暑い夏がようやく終わろうとしてますね!
マイ避暑地の北海道については、前回の北海道オススメお土産特集、前々回のCUE DREAM JAM-BOREE 2008、をお送りしましたが、北海道がいくら涼しいとは言え夏の間中ずっとそこに滞在するわけにもいきません。毎夏訪れたい大好きな場所ではありますが・・・
そこで、今回は気軽に行ける避暑地として、この夏大いに役立った「地元の避暑地」を、終わろうとしている夏へのはなむけにお届けしたいと思います!
私の地元は奈良県なのですが、ご存じの方もいらっしゃいましょうが奈良県はほとんどが山です!半分は山と言っても過言ではありません。その山岳地帯こそが「地元の避暑地」なわけですが、今回は数ある山スポットから、夏に楽しいオートキャンプOKな「アウトドアレジャーサイト」をご紹介します!
私は両親がキャンプ好きだったこともあって、小さい頃から家族旅行と言えばキャンプだったくらいのアウトドア一家に育ったのですが、お蔭で自宅からどれだけ離れていても車なら2時間そこそこで行くことの出来る奈良県南部の山々は、それこそ想い出いっぱいの別荘くらいの気持ちになります。最近その山地域の中でも特にお気に入りなのが「御杖村(みつえむら)
>GoogleMap」という村です。奈良県の南東部にある宇陀郡(うだぐん)という地域に含まれる村ですが、キャンプ・観光と言えば同じ宇陀郡では曽爾村(そにむら) >GoogleMapが突出しているために奈良県民の私でも最近まで存在を知りませんでした(すみません)。
その御杖村に「みつえ青少年旅行村」という複合的なアウトドアレジャーサイトがあります。そこが、ここ最近の避暑地兼遊び場としてのマイブームなんです!
まず、車で気軽に行くことが出来ること。西名阪「針」インターから30分くらいでしょうか。道も整備されていて子供連れのママの車でも安心です。
次に、日帰りのバーべーキューくらいなら持ち物を一切準備しなくてもいい便利さ! これは重要です。本格的なキャンプなら例えデイキャンプでも飲食料から食器から相当の荷物が必要になりますが、ここは村内ですべて調達可能です! なんだったらバーベキューセットと言って肉も野菜も焼きおにぎり用のおにぎりも、網も軍手も必要なものがなんでもかんでも含まれたお得なセットを、予約すれば用意しておいてくれるんです!
さらにアウトドアと言えばやはりエコがつきもので、ゴミは原則持ち帰りがマナーですが、ここは村ですべて回収してくださるんです! 缶も瓶もペットボトルも簡単な分別だけでOKなので、アウトドア初心者でも臆せずにアウトドアレジャーのゴミ問題に向き合えると思います。ルールは簡単な方が取っつきやすいですもんね!
そんな感じですので、本当にカラダひとつで遊びに行けてしまうお手軽さが相当お気に入りなわけです。
さて、便利さはおわかり頂けたかと思いますが、やはりレジャーとしても充実していてこその「アウトドアレジャーサイト」です。
みつえ青少年旅行村でオススメしたいのが、「ボブスレー」と「アマゴてづかみ(&串刺しバーベキュー)」です!
ボブスレーは2人乗りの簡単なもので、急勾配の山の上から一気に駆け下りる大人でもスリル満点な乗り物です。小さい子供も大人と同乗すればOKです。ただ、本当に簡単にスピードが出るので、調子に乗ってスピードを出しすぎると結構痛い目にも遭います。金属のパイプで出来た道を駆け下りるので、転倒すると夏の湿った肌に「ずべべっ」という摩擦音が何とも不快でしかも激痛です。
「駆け下りる」タイプでは、もうひとつものすごく長いローラー滑り台もあり、こちらも子供・大人に関わらず大人気です! ただ、大人の体重でローラー滑り台に挑むとお尻がかなり大変なことになるので、生尻で挑むなら若干の覚悟が必要です。段ボールを敷くなどすれば問題ないですが、私はあえて生尻をオススメしたいです。大勢で行けばみんなで爆笑できること間違いなしですよ!
あと、村内を流れる川には水中滑り台もあり、こちらもかなり楽しいです!
次に「アマゴてづかみ」ですが、御杖村はアマゴ(川魚です)の養殖場があり川もキレイなので、甘くて美味しいアマゴを夏中楽しむことが出来るんです。
ここでも小さな池(実際はわりと大きいかもしれませんが)に希望の数だけアマゴを放してそれをひたすらてづかみで捕まえるという夏山の田舎ならではのレジャーが楽しめます! ぬめっとした川魚の表面に一瞬怯みつつも、大人も子供も必死でアマゴを追いかける姿は想い出のムービー撮影には最高のシチュエーションだと思います。 うっかり多めに放してしまえばそれをすべて捕まえるまでは終われないという、先にバテるのは人間かアマゴか、みたいな状況になりますが、本当に楽しいですよ!
取ったアマゴはその場で串刺しにして、バーベキューのおかずになります。全然臭みがなくて甘くて美味しいので、今はこのアマゴを食べるのも夏の楽しみになりました。
これから秋に向かってはお隣の曽爾村ではススキが有名です!
ちょっと峠を走れば三重県で有名な観光スポット「赤目四十八滝」が紅葉を迎えます! 虫の音や川のせせらぎなどリラクゼーションCDなどで聴くのもいいですが、本物の自然もやっぱり最高! 今頃ならヒグラシの切ない声と、川辺や田んぼを飛ぶアキアカネが、過ぎ去る夏の哀愁を誘って癒され度満点ですよー!