高音質アンプでお馴染みのLUXMANより約10年ぶりとなるCD/SACDプレーヤーが発売されました。D-06、D-08と2機種が発売となりましたが、その内のD-06が早速入荷致しましたので試聴致しました。
入荷したての新品のD-06を箱から出してアンプに接続し、最初に鳴らしてみた印象は、今私がLUXMANに対して抱いているイメージとは少し違うものでした。
すっきりとしていて透明度の高い空間にスッと音が立ち上がる感じで好感が持てました。音が少し明るく全体的な印象としては個人的に90年代前半頃の高級CDプレーヤーをイメージ致しました。勝手に一人で「あの頃のCDプレーヤーも良かったよなぁ」とか思いながら暫く聴いていました。
その後D-06は3号館でのテストのため移動となり先日3~4日ぶりに1号館に戻ってきて展示となりました。そして再びD-06にディスクを入れて聴いてみると、
「あれっ」
先日と音質が少し違っています。滑らかさが増していて表現にも柔軟さがより感じられます。90年代前半の・・・というイメージがなくなり、純粋に
「このプレーヤー、音いいな」
となりました。
ボディーの作りも良くかなりしっかりとしています。またデザイン的にパネル面にネジが見えない所にも物作りに対してのLUXMANの拘りが感じられ、非常に好感を持ちました。DAC入力も装備しており、使い勝手も良く考えられています。
このクラスではESOTERICやMARANTZのCD/SACDプレーヤーを中心にお薦め致して参りましたが、このD-06はその中に完全に割って入ってきました。
全然負けてない。寧ろキャラクターが少なくお薦めしやすいと感じる程です。
- 3号館でのテストレポートはこちらでご紹介させて頂いております。
- ご購入はこちらからどうぞ。
現在、常時1号館にてご試聴可能となっております。是非この機械に一度お聴き下さいませ。