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女子部はみんなFF派!ファイナルファンタジーXIII
「逸品館NEWS」カテゴリーアーカイブ
逸品館メルマガ2022年3月4日号
みなさま、こんにちは。ひな祭りが終わり、「春の音」が聞こえるようになってきましたが、まだ冷え込むこともあると思いますので、ヒートショックなどには、十分ご注意下さるようお願い申し上げます。 ロシアがウクライナに侵攻し、多くの命が失われ、血が流れています。こんな狭い地球に、こんな無駄な争いばかりが続くのでしょう。一部の人間の狂気じみた蛮行に、一刻も早く終止符が打たれるよう強く願います。 けれど、平和に見える日本も解決しなければいけない問題は、山積しています。「利権」が「人命」や「全体の幸福」よりも優先されるようなことがあってはなりません。人間にとっても、オーディオにとっても「バランス」がなによりも大切です。高音と低音、解像度と雰囲気感、価格と音質など、数えればきりがありませんが、オーディオの本質は「響きのコントロール」に尽きます。 技術的には「歪み」と捉えられる「雑音」ですが、実際にはその存在が「音楽をより生々しく、生き生きと聞かせてくれる」ことが往々にしてあります。歪みを減らすためすべての「響き」を消してしまうと、オーディオは本当に詰まらない音になってしまいます。スピーカーを変えるのも、アンプやCDを変えるのも、インシュレーターを使うのも、ルームアコースティックを調整するのも、結局は「響き」を整えるためで、それを消してはいけません。 前号のメルマガで「アナログ聞き比べ」の動画のアップロードをお知らせしました。今週は、その完結編として「カートリッジと昇圧トランス聞き比べ」をアップロードしました。 響き(歪み)の多いアナログだからこそ、デジタルではわかりにくい「響きと音楽の関係」により容易く触れられます。実際、「アナログ聞き比べ」は、やっていて面白いです。努力して「アナログ関連の動画」を詳細にアップロードしても、売上はそう変わることはありません。けれど、その動画を見て「オーディオの楽しさ」や「深さ」に気づく人が一人でも増えればと願っています。 レコードプレーヤー:YAMAHA... 続きを読む
逸品館メルマガ2022年2月4日号
みなさま、こんにちは。週末また寒気が戻るそうなので、防寒や体調など十分にお気をつけ下さい。 前号のメルマガで電動シャッター不調のお話を書きましたが、点検を開けるとユニットに繋がるコネクターが1つ外れていたので接続すると、今のところ元通りに動いています。メーカーの人間がわざわざ点検して「壊れている」の診断に加え「耐用年数を超えたパーツの交換」をすすめられ、送られて来た見積もりがなんと「35万円オーバー」でした。普通なら、泣く泣く大枚を出費して修理を依頼するでしょう。個人的には、シャッターの修理は壊れてからでも遅くないと思います。耐用年数を過ぎたという理由だけで交換するのは、地球環境にも悪いとも思います。昔東芝が「壊れない家電」を作ったことがありました。けれど、そうすると自分の首が絞まることに気づき、だいたい家電製品の耐用年数は「8年から10年程度」がめどになっています。逆に言えば、それくらいで「壊れる」ように設計されています。車しかり、耐久消費財は似たようなものです。車の場合は「車検」という名目で、やはり壊れる前にどんどんパーツが交換されますが、海外では違うようです。時々ニュースで「水回りのぼったくり商法」に注意を呼びかけています。今回は、平和シャッターというきちんとした企業に修理をお願いしたにもかかわらず、その結果は水回りのぼったくりと、どこが違うのでしょう? 資本主義は「消費」の上に存在します。けれど、過大で無駄な消費が地球環境を汚染し、子供達の未来を危うくする一番大きな理由になっていることもまた事実です。私たちの社会がそのように成り立っているのは、困ったことです。逸品館も商品が売れないと、潰れてしまいますし。