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女子部はみんなFF派!ファイナルファンタジーXIII
「メルマガ」カテゴリーアーカイブ
逸品館メルマガ038「AIRBOW PS8500/Specialが到達した新しい音の世界」
いよいよ桜のシーズンです!暖冬でしたが、桜の開花は私の周辺では例年より1週間程度早いかな?といった感じでした。皆様の周りではいかがでいらっしゃいますか? 長らくお待たせしてきました、AIRBOW PS8500/Specialですがいよいよ最終仕様が決まり、今月中頃~下旬に掛けて発売を開始できそうです。価格は、35万円(税込)で当分の間は、専用電源ケーブルをサービスいたします。 音質のねらいは「他用途性能(使い勝手)」の向上です。どんなにアンプの音が良くても「高音質録音ディスク」は良い音が鳴るけど「録音状態の悪いディスク」では良い音が出ないというのでは、失格です。なぜなら、愛聴盤が常に「優秀録音」だとは限らないからです。 音が悪いけれどこのソフトの演奏が好きで好きでたまらない。お気に入りの多くのディスクから、さらに音が気に入らないからと聴いていないディスクから、素晴らしい音楽をお聴かせしたくてこのアンプを作ってきました。最高の「音楽アンプ」として、自慢できるような性能を目差し、それが達成できたと思います。 PS7400/Specialと比べた場合、中低音の量感や余裕度が大幅に増強されています。さらに全帯域での音質バランスの徹底的なチューニングによりどんなスピーカーと組み合わせてもゆとりのある音場が再現されるはずです。リッチな中低音が達成された結果、空間の広がり、音の厚み、音楽表現力の深さなど感覚に訴える部分の「深さ」と「ゆとり」が、かなりアップしていると思います。 また、AVアンプには必ず設けられている「アナログ入力」と「デジタル入力」という二つの音の入り口を生かして、それぞれの音に「明確な個性」を持たせることにチャレンジしました。この思想は、AIRBOWプリメインアンプの最高モデル「TERA」に搭載した「ラルゴスイッチ」の考え方をより明確にし、進めたものです。 アナログ入力(7.1chダイレクト入力)でPS8500/Specialを使用した場合には、繊細かつ明瞭度も高い、音像がホログラム的に再現される、いわゆる「ピュアオーディオ的」なクリアなサウンドが実現します。これは、SACDやDVDオーディオといった「優秀録音ディスク」の良さを引き出すために重要なポイントです。また、本来AVアンプよりも遙かにお金のかかった高音質デジタルプレーヤーの内蔵DACの音質を引き足すためにも重要なポイントです。アナログ入力の音が悪ければ、どんなによいDVDプレーヤー(CDプレーヤー)を接続しても、その良さが生かされません。癖のない高音質で「良い音」を「良い音のまま」再現することを目差したわけです。 これに対しデジタル入力(同軸デジタル入力)でPS8500/Specialを使用した場合には、まるでアナログレコードを聴いているような滑らかなサウンドで音楽を楽しめます。世間の一般的な「HiFi製品」が最も苦手とする「録音の悪いディスク」を素晴らしい音でお楽しみ頂ける音質を「デジタル」で作ることにチャレンジしたのです。それは、デジタル音声入力の方が「プレーヤーの影響」を受けにくいからです。プレーヤーの影響が少なければ、それだけより厳密な音作りが達成できます。そのためにアナログではなく「デジタル」での音作りを選んだのです。 デジタル入力では、ソフトの録音の善し悪しにかかわらず「音楽を聴く楽しさ」に純粋に浸っていただけるでしょう。明瞭度を若干低下させ、写真をソフトフォーカスにすると「色気」が出てくるのと同じような手法を使っていますが、洗練度が非常に高いため「音が濁った」というようなマイナスイメージをほとんど感じることなく「雰囲気」が一段と濃くなるはずです。