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女子部はみんなFF派!ファイナルファンタジーXIII
「メルマガ」カテゴリーアーカイブ
逸品館メルマガ053「響き、音色/トーンの重要性・その2」
前回のメルマガで「音色/トーン」と音楽の表現の関係について書きましたが、嬉しいことに旧知のお客様から次のような内容のメールを頂戴いたしました。 「いつもメルマガ楽しく拝見しています。いつも主張しておられること、全く同感です。私もアマチュア合唱を23年続けています。よくコンサート、アマの演奏会にも行きますが、人を感動させるのは演奏する人が何を言いたいのか(表現したいのか)です。それが音楽的に格調性を持っているか、つまり演奏する指揮者、演奏者伴奏者・・・・・の人間性・価値そのものが演奏を通じて聴く人に感銘を与えるか否かなのです。オーディオも、全く似た側面があり、仲間同士で聴きあうとき、究極は(=あるレベルを超えた時)オーナーの人間性を聴き合う事になることです。社長の主張される、オーディオの制作者(=設計者)の音楽性・人間性が評価される、と思っています。そういう意味で、つまりオーディオは人現性をさらけ出すという意味でおもしろくも、一方では、特にプロは怖さもある、と言うことです。」この意見には、私も全く同感で、音楽(オーディオ)の持っている芸術側面を端的に言い表していらっしゃるのではないだろうか?と思うのです。 音楽を演奏するのは、ある意味で自伝を書くのと同じです。なぜなら、演奏者が楽器を奏でると言うことは、自身の内面、内に秘めた「心象」を音に変換することに他ならないし、空間に放たれた音は、言葉より遙かに雄弁に演奏者の心象を表すからです。演奏者は、意図する、しないにかかわらず、演奏中は常に、自身が選んだ「音」によって「自分の内面」をさらけ出してしまうのです。なぜ「音」がこれほどまでに雄弁なのか?それは、音楽が元々その目的、つまり言葉では伝えきれない心象を音に変えて伝えるために生みだされたからなのです。 http://www.ippinkan.co.jp/setting/audio1_1.html... 続きを読む
逸品館メルマガ052「響き、音色/トーンの重要性・その1」
今月発売のステレオサウンドに「響きこそ音楽そのものである」と銘打った広告コラムを掲載しました。弊社HPには、すでに掲載済みなのでご覧になられた方も少なくないと思います。 http://www.ippinkan.co.jp/column/stereosound164.html このコラムに書いたように、最近はつくづく「響きを殺さず生かす」ことが大切だと実感しています。今月、AIRBOWからPM8001/StudioとPM6001/liveという2機種のプリメインアンプを発売しましたが、これらのモデルにも、この考えを取り入れ「回路で生まれる響き」を生かしながら音を作っています。 測定器では、「響き」は「歪み」として計測されます。その「歪み」が音楽にとってプラスに作用するか?マイナスになるか?それを判断できるのは、音楽を感じられる人間だけです。このようにオーディオ製品は、電子回路であると同時に楽器でもあるのです。オーディオ製品の楽器としての性能を確かめ、それを練り上げる唯一の方法は、「耳でアンプ(オーディオ製品)を作る」というやり方しかありません。 この方法は、昔から行われてきたことですが、最近新発売されているデジタルアンプの綺麗だけれど無表情な音を聞いていると「なぜこれほどまで心に響かない製品を作れるのだろう?」、「これらのアンプは本当に人間が聞いて作ったのだろうか?」と心底疑問を禁じ得ないことがあります。中身が薄っぺらになりつつあるのは、オーディオ製品に限ったことではありません。レストランやラーメン店の食事も然りです。どこに行っても「同じ味」。レトルトや冷凍食品を調理して、それが「料理です」と言われても、私は納得できません。きちんとトレーニング(修行)を積んだ料理人が、心を込めて作る食べ物が「料理(お袋の味も立派な料理!)」であって、インスタントに量産する食べ物は、料理とは呼べないと思うのです。 ただ、オーディオと違ってレストランが良心的なのは、インスタントな食事しか出さないレストランは「価格もそれなり」だと言うことです。マクドナルドには、マクドナルドの価格に釣り合った「味(パフォーマンス)」が存在し、そう言う意味ではバランスが取れているし、お客様は価格に応じてレストランを選べば、大きな外れなく価格相応のサービスが授受できるという点では、オーディオ業界よりも「良心的」だと思えます(ただし、安くても体に悪い添加物が入っているような食べ物を出されては別ですが)。 私から見れば、最近発売される「デジタルアンプ」の多くは、レトルトや冷凍食品と同じレベルにしか思えません。見かけは綺麗ですが(聞いた感じの音はよい)深み(音楽の表情)が足りないからです。