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投稿者「逸品館代表 清原裕介」のアーカイブ
StereoSound(ステレオサウンド) 178号「ディスクorディスクレス」
CDにはレコードの潤いがないと言われます。しかし、今のCDの音には十分な潤いと温かさが感じられ、その上ノイズの少なさディスク保管の簡便さを考えると、私はレコードには戻れません。それでも手元には選りすぐったレコードがまだ500枚ほど残っていますが、それは過ぎ去ったものへのノスタルジーです。オーディオファイルの音源がレコードからCDに変わって随分立ちますが、そろそろCDも消え去る運命にあるようです。 ... 続きを読む
逸品館メルマガ195「海上釣り堀とあまのじゃく 」
以前からお話していますように、私は「海上釣り堀」へ行くのを楽しみにしています。私が良く行くのは、和歌山の「紀州」という釣り堀です。 http://minnaga.com/kishu/ 今年はすでに3回出漁しましたが、この時期に釣れる魚は身が締まって美味しいです。しかし、水温と共に魚の活性が下がるので、釣り上げるのは難しくなります。特に今年は水温が10度前後と非常に低く、魚の活性が半冬眠状態にまで下がりました。こんなに水温が下がると魚を釣り上げるのが非常に困難になります。そんな中で毎回10匹近い釣果あげられて、私としてはかなり納得しています。 ところが低い低いと思っていた水温が、2月24日の10.7度から翌25日にはなんと17.1度まで急上昇したのですから驚きです!1度の水温変化は、気温3度に匹敵すると言われています。たった一日で気温だと20度に相当する水温の上昇が起きたのです。こうなると眠っていた魚が一斉にえさを採り始めるので、まさに釣り堀はフィーバー状態!になります。友人も出漁し、これまでにない大漁だったそうです。 ところが、ひねくれ者の私はこういう時には、あまり釣りに出かける気になりません。それは、苦労して釣り上げるのが面白いからなんです。あまのじゃくのようですが、なんだかオーディオにも当てはまりませんか?簡単にいい音にするか?苦労して、狙った音を出すか?選ぶのはあなたです。アドバイスは!逸品館にお任せ下さい。掲示板もご利用下さいませ。 https://www.ippinkan.com/community/com_top1.htm ... 続きを読む
逸品館メルマガ194「普及品と高級品、SHARPの新製品」
ここしばらくPass製品の一括試聴を行ってきましたが、高級品には高級品にしかない味わいがあるということ。普及価格帯オーディオ機器の音質が大きく向上したのに対し、高級品の音質は昔と比べて大きな変化がなく、高級品と普及品の相対的な音質差が小さくなりつつあることを強く実感しました。 特にPCの顕著な性能向上から伺えるように、デジタルオーディオ関連機器のパフォーマンスが大きく向上しているように思えます。 https://www.ippinkan.com/pass_x260.5_xa100.5.htm 普及価格品の性能が向上した結果、高級品には「価格に伴う価値はない?」のでしょうか。料理(レストラン)に話を例えるならば、A級グルメ/B級品という分類があるように、安くてうまい物を探すのと、高くてうまい物を探すのでは、意識が全うと思います。オーディオも、安くて音が良い製品を求めるのと、高くて音が良い製品を求めるのでは、全く考え方(意識)が違うのではないでしょうか? 逸品館の特徴は、他店にない「安くてうまいオーディオ」を取りそろえていることですが「高くてうまいオーディオ」もちゃんと取りそろえています。お客様の「目的」に応じてお選び頂ければと思います。 2月21/22日にマイドームおおさかで、SHARPの新製品発表会がありました。逸品館が注目しているのは70型の液晶TVです。現段階では、発売時期価格とも未定ですが8月頃までには何らかの発表がありそうです。気になる画質は、これまでSHARPが発売した液晶TVで最高でした。 この発表会では予告なしに3D対応家庭用プロジェクターも発表されました。それも液晶(反射液晶)ではなくDLP方式の3D対応モデルです。DLPならではの動画追従性能(反応の早さ)を生かし、クロストークによる滲みが発生しない3D映像は、液晶や反射型液晶を大きく上回る色鮮やかさと奥行き感がありました。 3D映像投影時に「6倍」、2D映像投影時に「5倍」とされるカラーホイール高速化の効果で、DLPで避けられなかった「色割れ(カラーブレーキング)」がほぼ完全に解決しているのも大きな魅力に感じました。 逸品館が一貫してお薦めしてきた「プロジェクターにはDLP!」がまたひとつ進歩しまし た。気になる価格ですが、Victor... 続きを読む