言い換えれば「音に意図した歪み加える」事により「雰囲気」を出しているわけですから、デジタル入力時に「S-DIRECT」を使用すると、音質バランスが損なわれます。多くの回路を通ることにより発生する「歪み」をプラスの方向に作用させている事実がそのことからお解りいただけると思います。これは、今までのメルマガでお話ししてきた「再生芸術論」を「実践」として成功させた例であるとお考えいただいて差し支えありません。 音楽的に徹底的なチューニングを施されたデジタル入力と相性がよいディスクは、音源がアナログの時代のJAZZやクラシックなどです。今までは、録音が古くて「うるさい」と感じていたソフトが、驚くほどの新鮮さと滑らかさ、艶やかさを持って蘇る様は、本当に「マジック!」と叫びたくなるほどの出来映えであると自負しています。 もちろん、その素晴らしいサウンドはCDのみならずDVDビデオディスクでも発揮されます。AIRBOWのAVアンプを購入したお客様の多くが「音楽DVDビデオを購入することが多くなった」とおっしゃいますが感覚的には、DVDビデオソフトの多くがCDよりも良い音と雰囲気でお楽しみ頂けると思います。 このアンプには、Bi-amp駆動システムが搭載され、Bi-wire入力対応のスピーカーと組み合わせれば、スピーカーケーブルをもう一組ご用意いただくだけで、Bi-ampでお使いいただけます。アナログとデジタルの二つの入力を備えること。DVDビデオディスクもいい音で鳴らせること。この特徴だけを生かして2chアンプとしてお使いいただいても、十分ご満足いただけるものと確信しています。 とにかく、手元にある、そして世の中にある「すべてのデジタルディスク」を「素晴らしい音楽に変えてしまおう!」というもくろみは、かなりの高いレベルで達成されたと考えています。4ヶ月、本当に長くお待たせいたしましたが、必ずお客様のご期待を上回るサウンドでお答えできると思います!現在の所は、まだ3号館に1台プロトタイプがある状態ですが、よろしければ、一度お聞きいただき感想をお聞かせ下されば光栄に存じます。 ... 続きを読む
逸品館メルマガ037「WIREWORLDのスピーカーケーブルには、驚いた」
いよいよ桜が咲き始めたようです。あいにく昨日は雨降りでしたが、花見の日にはカラリと晴れるようにお祈りいたします。 メルマガをお送りするのが月曜日になってしまいましたが、昨日はお休みを頂いて「カートレース」を楽しんできました。レースと普段走っているサーキットの様子は、下のページでご覧頂けます。 今回の私の成績は、PRDクラス5位とFP3クラスは初めてのリタイアでした。 社員の松田徹もFP3クラスに参戦しました。お世話になっているカートショップのページは、下のページです。 このショップのページは、私が作ったものですがずいぶんと長い間更新していません。 もし、レーシングカートに興味をお持ちだったり乗ってみたいとお考えなら、お気軽にご連絡下さいませ。 今週のオーディオの話題は、WIREWORLDの最高級スピーカーケーブルの音質に驚いたこと!に尽きます。詳しくは、次のページをご覧下さい。 https://www.ippinkan.com/wireworld_audioquest_test.htm 同時にaudioquestとWIREWORLDの新型インターコネクトケーブルを聞き比べてみましたが、さすがに上手くまとまっているという感じでした。このケーブルの試聴に触発されて、好評発売中のAIRBOW... 続きを読む
逸品館メルマガ036「目に見えないものの価値」