世界的にうまいバランスが見つかると良いのですが。その点オーディオ専門メーカーは、「寿命」に関して概ね大変良心的ではないかと思います。20年近く前の機器が適価で修理できる業界は、それほど多くはないはずです。逆に大企業のオーディオ製品には注意が必要です。彼らは「利益が出ない古い製品の修理」や、「古くなって利益を生まなくなった技術」には、まったく無関心で「ユーザーの利益」など考えずに、さっさとお払い箱扱いにしていますから。大企業だからといって安心とは限らないようです。 さて、今週は「D&M川崎本社試聴室(通称澤田ルーム)」で行った「B&W... 続きを読む
逸品館メルマガ2022年1月29日号
みなさま、こんにちは。オミクロン株が猛威を振るい、身近な知人が濃厚接触者やPCR検査で陽性になるケースも見受けられるようになりました。 今日は自宅の話しです。10数年前に念願の新築一戸建てを手に入れ、ベランダもなかった築50年近いマンションから引っ越しました。 折角なので「老後」を考え、電動シャッター、電子錠、電動雨戸、家庭用エレベーターなど、様々な便利装備を付けました。 ところが最近になって、電子錠が壊れ、美和ロックに修理を依頼すると、「古いモデル」なので玄関のドアを含めた交換修理が必要と言われ見積もりは「60万円超」でした。次に最近電動シャッターのリモコンの調子が悪くなり、見積もりを依頼すると「35万円超」でした。 自宅は、サンワホームで建てたのですが、築間もなく担当者が鬱を併発して退社し、引き継ぎがなくその後の「点検」が行われなかったので、まだ「未完成」の部分が残っています。玄関ドアの修理のときにサンワホームにそのことを話し確認してもらっても、サンワホーム自体経営の内容が変わり、さらに「古いことなので責任はとれない」と言われただけで連絡は途切れました。 調べると「電子錠」は、WEBなどで販売されているスマートロックを使えば、3万円~5万円で同等の以上の機能が得られることがわかり、自分で何とかしようと考えています。でなければ、10年強化ごとに60万円の出費が必要になりかねません。 電動シャッターは、自分で修理できればと思いましたが、通信ユニットの交換は必要なようなので、同時に提案された「10年ごとのモーター交換16.5万円」などや不明瞭な「諸経費約3万円」などを削れるかどうか、再見積を依頼するつもりです。大阪人は「けち」と言われますが、それは「納得できない出費」をしないだけで、お金を使わないのとは違います。 オーディオ機器の買い換えや修理が必要になったとき、逸品館の方針は「メーカーや輸入代理店が提示できる枠を超えた提案」ができることです。 1つは、YouTubeなどを使った「間違いのない(納得できる)製品選びの情報を提示する」ことです。 もう一つは、現状の音質を維持あるいは向上させながら、最も安い製品のご提案です。買い換えに来られたお客様に、買い換えというプランだけではなく、それ以外のプランもご提案できるように、常に様々な情報を集めています。 また、販売する商品は「長期ご使用時のコスト(修理代や維持費など)」もできるだけ詳しく調べて「ご購入前」にきちんと提示するように心がけています。 納得できる製品選びのお手伝い、長く快適に使い続けていただくためのお手伝い。それが専門店の仕事であり、そのサービスに対価を頂戴できるのだと逸品館は思っています。安くても売りっぱなしは、いけません。まして高価なのに売りっぱなしなど、言語道断です。 今週は、DENONから発売された価値ある「入門クラスサラウンドシステム」のご紹介をYouTubeにアップロードしました。一部製品(DENON... 続きを読む
逸品館メルマガ2021年11月26日号
