☆ PIONEER “KURO”はここがすごい ☆
すでに我々は、販売店向けの発表会で“KURO”の素晴らしさを体験しています。個人的な感想になりますが“KURO”のここがすごい!と感じた部分を書いてみます。
○黒がすごい!
当日は、この「黒」の凄さが中心にアピールされると思います。他社製品との比較では、花火(漆黒のバックに打ち上げ花火が上がる)の画面で、その黒の素晴らしさをご体験いただけると思います。
○発色が美しい!
「黒」が漆黒になったことで、色の鮮やかさが素晴らしく改善されます。液晶や他社のプラズマTVとの比較でその色再現性の素晴らしさがクローズアップされるでしょう。
○画面の自動調整機能がすごい!
TVが設置された周囲の明るさに応じて画面の明るさやコントラストが自動的に調整される機能は、他社の製品にも搭載されていますからさほど珍しい機能ではありません。しかし、“KURO”には、シーン(スポーツ、映画、ニュースなど)を自動判断しそれに合わせて画面のモードを変えるという、すごい機能が付け加えられています。まるで専属の調整スタッフがTVの中に居るかのように画面が次第に自動調整されてゆく様は、正に圧巻!誰が使っても、最高に近い画質で観られる!使う方の立場に立った、この機能開発搭載へのこだわりは、素晴らしいと思います!
○ブロックノイズ低減機能がすごい!
DVDの初期モデルでは「ブロックノイズ(画面の一部がモザイク状になる)がひどく目立ちました。これは、デジタル信号を処理するときの現れる特有のノイズなのですが、TV放送もアナログからデジタルに変わりこのような「ノイズ」が発生するようになりました。“KURO”は、デジタルの処理にピントを合わせた特別なノイズ低減回路を搭載し、デジタル特有のノイズをTV自身が除去します。暗い場面でのザラザラ感も抑えられ、この「ノイズ除去機能」は、素晴らしく効果的です。
○ジャギーが消える!動きが滑らかになる!
プロジェクターやTVのハイビジョン化により、画面が細かくなったために送られてくる画素数(ソースの画素数)からより多くの画素数を作り出す必要が生じました。一般にはアップスケーリングと呼ばれる技術です。少ない画素から多くの画素を作り出さねばならないために、虫眼鏡で新聞を見たときのように画面全体が粗くなってしまいます。そのままでは、動きのある画面がぎくしゃくしたり、斜めの直線がギザギザになってしまう(ジャギーと呼ばれます)などの問題が発生します。
そのため、アップスケーリングを行うときにこれらの問題を抑制するための特別な画像処理技術(回路)が必要となりますが、パネルがいくら良くても、このアップスケーリング回路が良くなければ、画面を綺麗に観ることは出来ないのです。KURO”は、この問題に真っ向から取り組み、現在発売されているTVの中では、最も高画質なアップスケーリング回路が搭載されています。当日は、このアップスケーリングの美しさのデモを是非ご覧下さい。私が“KURO”で最も感動したのは、このアップスケーリング回路なのですから。
このように“KURO”には、高画質プラズマTVに待ち望まれていた、ほぼすべての機能が搭載されています。消費電力もかなり小さくなりました。唯一の気がかりは、液晶にはない「画面の焼き付き」ですが、この部分に関しても改善が期待されます。
待ち望まれていた以上の高画質を実現したPIONEER渾身の作“KURO”はすごいプラズマTVです!