「花冷え」の言葉通り、桜の季節の直前に冷え込んでいますが、いかがお過ごしでいらっしゃいますか? こんなに少し、それも年に僅かな期間のちょっとした季節の変化まで繊細に言葉で表現できる日本語って素晴らしいと思いませんか?私は言語学者ではありませんが、こんなに繊細に様々な事象を表現できる言葉は、日本語だけではないかとすら思えるほど、日本語は繊細でそして優しい言葉です。そして、そんな言葉を発明した日本人も素晴らしく繊細で優しい心を持っているのだと思います。にもかかわらず最近の日本の言語は、どんどん乱暴でチープになっています。言葉の乱れが先なのか?心の乱れが先なのか?それはわかりませんが、美しい日本語が荒れてゆくのを感じると気持ちはすごく複雑になります。 私が日本人として誇りを持てる日本語ですが、日本人として恥と感じるのが「役人天国(権力者のやりたい放題)」を許していることです。規格に合わないから、少数だから、面倒だから、そんな理由で弱者を切り捨てたら、いずれその報いは自分に戻ってきます。人間は弱いから助け合って生きていかないと生きられないのですから。人を切り捨てると、いつか自分も社会に切り捨てられるでしょう。私の中学時代の友人にいわゆる「ホームレス」を支援している奴がいます。ありきたりの社会と怠惰な生活に背を向けて、あえて茨の道を選んで生きています。彼の活動は検索エンジンで「芳井 武志」を探していただければ、わかるはずです。それが正しいか?あるいは賛同できるかどうか?そして、実際に自分が協力できるかどうか?難しい現実は、いったん脇に置いて自分たちの周りにある「理不尽な問題」について、私たちは常に「知っておくべき=興味を持っておくべき」だと思うのです。実際に行動を起こすかどうかは、今は大きな問題ではないと思います。最も大切なのは「関心を失わないこと=無関心にならないこと」です。関心を失わずにいれば、いつかそう感じる人が多くなれば、それが世の中を動かす原動力となるはずだからです。 人間が人間らしく生きて行くために絶対に必要なのは「思い(希望や夢、思いやりの気持ち)」を失わないことではないでしょうか?その大切な「思い」を失わないために「思い」を大きく広げ共感の輪に飛び込むために必要なのは、「目に見えない物を感じ取る力(心の力)の大きさ」です。その力は「お金」、「権力」、「数字」などの「ハッキリと目に見えるもの」に頼っていると失われます。必要なものが「お金」で簡単に手にはいるようになると、それに比例して「感謝の気持ち」が失われるからです。「あたりまえ」の気持ちが強くなり、感謝の気持ちが薄くなると「お金では手に入れられないもの」の存在が見えなくなります。そこにこそ「求めるもの」があるのに気づかないまま、心は少しずつ壊れて行きます。\5,000/1本の水を飲むようになったら、汗をかいてたどり着いた湧き水の旨さを味わえることはなくなるでしょう。努力して手に入れた「水」は、\5,000/1本の水とは比べものにならない価値があるはずなのに、その人はもう二度とその価値を手に出来ないのです。庶民が汗を流した税金を無駄遣いするのは、公僕としてのあるべき姿ではありません。そして、その善悪を決めるのは「法律」ではありません。個人の心の中にある「道徳観」であり「正義感」です。ひとは「心」で動いているのであって「法律(外からの命令)」で動いているのではありません。自分の行動を決めるのは「自分自身の考え」であって、決して「人から操られている」のではありません。それが、最近は「目に見えるもの(法律や契約)」ばかりがクローズアップされて、それらよりも遙かに大切なはずの「目に見えないもの」がどんどんおろそかになっているように思うのです。人を傷つけたり、人を傷つけても平気なのは、傷つく人の姿を見ていないからではないでしょうか?傷ついた心が流す、見えない血が彼らには感じ取れないのかも知れません。「見えないほどの小さな季節の変化」すら美しい言葉に残した日本語の持つ優しさや繊細さとは、まったく対極の世界のようではありませんか?日本人が本来身につけていた繊細な「目に見えないものを見る力」=「想像力(思いやり)」が失われた結果が日本語の荒廃に現れているのだとすれば、恐ろしいことです。 ... 続きを読む
逸品館メルマガ035「オーディオアクセサリーについて思うこと」