これらは、使われている技術こそ最新ですが、音楽生成装置として考えた場合、旧来のアナログアンプに劣る(より安いアナログアンプよりも音が悪い)その内容は実に稚拙だと言わざるを得ません。現時点でデジタルアンプがアナログアンプに勝っているのは、発熱が少ないこと、消費電力が小さいこと、コンパクトなことのこの3点だけではないでしょうか?この長所を生かし、TV用のアンプや、携帯電話、パソコンなどの「家電品、家電情報機器」にデジタルアンプを搭載することは理解ができます。デジタルアンプの音をアナログアンプに置き換えるなら、フィードバックを多く掛けたアナログアンプの音に似ています。フィードバックを増やすと測定上の歪みは減りますが、音が無表情で冷たくなります。この冷たさを嫌って「ノン・フィードバック(無帰還)」のアンプを賞賛していたはずの、オーディオメーカーがなぜデジタルアンプを嫌わないのか?理解に苦しみます。デジタルアンプを「本物の味」を求められる「ピュア、オーディオ」に導入するのは、まだ時期尚早ではないでしょうか? ... 続きを読む
逸品館メルマガ051「PS3は、本当にすごいのか?」
地球温暖化の影響か?最近は、AV機器の大敵「雷」はひどくなる一方です。「落雷」による被害防止のサージフィルター付き電源を使うと一定の効果はありますが、絶対に大丈夫というわけではありません。 https://www.ippinkan.com/OP_OMT/op_oat_page1.htm#P25 山間部に関わらず、雷が近くに落ちたことのある経験をお持ちなら、電源ケーブルを抜く!これが絶対に安全な方法です。転ばぬ先の杖、備えあれば憂い少なしです。 いよいよ期待の高画質プラズマTV“KURO”が発売されました。配達、下取り(壊れたTVでも下取り可能)などのサービスを準備しています。詳しくは、下記HPをご覧の上メールなどでお尋ね下さいませ。 https://www.ippinkan.com/pdp_lcd/pdp_lcd_page1.htm HDMIの画質の検証でPS3(最新のファームウェーアーに書き換え済み)をじっくりと見てみました。メディアがこぞって、これはすごいすごいと言っていますが、本当にそうなのでしょうか? 私の感想は、ある意味では“YES”。ある意味では“NO”です。 まず、すごいと言われているその音質ですが、これは言われているほどは大したことはありません。数万円程度のCD/SACDプレーヤー、あるいはユニバーサルプレーヤーの音質と大差ないレベルに思います。もちろん、逸品館推薦のCDプレーヤーの方が比べものにならないくらい、いい音です。画質は、Panasonicの20万円弱のブルーレイ・プレーヤーと見比べました。PS3に搭載されている画像処理エンジンのスペックから推察しても、画質が良いのは想像できますが、圧倒的に“PS3”が高画質でした。しかし、それはあくまでも「静止画」の状態での評価です。 PS3の画像は、透明度も高く、解像度も高いのですが、PS3の画質には「深み」が欠けています。いかにも!デジタルチックな画質です。そして、静止画の解像度が高いことが裏目に出て、動画の動きがとても不自然に感じられます。もちろん、それでも比較したPanasonicよりは、良いところもあるのですが、同じソフトをDVD(AIRBOW... 続きを読む
逸品館メルマガ050「PIONNER 新型プラズマTV“KURO”はすごい!」
☆ PIONEER “KURO”はここがすごい ☆ すでに我々は、販売店向けの発表会で“KURO”の素晴らしさを体験しています。個人的な感想になりますが“KURO”のここがすごい!と感じた部分を書いてみます。 ○黒がすごい! 当日は、この「黒」の凄さが中心にアピールされると思います。他社製品との比較では、花火(漆黒のバックに打ち上げ花火が上がる)の画面で、その黒の素晴らしさをご体験いただけると思います。 ○発色が美しい! 「黒」が漆黒になったことで、色の鮮やかさが素晴らしく改善されます。液晶や他社のプラズマTVとの比較でその色再現性の素晴らしさがクローズアップされるでしょう。 ○画面の自動調整機能がすごい! TVが設置された周囲の明るさに応じて画面の明るさやコントラストが自動的に調整される機能は、他社の製品にも搭載されていますからさほど珍しい機能ではありません。しかし、“KURO”には、シーン(スポーツ、映画、ニュースなど)を自動判断しそれに合わせて画面のモードを変えるという、すごい機能が付け加えられています。まるで専属の調整スタッフがTVの中に居るかのように画面が次第に自動調整されてゆく様は、正に圧巻!誰が使っても、最高に近い画質で観られる!使う方の立場に立った、この機能開発搭載へのこだわりは、素晴らしいと思います! ○ブロックノイズ低減機能がすごい! DVDの初期モデルでは「ブロックノイズ(画面の一部がモザイク状になる)がひどく目立ちました。