AudioAccessory(オーディオアクセサリー) 140号「新しい時代の幕開け」
2011年を迎え、オーディオは「新たな時代」を迎えようとしている。レコードから始まったオーディオ文化は、アナログで「再生芸術」の頂点を極め生演奏と同等の地位を得るに至った。アナログはやがて主役の座をデジタルに譲り渡すが、デジタルがもたらした「簡便性」はオーディオ人口を飛躍的に増大させた。少なくとも日本では、音楽を一日に一度も耳にしない人はいないだろう。さらに音源がメディアCD(ディスク)からネットワーク(データ-)へと変われば、従来とは比べものにならないほど多くの「音源(演奏記録)」がたやすく入手できるようになる。オーディオ不況と言われ続けているが、それは「全体を見ない」からだ。 懐に金が転がり込まないからといって、オーディオが衰退しているわけではない。不景気、不況と言われ続けて久しいが、それは「コストダウン」によって、人手が減らされた結果に過ぎない。仕事が減ったわけではなく、多くの仕事が人の手を離れただけなのだ。オーディオも同じで、録音~再生のプロセスの「省人間化」は、デジタル技術の導入によって一気に加速した。結果として音楽は「安く」、「早く」手に入るようになった。消費者から見れば、それは「恩恵」に違いない。利益を出せるかどうかは、我々の努力の問題だ。 デジタルの波に乗り、ここ数年台頭した「PC/ネットワークオーディオ」は、正にその主流だ。PCをトランスポーターとして活用すれば、低コストで音作りが楽しめる。オーディオの目的が「いろいろな音を聞くこと」であれば、これほど理にかなう低コストな方法はこれまでにはない。しかし、オーディオの目的が「よりよい音を聞くこと」であれば、この分野はまだまだ探求の余地がある。まず、PCの音が悪い。電気楽器ならまだしも、精密で複雑なアコースティックな音源を再生しようとすれば、PCはCDプレーヤーに遠く及ばないことをご存じだろうか?PCは汎用機であって専用機ではないから、いろいろな仕事をさせるのには向いている(いろいろな音を出すのには最適)が、専用の仕事をさせるには向いていない(最高音質を求めるのには不向き)。音の良いPCを作ろうとすれば、高級CDプレーヤー以上のお金がかかる。しかし「謎が多い」ということも、オーディオを活性化させる重要なポイントだ。 やがてネットワークオーディオ関係機器も、CDがそうであったように「アナログ回路(アナログ部分)」の重要性を認識するだろう。一方で変化は常に何らかの痛みを伴う。しかし、それを乗り越えたとき未来は大きく広がる。メディアの変革は25年ごとと言われているが、CDが登場してからおおよそ30年の2011年から、オーディオは新たな時代に入る。いずれにしてもオーディオに新しい風が吹き込まれることを歓迎したい。 懸念もある。デジタルの台頭と反比例して衰退する音楽文化の中から、今後よりよい音楽が生まれるかどうか?それは大きな問題だ。しかし、落胆する必要はまったくない。CDを超える音質のハイビット、ハイサンプリングの音源がダウンロードでより簡単に手に入るようになれば「高音質音源」に困る必要はなくなるし、著作権の問題さえ解決すれば、数が売れないという理由で絶版になったCD(音楽コンテンツ)もダウンロードで再配信されるに違いない。今以上の音質の音源、絶版であきらめていた録音がダウンロードで鮮やかに蘇る。オーディオファンと音楽ファンにとって、これほど喜ばしいことは他にない。交響曲の多くが時に磨かれてその輝きを増したように、遺された録音も時代に磨かれて、その輝きを増すのだろうか?ダウンロードで演奏に永遠の命が与えられた今、その可能性は非常に高い。時代を経て語られる名画のように、録音された演奏が語られる時代がやってくるだろう。 逸品館では時代に合わせ、最新CDプレーヤーのTAD D600 Esoteric K-01を展示導入すると共に、高音質クロック・ジェネレーターAntelope... 続きを読む
逸品館メルマガ193「音色の大切さと新型スパイクベース」
ここ一ヶ月、エレクトリからPassのセパレートアンプを借用して試聴しています。... 続きを読む