少し早いですが、4月といえば新学期です。新学期の始まりに桜を見ながら、散りゆく桜花の舞う中を登校するというのが日本の風物詩だったように思うのですが、今年の桜の開花は、かなり早くなるのではと予想されています。新学期を迎えるまでには「受験」という難関が待ち受けています。オーディオやホームシアターは楽しい趣味ですが、時として周囲には騒音となってしまうことがあります。もし、お近くに受験生の方がいらっしゃったら「音量エチケット」には、くれぐれも気を使ってあげてください。 年末年始のセールでAETの超高級ケーブル「SIN」が大ヒットしました。「満足度保証」と銘打って行ったセールですが、実際の返品は「ゼロ」。つまり返品はまったくありませんでした。10万円近くもする電源ケーブル、6万円/1mもするケーブルが大ヒットして返品がないというのは、すごいことです。ケーブルで音が変わるのだろうか?電気的にはなかなか説明が付かないことですが、このセールの結果が一つの答えとなるでしょう。高級ケーブルに価値はあるのです。 この高級ケーブルという市場は、ここ10年で急速に拡大しています。それは、アナログディスク(レコード)文化が終わり、デジタル(CD)文化が始まったことと無関係ではないと思うのです。アナログディスクの時代なら、さしずめ「カートリッジ」、「昇圧トランス」、「フォノイコライザ/プリアンプ」に相当するオーディオ製品が、高級ケーブルなのではないでしょうか?大がかりに機器を買い換えることなく、自分自身で音を作ることのできる最後の砦が「ケーブル」をはじめとする「オーディオアクセサリー」なのでしょう。 そういう意味で、近年の「オーディオアクセサリー」のマーケットは、拡大し続けあたかも雨後の竹の子のように様々な「オーディオアクセサリー」のメーカーが出現しています。しかし、今回ご紹介した「AET」のように「価格と音質の価値が一致している製品」は、そんなに多くありません。具体的なメーカー名は上げませんが、逸品館がお薦めしていないオーディオアクセサリーメーカーの製品のほとんどは「コストパフォーマンスが悪い=価格ほど音が良くならない」と考えています。逸品館も「AIRBOW」というブランドでオーディオアクセサリーを発売していますが「すごく音が良くなる」からといって「製造コストを無 視した高い価格」を付けることはありません。なぜなら、アクセサリーはあくまでもアクセサリーであって「確実な効果を保証できる製品ではない」という考えがあるからです。 例えば、アンプやスピーカー、CDプレーヤーは、直接を音を変えることができる、つまり「主役」です。しかし、オーディオアクセサリーは主役を引き立てるための「脇役」に過ぎません。それが主役よりも遙かに高い価格であって良いわけがありません。たしかに、AETのケーブルは高価ですが返品のないことがその確実な効果を裏付けています。それに対し、逸品館が積極的にお薦めしていないオーディオアクセサリーの多くは「確実な効果」を保証できません。使い方で良くもなるし、そうではないこともあります。AIRBOWの開発製造を通じて「生産コスト」も大体わかりますから、馬鹿みたいに高い値段を付けているアクセサリーも販売を見合わせています。もちろん、市場に発売されているすべてのアクセサリーをテストしているわけではありませんから、逸品館が薦めていないから良くない製品だと言うことにはなりません。その部分は、誤解のないようにお願いいたします。 このオーディオアクセサリーに対してAIRBOWが発売している「チューンナップモデル」は、脇役ではなく主役です。確かにメーカー製品をベースにしていますが、非常に厳密で長時間のヒヤリング開発という多大なコストを懸けて開発されています。年末に発売を予告したPS8500ベースのAVアンプがまだ発売できないのは、音質が納得行かないからです。そのために今年に入ってから、文字通り一カ所を変更して数日連続でヒヤリングテストを行い、納得の行く結果が出たら次の一カ所を改良してテストを行いという、気の遠くなるような手間と時間をかけて開発を行っている最中です。AIRBOWのチューニングには時間がかかります。つまり、1機種を販売にこぎ着けるまでには、膨大なコストがかかるのです。