主に映像系を担当しております、古谷です。
今日はちょっと映像を離れてレコードプレーヤーの音質アップについてレポートしたいと思います。
プライベートでは、レコードからLDまで(進化していない!?)、他にBDやDLNAのオーディオ、さらにYOU-TUBEなど色々観たり聴いたりしていますが、レコードに関してはほとんど聴いておりませんでした。
オーディオを昔始めたころは、レコードが無くなると聞いていたので、それを信じてレコードは集めておりませんでした。
しかし最近ひょんなことで、レコードを聞くようになってからは、学生時代などに聴いていた曲や新しい曲までレコードで聴いています。なかなか深みのある音で、ユーミンからノラ・ジョーンズまで、ついつい夜更かしして聴いてしまいます。
いつもCDで聴いている、ノラ・ジョーンズもレコードなら新鮮な響きを感じます。
あと、やはりジャケットが大きいのでジャケットだけでも伝わるものがあります。
レコードは触るポイントが多いので、各種音質向上テクニックがあると思いますが、今回は、オーディオボードを試してみました。
VICTOR QL-Y66F
かなり古いプレーヤーですが、電子式のアームも含めてしっかりと動いています。当時のメカの強さに感心します。
レコードというのは特に振動に敏感です。水平な安定した台に設置するのが基本です。
案外ラックの上にそのまま置いている場合が多いと思います。
書く言う私も、上記の写真の台にそのまま設置していましたが、ちょっと使い出して少しいい音が出てくるとどんどん音を追求したくなるのがこの趣味の性(サガ)です。
手元に人工大理石があったので、プレーヤーの下に設置してみました。
すると、
各楽器の定位がはっきりとし、よりクリアで見通しの良い表現になりました。
性能の良い、レコードスタビライザーを使用したかのような効果が手に入ります(安価で)。
AIRBOW JDB4444912
販売価格4,200円(税込)
人工大理石などボードの購入は、こちら
これは常設になりそうです。
さらに効果的に振動を抑制したい場合は、
フローティングボード WFBシリーズ
がおすすめです。価格は上がりますが、更なる効果が期待できます。
フローティングボードの記事はこちらから
おまけ、
COSMO TECHNO CS-M1 ご購入はこちらから
私はフォノイコライザーは、COSMO TECHNO CS-M1(OEMの同等品)を使用しており、このCS-M1に内蔵されたフォノイコライザーでレコードを昇圧して聴いています。
結構馬鹿にできない高音質で、気にって使っています。
音質をアップする方法をお知らせします(アップしない人もいます)。
COSMO TECHNO CS-M1は電源をACアダプターで、供給する仕様になっており、普通は特に意識することなくコンセントに差し込んで使っていると思いますが、ACアダプターにも、実は極性がございます。
ACアダプターを電源に差し込む向きによって結構音程が変わります。
テスターで極性を図ることもできますが、差し替えるだけですので音を聴き比べて、選んでいただいても構いません。
レコードの音が甲高いなと感じてましたら、ACアダプターの向きを変えるだけで、音が良くなることもございます。是非お試しくださいませ。
機器のアースの測り方は下記ページをごらんくださいませ。
https://blog.ippinkan.com/archives/20090820191820