ホームシアターファイル 46号「”綺麗”なだけで大丈夫ですか?」

本誌の「インストール例」の写真はどれもこれも「夢」のようです。インテリア製を重視し“綺麗”なホームシアターに仕上がっています。しかし・・・!ちょっと待ってください。逸品館を始めとするオーディオ&ビジュアル専門店は「建築業」ではありません。我々の専門は「コンポーネントの選択」であって「家屋の設計」ではありません。まして「家屋の増改築」は、全くの専門外です。
いわゆる「姉歯事件」の影響で「建築基準法」が改正され、新築のみならず部屋の間取りが変わるような住宅の増改築に対する「法的規制」が大幅に強化されたことをご存じですか?今までのように増築だから、改築だから法的な規制を受けないと言うことはなくなりました。法的規制が強化された結果、建築申請が非常に難しくなり今までのように「大工さん」程度のノウハウでは、工事ができなくなっています。まして、それを「家電ショップ」ができるはずはありません。
そこで、逸品館ではお客様に安全で完成後のアフターサービスも万全な新築、増改築をご提案するために業界に先駆けて大手建築メーカー「近畿ミサワホーム」と業務提携契約を締結しました。お客様が思い描かれる「美しい仕上がりで画質も音質も飛びきり優れるホームシアター」は、元々オリジナルAV製品の開発、販売などを通じて全国のどのショップよりも「音に詳しい逸品館」のアドバイスにより「近畿ミサワホーム」が設計施工を行うことで「完璧な仕上がり」が実現します。
とはいえ、逸品館のアイデアは豊富でも「設計施工経験」不足が否めないため、なんと「モデルハウスを建築する!」というコストをかけてまで、アイデアの効果と仕上がりを実証実験、確認中です。需要があるから、儲かるからと言う理由だけで、本来不得意な「建築業」にまで業務を広げることはできません。我々の業務はすでに「機器の販売」だけで手一杯だからです。

それでもお客様のご依頼に答えるため「ミサワホーム」と提携し、さらに事前に自社でモデルハウスを建築してまで「より良いホームシアター」のご提案を目差します。それは、利益のためではなくお客様のこだわりに何としてでもお答えしたいという、逸品館の気持ちの表れでもあります。モデルルームの完成は3月末。そこから細かいチューニングを行って夏頃には、かなりのノウハウを蓄積できると思いますが、それらについてのお問い合わせには一切お答えいたしかねます。でも、もし「本当に納得できるホームシアター」をお考えなら、ご来店の上ご相談下さいませ。できる限りご期待に添えるよう、尽力いたします。


ホームシアターファイル 2008年 04月号 [雑誌]


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