みなさま、こんにちは。いよいよ今年も残り1ヶ月となりました。情報の流れが速いせいか、一年の経過がほんとに短く感じられます。 今週は、中国のテニス選手の人権が守れていないという理由から、北京オリンピックのボイコット騒ぎが勃発しました。空気を読めない「ぼったくり男爵=IOCバッハ会長」は、早速「選手の無事と人権問題は私が彼女と会話して問題がないことを確認した」とのコメントを発表しました。東京オリンピックでもそのように見えましたが、本当にこの人は「自分の利権さえ守れればそれで良い」という姿勢が強いようです。 みなさまはあまりご存じではないかも知れませんがオーディオ業界では「BOSE」が同様に見えます。 1964年に設立された日本法人としてのBOSEは、1972年発売の802シリーズ、1975年発売の301シリーズで存在感をアピール、さらに1982年発売の名器「101」でその名を不動のものとしました。 この日本でのBOSEのブランディングの立役者は、2008年まで社長を務めていらっしゃった、「佐倉住嘉氏」です。彼とオーディオ雑誌、オーディオ専門店が一丸となったことでBOSEは日本でのブランドイメージ、そして世界でのプランドイメージを樹立できたはずです。現在、多くの車メーカーにOEM装着されたのも、この日本でのブランド樹立が奏功しているはずです。 けれどBOSEは、2008年に事実上彼を更迭し、販売店との縁を切り、より利益の高い「イヤホン関連製品」、「高級一体型コンポ」メーカーに、180度方向転換します。個人の功績を顧みず、その成功のみを独占し、自己利益を求めて突っ走るというこのBOSEの姿勢に、バッハ会長と同じ臭いを感じます。実際、今発売されていうBOSE製品よりもよりやすく、音の良い製品はいくらでも見つけられます。 これに対して、D&MやLUXMAN、ESOTERIC、TEAC、TADなどと逸品館の繋がりは深く良好です。小さなメーカーではCECとも良い関係を保っていますが、彼らとの提携関係に一切契約書はありません。立場も、対等を旨とします。人間同士が友情を結ぶのに「契約書」が必要でしょうか?契約書のない提携は危険ですが、目に見えない信頼関係はそれ以上の価値があります。他を尊重、信用することなく、自分たちの利益が唯一と考える集団は、いずれしっぺ返しを食らうことになるでしょう。 今回はそういう「逸品館が信頼し合えるブランド」から「LUXMAN」にフォーカスしましょう。 逸品館を始めたとき、複数のブランドに取引を打診しましたが、なんの実績も持たないお店との契約に「GO」を出してくれるブランドはありませんでした。電話だけで断られることがほとんどでした。そんな中でLUXMANのセールス武内さんは、わざわざ断る理由を説明するためだけに逸品館を訪れてくれたのです。自分の思うようにならない、思いが伝わらないもどかしさから、私は武内さんを捕まえて2時間近く訴えたと思います。現在は、中国資本になっているLUXMANですが、発祥は大阪だったことも良かったのか、LUXMANは私の熱意・クレーム?に応えてくれて、ともかく限定したテスト取引を提案してくれたのです。そのテストで認められ、数ヶ月後逸品館は晴れてLUXMANと正式に契約することができました。その後は、LUXMANとの契約があると言えば、たいていのオーディオメーカーは契約をOKしてくれました。 けれど大恩あるLUXMANは、YouTube情報チャンネルにはあまり登場しません。ある製品は私が望むLUXMANの音質なのに、形式が異なるモデルは印象が大きく異なる。同じLUXMANの製品なのに、それらしい音とそうではない音のモデルがある。それが私が「LUXMANの音はこうである」とYouTubeで紹介しにくい理由でした。度々、LUXMANの社長には、その思いを度々強く訴えてきましたが、今秋フラッグシップパワーアンプとして発売された「M-10X」の音を聞き、技術的な解説を知って、すべての問題は今後完全に解決すると確信しました。 つまり、今後発売される製品は、私がイメージする、そしてすべてのLUXMANファンがイメージする音になると確信できたのです。メーカーHPの詳細に書かれていないので今は触れませんが、新たに生み出された増幅帰還エンジン「LIFES... 続きを読む