これは、デジタル信号を処理するときの現れる特有のノイズなのですが、TV放送もアナログからデジタルに変わりこのような「ノイズ」が発生するようになりました。“KURO”は、デジタルの処理にピントを合わせた特別なノイズ低減回路を搭載し、デジタル特有のノイズをTV自身が除去します。暗い場面でのザラザラ感も抑えられ、この「ノイズ除去機能」は、素晴らしく効果的です。 ○ジャギーが消える!動きが滑らかになる! プロジェクターやTVのハイビジョン化により、画面が細かくなったために送られてくる画素数(ソースの画素数)からより多くの画素数を作り出す必要が生じました。一般にはアップスケーリングと呼ばれる技術です。少ない画素から多くの画素を作り出さねばならないために、虫眼鏡で新聞を見たときのように画面全体が粗くなってしまいます。そのままでは、動きのある画面がぎくしゃくしたり、斜めの直線がギザギザになってしまう(ジャギーと呼ばれます)などの問題が発生します。 そのため、アップスケーリングを行うときにこれらの問題を抑制するための特別な画像処理技術(回路)が必要となりますが、パネルがいくら良くても、このアップスケーリング回路が良くなければ、画面を綺麗に観ることは出来ないのです。KURO”は、この問題に真っ向から取り組み、現在発売されているTVの中では、最も高画質なアップスケーリング回路が搭載されています。当日は、このアップスケーリングの美しさのデモを是非ご覧下さい。私が“KURO”で最も感動したのは、このアップスケーリング回路なのですから。 このように“KURO”には、高画質プラズマTVに待ち望まれていた、ほぼすべての機能が搭載されています。消費電力もかなり小さくなりました。唯一の気がかりは、液晶にはない「画面の焼き付き」ですが、この部分に関しても改善が期待されます。 待ち望まれていた以上の高画質を実現したPIONEER渾身の作“KURO”はすごいプラズマTVです! ... 続きを読む
逸品館メルマガ049「フォーマットだけで画質や音質が決まるわけではない」
お盆も近づき、いよいよ夏真っ盛りです。逸品館のある日本橋では、ヒートアイランド現象のために日中は35度を超えるほどの猛暑で、外に出るとくらくらするほどです。お体には十分注意してくださいませ。暑いから・・・。と言うわけではありませんが、来週月曜日13日~15日は、お盆休みのため全館休業させていただきます。ご迷惑をお掛けいたしますが、あしからずご了承のほどお願い申し上げます。 北欧ノルウェーのオーディオメーカー「HEGEL」の新製品全機種をテストしました。同じ北欧のスピーカーメーカーDYNAUDIOとの類似性を感じさせる穏やかで深みのある音質に感じました。詳細は、下記のページでご覧頂けます。 https://www.ippinkan.com/hegel_h1_h200.htm AIRBOW久々の真空管アンプ TRV-35SE/Dynamiteいよいよ発売開始しました。この蒸し暑さ、うっそうとした気分を吹っ飛ばせる、底抜けに明るい音をお楽しみ下さいませ。一人でも多くの方に、この素晴らしい音で音楽を聴いて欲しいという願いを込めて販売価格を見直し、¥185,000(税込)を、高音質専用電源ケーブル付きで ¥168,000(税込)に値下げしました! 大人気のスピーカー QUAD 11LにMark2が登場!展示販売を開始しました。 https://www.ippinkan.com/SP/quad_rega_page1.htm#11L2 AUDIO-PROよりi-pod対応のポータブルコンポが登場!本革外装の お洒落な製品です。近日発売開始です! https://www.ippinkan.com/SP/audiopro_page1.htm#PORTO 最近の私の主張「響きを消さずに音を整える」という方向の音質改善の考え方の 基本をまとめてみました。 http://www.ippinkan.co.jp/column/stereosound164.html 「響き」という言葉は抽象的で分かりにくいかも知れません。しかし「響き」を「波」と考えると、理解しやすいのではないかと思います。例えば、水面に石を投げて波紋を起こすとします。これが、音が出て広がっていく様子です。水面が閉ざされていると(部屋などの閉ざされた空間で音を出すと)波紋は、反射して戻ります。この時に行く波と、戻る波はぶつかり合いますが、タイミング次第で上手く交差して水面が乱れないことがあります。部屋での音の響きを整えるのは、これと同じ考え方です。波を消してしまうのではなく、その重なりを整えるのです。ランダムに発生している響きを整えられると音楽はより豊かに再現されるようになります。 お風呂やプールで指先などで波を起こし、反射してくる波と綺麗に重なるようにするにはどうしたらよいでしょう?それは、出て行く波と戻る波のタイミングを合わせることです。タイミングを合わせるためには「波を出す位置」すなわち「音源の位置」が重要だと言うことが分かります。