のお祝い、そして年忘れのイベント・・・、数え上げればきりがないほど多くのイベントが毎日世界のどこかで行われています。混雑や人混みはあまり好きじゃないのですが、イベントに向けて力を合わせて汗をかくその爽快感は大好きです。 でも昔と違って都会はこんなに多くの人で溢れているのに力を合わせたり、まして一緒に汗を流す機会なんてほとんどありません。子供たちが公園への出入りを禁止されるほどです。人が増えるのに反比例して、人と人の繋がりは希薄になっているように感じます。でも文字や映像だけからは、伝わらないことがあります。私たちは五感を通じなければ世界を見られません。この小さな体の中にある世界が私たちのすべてです。だから見なければ、触れなければ分からない事がいっぱいあると思うのです。 話は変わりますが人生で感激した事の一つに、高校でバザーの売り上げを「ねむの木学園」に寄付したとき、学園長の宮城まり子さんから手書きのお礼の葉書が届けられたことが忘れられません。そこに描かれていたのは、宮城さんがよく書かれる「風船を膨らましている女の子の絵」でした。夢を忘れてはいけない。そういう気持ちがさりげなく描かれているこの絵が今も大好きです。 そういえば、12月12日の天声人語に「ずいぶん前になるが、ねむの木学園の宮城まり子さんにこんな話を聞いた。「ロケット打ち上げに失敗した時、記者さんから電話があったの。『膨大な浪費をするなら福祉に使って』と談話を取りたかったらしいのよ。私が『チャレンジに失敗はつきもの。冒険心を無くさないで』って言ったら、その人、困っちゃって」とい談話が載っていました。人生を掛けるに足るチャレンジを続けられている、いかにも宮城さんらしい言葉だと葉書の記憶が鮮やかに蘇りました。 身近な人と人の暖かい触れあいは、私たちの世界を体の外側に広げます。ふとした言葉の優しさや、さりげない仕草に思いやりを感じると、心がポッと温かくなります。人を救うのは人しかいない。人を幸せにするのは愛しかない。寒いときは余計にそう感じます。 心と心を繋ぐもの。それは、オーディオもビジュアル機器も同じではないでしょうか。AV専門店もまた、人生を掛けるに足る素晴らしい仕事だと感じています。クリスマスにまた一つ、新しい「感動」を加えませんか?一年に一度のイブには、嫌なことは全部忘れて夢に思いを馳せましょう。 ... 続きを読む

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HiVi (ハイヴィ) 2010年 12月号「2010秋~冬・新製品続々登場」

逸品館のオリジナル製品としてご好評を頂いています「AIRBOW」から新製品のご案内を差し上げます。ご存じのようにAIRBOWはmarantz製品に大幅な改良を加え性能を向上させている「カスタマイズモデル」です。改造後は品質保証が24ヶ月へと延長され、万一の故障発生時にも無改造品と全く変わらないアフターサービスをお受けいただけます。その上さらに、主要モデルには30日間の「返品保証」をお付けするなど、その安全性と性能には絶対の自信を持ってお届けする「逸品」です。 AIRBOW製品の最大の特徴は、大阪らしく「安くてうまい」ところにあります。つまり、価格帯性能比に優れ、より少ない予算で高音質高画質を実現したり、同等の予算でよりすぐれた画質や音質が実現します。AIRBOWが最初に発売したのは「100万円のプリメインアンプ」です。当時NECの社内ベンチャーとして産声を上げたオーセンティックと手を組んで、A10XXをベースに考えられないくらいの「高級パーツ」を大量に投入し、作り上げたモデルでした。当時最も高価だったこのプリメインアンプは、予定を大きく超える30台近くがリリースされました。次に100%オリジナルモデルの3機種のプリメインアンプを発売し、AIRBOWの事業は軌道に乗りました。それから10年、AV機器を取り巻く環境は大きく変わりました。RoHS指令に代表される「環境対応」の強化、HDMIに代表される「デジタル規格対応」の強化、家電量販店の行き過ぎた価格競争に代表される「コストの低減」の激化。そうしてAV家電から、ゆとりがもたらす「趣味性」が失われました。SonyやVictorなど「趣味性の高い製品」を作っていたメーカーも、いまや趣味性の高い製品を量産することはありません。 本来はAIRBOWのような特別な製品を「専門店向け」に生産し、量販家電店と専門店を明確に差別化するのはメーカーの役目なのですが、家電量販店がそれを許しません。逆に考えれば、安いものを買い続けた一般消費者が「製品の趣味性を失わせた」とも言えるのですが、それを責めることはできません。結果としてマニアも「従来よりも安く良い物」を入手できるようになったのですから。趣味性の低下というマニアにとって深刻な問題に、「一石」を投じているのがAIRBOWの存在です。オリジナルモデルを作り上げた技術力の高さが認められ、メーカーの理解を得ることで生まれた「カスタマイズモデル」。その実力をこの年末年始に確かめられてみませんか? AIRBOWなら「ご自宅への無料貸出機」を準備しています。もちろん、逸品館ではAIRBOWだけではなく、他店には真似ができないようなおもしろいご提案、お買い得な商品の数々をご用意して、皆様をお待ち申し上げております。是非... 続きを読む

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StereoSound(ステレオサウンド) 177号「新しい時代の幕開け」

前号の広告では「オーディオの終焉」という、思わず体が硬くなってしまうようなタイトルのコラムを掲載した。決して、それは間違いではない。しかし、オーディオは形を変え「新たな時代」を迎えようとしている。 アナログプレーヤーの最盛期は、CDが台頭した時期とクロスオーバーする。かつて頂点を極めたアナログは、時を経ずして主役の座をデジタルに譲り渡したが、この変化は最近のディスクメディア衰退とダウンロードビジネスの活性化によく似ている。全盛期を迎えたCDは、今ネットワークプレーヤーの台頭で衰退しつつある。歴史に学び逆説的に考えるならば、ネットワークプレーヤーが台頭し始めた今こそ「CDプレーヤーのビンテッジ時代の到来」と言えるのではないだろうか?それを裏付けるようにTADそしてEsotericから超弩級一体型CD/SACDプレーヤーが発売された。 TAD... 続きを読む

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