AudioAccessory(オーディオアクセサリー) 129号「“安くて美味い!”それが大阪」

オーディオメーカーと専門店見学のためヨーロッパへ出張したとき、現地のレコード店に入ってみました。クラシックの売り場で一番多かったソフトはCDです。次に多かったのはDVDで、ざっと見たところでも数千枚を遙かに超え、CDソフトの1/10~20程度の豊富なタイトルが揃っていました。SACDは約100タイトル程度。ブルーレイはたった1枚でしたが、規格が消えたHD/DVDがなぜか2枚ありました。ソフトの価格は日本と同じくらいか?それよりちょっと高いくらいでした。時間の関係で他の売り場まで回れなかったのですが、豊富なクラシックソフトの数と、それを購入するお客様の層の厚さは、さすがにヨーロッパを実感させられました。詳しい見学記は逸品館ブログ(“ブログ逸品館”で検索してください)に掲載していますので、よろしければご覧下さいませ。
すでにご存じのように、次世代高画質DVDソフトの規格争いはブルーレイの勝利で幕がおりました。確かに動画をハイビジョンで記録できるブルーレイは、DVDよりも綺麗です。でもソフトによってはブルーレイと見分けが付かないくらい綺麗なDVDがあるのをご存じでいらっしゃいますか?では、ブルーレイの音質を聞かれたことはありますか?残念ながら従来のDVDを良い音で楽しめる術を知っている我々の耳には、その音ははなはだ「?」でした。
いずれにしてもブルーレイのソフトが普及するには、まだまだ時間がかかります。それに対してヨーロッパで相当多く普及していると感じたDVDビデオソフトベースの音楽コンテンツが、最近日本でもどんどん増えていることをご存じですか?その上、音楽DVDは「リージョンコード」によって海外のソフトが日本製のDVDプレーヤーで見られない映画ソフトと違って「リージョンコードなし」で販売されるものが多く、海外ソフトでも問題なく日本で見られます。輸入CDと同じくらい安く、収録時間が長く(2時間近くのライブでも1枚のディスクに収録可能)、サラウンドでもステレオでも楽しめるなど音楽DVDソフトにはCDソフトを越える魅力が満載です(輸入音楽DVDは、Amazonなどで容易に入手可能)。
でも、DVDソフトはCDよりも音が悪いのでは?確かにそれは“一般的”には事実です。しかし、逸品館オリジナルのAIRBOW製品には、その既成概念は通用しません。dtsならCDを遙かに超える高音質で、DD(ドルビー・デジタル)ですらCDに匹敵、あるいはそれを越えるほどの高音質で再生できます。最新のブルーレイよりも音が良い!と言ったら誰も信じないかも知れませんが、それも事実です。なぜならソフトに収録された音質・画質を生かすには、“フォーマット(規格)”よりも「それをどうして取り出すか?」が重要だからです。例えば、CDプレーヤーにしても1万円のものもあれば、1000万円を越えるほどの超高額プレーヤーもあります。双方のスペックに大差ありませんが、音質は?同じではありません。そんなことは、ちょっとマニアなオーディオファンなら誰でも知っていることです。ブルーレイとDVDソフトの音質・画質も同じです。それを再生するシステムによって、それを生かせるか?生かせないか?が決まるのです。では、プレーヤーやディスプレイは、高額なほど性能がよいのか?新しい物ほど性能が良いのか?おかしな事にそれも違っています。では一体何を基準に購入する製品を選べばいいのでしょう?方法は一つ。良い「お店」を選ぶことです。
どうせ買うなら「良いものを!」それは、”誰も同じ考え“だと思います。逸品館は、そんな「良い製品」をお捜しのお客様を応援します。また、ご購入になられた「製品」の性能をより良く引き出すための「お手伝い」は、私たちの最も得意な分野です。大阪には全国一安くて美味い食べ物が多いと言われますが、専門店も同じです。“サービス精神旺盛をモットーとする大阪”の安くて良いものが手に入るお店、それが「逸品館」です。どうぞ、お気軽にお尋ね下さいませ。


Audio Accessory (オーディオ アクセサリー) 2008年 07月号 [雑誌]


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