レーザーセッターでスピーカーの位置をミリ単位で調整したり、スピーカーのセッティングで左右のスピーカーを交互に鳴らしながら、反射音の濁りを取るというのは、ちょうどこの「音源の位置合わせ」に相当する作業なのです。 人間にとって聴き取りやすい高い音は数KHzです。4KHzの一波長は、空気中では85mmです。一つの波の大きさが85mmの重なりを調整するには、それりもずっと小さい位置調整が必要です。スピーカーの位置を数ミリで調整して音が変わるの?と質問されますが一波長85mmの波の重なりは、音源をたった数ミリ動かすだけで大きく変わります。逆に、一気に85mm(もしくはその半分の42.5mm)以上動かすと重なりは調整されず、タイミングが一波長ずれるだけです。こういったモデルを頭に描きながら、スピーカーの位置を微調整すると、何も買わなくても音をグンと良くできるはずです。逆によい装置を買ってもこのような調整を怠った場合、その性能の1/10程度しか発揮できなくても不思議はありません。 http://www.ippinkan.co.jp/setting/begin_speaker_setting.html このお休みに、スピーカーのセッティングを「数ミリ」見直されては如何でしょう?ちょっとしたことですが、大きな効果が上がるかも知れませんよ! 9月~10月にかけて、PIONEERからコントラスト比20,000:1を実現したプラズマTVが発売されます。従来のプラズマTVは、暗い部分でも「種火」と呼ばれる微弱な発光が行われていたため、黒い部分が灰色になっていました。今回の新プラズマTVでは、この「種火」をほぼゼロにすることで、灰色の部分を漆黒の表現とすることが可能となりました。画質のキーポイント、アップスケーリング回路もこだわりの技術が投入され、他社の大画面TVとは文字通り「次元の異なる」高画質が実現しています。今までに投入された高画質技術の中でも、最も重要で革新的な改良です。年末に高級プレーヤーが発売される「ブルーレイ」にも注目ですが、この「KURO」と名付けれたPIONEERの新型プラズマTVの画質には、久々に感動すら覚えました。価格も42型でメーカー標準価格45万円(税込)~60型フルスペックHDモデルで99万円(税込)と他社製品と比較しても、特別に高いと言うことはありません。大画面TVの購入をお考えなら、このプラズマを見てからでないと後悔するかも知れませんよ! HDMI vs コンポーネントの画質勝負については、現在細かい部分の取材を薦めています。HDMIの画質、音質が、理論よりも芳しくない原因の大部分は「プラグ形状」と「ケーブルの品質」にありそうだという結果は、大体見えているのですが、時間の関係で詳細な技術的な裏付け調査がなかなか思うように進んでいません。しかし、現時点でもHDMIが万能だと言うことは無いと断言できます。HDMIについてメーカーが行っている宣伝も有利な部分ばかり強調される事が多く、実情を100%正確に反映しているとは思えません。製品による差も大きいのですが、HDMIだけが抜群に画質が良くて、他は使い物にならないと言うことはありませんのでHDMIだけに振り回されないようにご注意下さい。 また、音質に関してもブルーレイは非圧縮で抜群に音はよいはずなのですが、逸品館で聞けるAIRBOWの標準的な従来のサラウンド音声を越える音をSHARP、PIONEERのデモでは聞けませんでした。データー的には、圧倒的に優秀なのですがどこか「ボトルネック」が解決されておらず、まだその能力はまったく発揮できていないようです。少なくとも、DVDのドルビーデジタルの音ですら、CDを越えると感じられることがあるAIRBOWで聞く限り、従来のサラウンドの音声でもまったく不満は感じられませんし、それらの音が安物のAVアンプで聴く非圧縮のドルビーTURE HDより良く聞こえても、まったく何の不思議も矛盾もないことです。 そう言うことなので、AVアンプ選びも、HDMI+ドルビーTureHDにこだわる必要はないと思います。少なくとも十数万円程度のAVアンプが、従来トップモデルの音質を一気に飛び越えるというような、逆転現象は起きないはずです。ところがブルーレイの発表と前宣伝の影響でドルビーTureHDを非搭載のAVアンプやDVDプレーヤーの割り引きは非常に大きくなっています。今高級機を購入するのは、ある意味でチャンスかも知れません。 逸品館オリジナルのAIRBOWのAVアンプやDVDプレーヤーがメーカー製品の音質や画質を越えるという評価を得られるのも、画質音質に関しては「データーでは決まらない」部分が非常に大きいからです。それは、技術の進歩によりCDの音が良くなっって、SACDとの差が小さくなっている事でも証明できますし、あるいはオーディオの世界では、高価なCDプレーヤーが存在する。それこそが、SACDよりもCDに価値が認められている証拠であり、フォーマットが音質・画質のすべてではないことの証明なのです。 ... 続きを読む