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女子部はみんなFF派!ファイナルファンタジーXIII
「社長のうんちく」カテゴリーアーカイブ
HiVi (ハイヴィ) 2010年 09月号「生かす”ためのアクセサリー」
技術が熟成段階に入り機器の買い換えで大幅な性能向上が望めないオーディオの世界では、最近「アクセサリー」が流行しています。信号や電源ケーブル、インシュレーターやボード、あるいは機器に張り付ける小さなチップまで「星の数ほど」のアクセサリーが市場に溢れています。それに比べるとビジュアルの世界では、信号ケーブル以外のアクセサリーは、市場がまだまだ「未発達」のように感じられます。確かにオーディオ機器に比べるとビジュアル製品は技術革新が早く、買い換えは有効な性能向上の手段ですし、新製品の購入はマニアの興味を満たします。しかし、それでもアクセサリーの追加は侮れない改善方法です。 今、逸品館で一番人気があるアクセサリーは「HDMIケーブル」です。HDMIケーブルには、デジタル化された映像と音声が流れています。デジタルだからケーブルで品質が変わらないというのは間違いで、「デジタルだからロスが無く綺麗」と製品では説明する国内電機メーカーでさえ、こそっと「高画質HDMIケーブル」を発売しています。デジタルでも「ロス」は発生します。だから、ケーブルにこだわるのは意味があります。逸品館では、Audioquest社やWireworld社のケーブルをお薦めしていますが、映像のコントラストや奥行き、動きの滑らかさの向上、あるいは音声の細やかさ明瞭度の向上に大きな効果があります。数千円~数万円/mの製品がラインナップされていますが、最も安いケーブルでも確かな改善を実感して頂けます。高級品になれば、機器を買い換えるよりも大きな改善がケーブルの交換で実現します。 見落とされがちなのは「電源関係アクセサリー」です。PIONEERの「KURO」には極太の高性能電源ケーブルが付属していました。各社の高級AVアンプにも極太の電源ケーブルが付属しています。付属させる「接続ケーブル」には、ほとんどお金をかけていないメーカーですら電源ケーブルにはコストを割く。それは良質な電源ケーブルを使うと「画質や音質が確実に向上」するからであり、電源ケーブルを「機器の性能の一部」と彼らが考えている証でもあります。 逸品館がお薦めするのは、逸品館オリジナルの電源ケーブルAIRBOW... 続きを読む
逸品館メルマガ173「終戦記念日に考える」
1945年8月15日正午、NHKラジオは天皇の肉声により日本の全国民に日本が戦争に負けたというお知らせを流しました。この日が日本での終戦記念日とされています。終戦から65年の社会変革は、皆様もご存じの通りの驚くべき早さと規模でした。奇蹟と呼ばれる復興を遂げた日本ですが、その変化の早さが社会に大きな歪みをもたらしたように思います。 私自身は戦争を経験していませんが、現実の「死」を前に戦争を経験すれば、甘さは即死に繋がる事実として心に刻まれることは想像出来ます。戦争による命の危機に直面し、それを生き延びた世代は「勝つこと=生きること」だと信じて頑張ってきたのではないでしょうか?団塊の世代も勝つことを目的とする価値を教育されました。この執拗なまでに「勝ち」にこだわる日本人の価値観は、確かに国際的に躍進するパワーの源となったでしょう。しかし、人生の幸せは「勝つ」事だけではありません。もっと多様であって良いはずでした。 敗戦から立ち上がり見事な復興を遂げた日本ですが、自殺者が多い国としても有名です。お隣の韓国も同じように自殺者の多い国ですが、それは「敗者には存在価値なし」という敗戦で得た考え方が大きく影響していると思います。65年前の敗戦という事実が、その後の日本人の考え方に大きな影響を与えたことは疑いようがありません。何かに追い立てられるように、目に見えない恐怖から逃れるように必死で頑張る姿勢。敗者は生き残れないという極端な考え方。日本社会が抱える歪み原因となる、この極端な考え方は「敗戦のコンプレックス」が原因だとも思えます。 振り返れば戦争前の世代、明治に生まれた人達の考えはもっと大らかであったように思います。勝ちや負けに対しての考え方はもっと寛容であり、人と人との繋がりや自然への愛や敬い、そういうゆとりが心にあったように思うのは、明治という言葉への憧憬だけではないと思います。人が生きる目的はもっと多様であって良いはずです。「勝ち」に執拗なまでにこだわり、頂点を極めるために自分自身を厳しく戒め、価値観を固定して生きる。それはまるで「勝ちにとらわれた囚人」です。自らを監獄におとしめるような生き方をせず、思想、感情の自由、行動の多様性を持つべきです。 「自らを自らの意見で自立できること」、それが自由の定義ですが、自由であるためには、「責任を取れないことをしてはならない」というのが最も重要な「大前提」になります。責任を取れない傍若無人な振る舞いは、「自由」ではなく「勝手気まま、ただの我が儘」でしかありません。私たちは「結果に対する責任を自分自身で取る」という約束を果たす代価として、自由に生きられることを認められています。しかし、今の日本では「自由がもたらす結果に対する責任の追求」が不十分ではないでしょうか?特に上の立場の人物は常に公明正大でなければ、社会は良い方向には向かわないと思います。 愚痴はともかく、今の豊かさを噛みしめ感謝しながら、自分にとっての幸せの意味を考える。年に一度の終戦記念日は、そのきっかけに一番相応しい日なのかも知れません。 考えがまとまらないとき、何かヒントが欲しいときには、音楽を聞いたり映画を観るのも良いと思います。人に伝えたいこと、分かち合いたいことを、短い時間に詰め込んで完成した音楽や映画には、名著作に負けない深みがあると思います。その感動をより良い音、よりより映像で、とことん引き出す。それもささやかな幸せの一つだと思います。 ... 続きを読む
逸品館メルマガ172「心もHOT!で行きましょう」
2010年8月28日(土)随分久しぶりに3号館でイベントを行います。Antelope Audio OCX、Brainstorm DCD-8、Real Sound Apeq2pro... 続きを読む
逸品館メルマガ171「製品から感じられる趣味の深さ」
私事で恐縮ですが、自家用車を初めて外車へと買い換えました。景気の低迷で中古の外車が値下がりし、乗っていたCIVIC... 続きを読む
逸品館メルマガ170「3号館のイベントを復活します」
近年のTVの大型化、高画質化はめざましく、画質の進歩に音質が追いつきません。どうせTVのスピーカーは音が悪いからと諦めことはありません。逸品館ならではの「音を良くする方法」をお教えしましょう考えましょう。 一つは、AIRBOWのウェルフロート・ボードを使ってTVをフローティングさせる方法です。簡単ですが、TVのスピーカーから見違えるように迫力のあるすごい音が出ます。これは聞かなければちょっと信じられないかも知れません。 このウェルフロート・ボードは、東大阪のジークレフ音響が発明した「スプリングの組合せによる完全なフローティングシステム」を搭載したオーディオ・ボードで、従来のどんなボードも実現できなかったストレスのない開放的な音を実現します。この素晴らしいボードをアメリカのオーディオファイルにも知って欲しくて、アメリカ国内の大手ディストリビューターにこのボードと、マグネシウム製インシュレーターMetal... 続きを読む