HiVi (ハイヴィ) 2010年 10月号「アクセサリーの活用方法」

先月号にも書きましたが技術が完熟し新製品への買い換えで大幅な性能向上が望めないオーディオでは、「アクセサリーの活用方法」に注目が集まっています。信号や電源ケーブル、インシュレーターやボード、あるいは機器に張り付ける小さなチップまで「星の数ほど」のアクセサリーが市場に溢れ、まさに玉石混淆です。最近ではシアター機器も技術が成熟し、以前のようにモデルチェンジによる飛躍的な性能の改善が実現しなくなっています。プロジェクターは価格が下落し、高級品がなくなって以前ほど期待出来る製品がありません。TVも“クロ“から、画質はほぼ横ばいです。BDプレーヤーやAVアンプもHDMIなどの規格は変わりますが、音質はここ数年やはり横ばいです。それは世界を震撼させた経済恐慌の影響で、高級品の開発がストップしていることも原因でしょう。このような現状でデジタル家電を「買い換え」ても、画質・音質の改善は実現しません。オーディオと同じように「アクセサリーの活用」が有効になってきます。
一般的に人気のあるアクセサリーは「ケーブル」です。ケーブルには映像と音声が流れていますから、直感的に「重要」と感じていらっしゃるからだと思います。逸品館では、Audioquest社やWireworld社の高品質HDMIケーブルをお薦めしていますが、映像のコントラストや奥行き、動きの滑らかさの向上、あるいは音声の細やかさ明瞭度の向上に大きな効果があります。ラインナップ中、最も安いケーブルでも確かな改善を実感して頂けます。まずは「お試し」に一本如何でしょうか?
逸品館の経験からお薦めしたいのが「電源関係アクセサリー」です。逸品館オリジナルの電源ケーブルAIRBOW KDK-OFC/2.0m(3P型、販売価格¥4,900税込)とKDK-OFC-M1.85m(メガネ型、販売価格¥2,520税込)は、逸品館のオーダーで国内大規模工場が生産するOEM品のため価格は抑えられていますが、すべてのAV機器で確実なグレードアップを実感して頂けます。
さらにお薦めなのが、AIRBOWのオリジナル電源タップです。AV機器は数が多いので接続にはタップが必要ですが、このタップの品質が画質・音質に大きく影響します。パソコン用のマルチタップ、電源延長用の数千円のタップをお使いなら、AIRBOW ABPT-4.09V(¥10,000)を使ってみませんか?画面の色が濃くなり、音のパワー感が確実にアップします。さらなる改善を望まれるなら、AETの製品がお薦めです。最後の決め手が「足下」です。適切なインシュレーターやボードを使うことで画質・音質が向上します。
高級AV機器の販売実績の高い逸品館だからこそできる、高級機を“生かす”ための「アクセサリー」の品揃え、さらにオリジナル商品AIRBOWなど独自のお薦め商品も多数ご用意しています。「売りっぱなし」は、大阪商人の恥です。他店でお買い上げの機器へのご相談もご遠慮なく、皆様の「機器を“生かす”アクセサリーの活用方法」は逸品館にお尋ね下さいませ。
詳しくは“逸品館”や“AIRBOW”を検索してホームページをご覧下さいませ。

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