それ故に、チューンナップされた製品がベースモデルの倍を超える ほど高価になることがありますが、高く売りつけているわけではありませんのでご理解下さいませ。事実、AETと同時に行っています「AIRBOW品質保証サービス」ですが、返品は数台のみに留まっています。その返品理由も、音が気に入らなかったというのではなく、購入したモデルよりも上位モデルに変更したいという積極的な理由からでした。 https://www.ippinkan.com/airbow/airbow_campain.htm オーディオは、「積極的に音を作って楽しんで良い」、「生と再生音楽を比べる必要はない」と高いところから論じてきましたが、何事にも節度はあります。冒頭でお話しした「音質エチケット」同様に、商売にも「エチケット」と「倫理」が存在しなければなりません。私が常々疑問に思うのは、サントリーなどの酒造メーカーが「健康食品」を販売していることです。確かに、飲み過ぎなければ毒にはならない「お酒」ですが、度を過ぎれば体に悪影響を及ぼします。たばこもそうですが「有害性」を承知していながら「お酒」を売っているメーカーが「健康食品」を販売しているのが、腑に落ちないのです。「毒」と「薬」を同じ会社が作っているようなものではないでしょうか?そういう会社の「倫理観」を果たして信用して良いのでしょうか?なんて疑いを持ってしまいます。 オーディオアクセサリーも使い方によって「毒」になる場合があります。どんなアクセサリーも使いすぎは良くありません。試して良かったからと言っていきなり増やすのではなく、少しずつ試しながら、徐々に増やしてゆかれることをお薦めいたします。 ... 続きを読む
逸品館メルマガ034「オーディオの真髄とは?」
今回の話題は「音楽的感動」です。音楽的な感動を初めて体験なされたのはいつ頃でいらっしゃいますか?音楽を聴いて初めて涙を流されたのは、小学生時代?それとも中学に入られてからでしょうか?私は、中学時代にフォークソングを聴いていたときだったと思います。もしかすると、小学生時代にディスニーの映画を観て涙を流していたかも知れませんが、一つ確かなことは、私が音楽を聴いて初めて涙を流したのは「生演奏」ではなく「オーディオから流れる音楽だった」ということです。生演奏とオーディオで聴く音楽では、聴いていた時間の長さがまったく違うのでフェアな比較ではないかも知れませんが、とにかく生演奏を聴いて涙を流した記憶は数えるほどしかありません。今までに音楽を聴いて流した涙の量は圧倒的に「オーディオから流れる音楽を聴いていたとき」が多いのです。 歌謡曲を聴き、JAZZを聴き、クラシックを聴き、あらゆる音楽を聴いて今までに沢山の感涙に噎んできました。純粋に音楽を楽しんでいたときではなく自分自身のオーディオセットの音が良くなったときにも涙を流しました。オーディオの音を聴きながら、オーデ ィオで音楽を聴きながら、感極まって涙が流れたことは数知れません。今振り返れば私にとってのオーディオとは、そういう「音楽的な感動」を与えてくれると同時に「純粋に音が良くなった感動」も与えてくれる、いわば音楽を聴く道具であり、自分で演奏する楽器でもあったように思います。 自分自身のパーソナルなオーディオセット(といってもラジカセ程度でしたが)を手に入れた頃は、フォークソングばかり聴いていました。井上陽水にはじまり、吉田拓郎、泉谷しげる、5つの赤い風船、風、かぐや姫、大塚まさじ、はしだのりひこ、数え上げればきりがないほどのフォークソングを聴きました。一緒に歌いたくなってギターを買い、学校から帰るとすぐにギターを抱えて歌っていました。でも、彼らの中でそれを「生」で聴いたことがあるのは、井上陽水、忌野清志郎、奥田民生、来生たかお、くらいでしょうか?POPSでは、さらに少なく中ではピーボブライソンのライブが素晴らしかったことを覚えています。JAZZやクラシックにいたっては、古い録音を好んで聴いていた事もあって、それらを「生」で聴いた経験はほとんどありません。 にもかかわらず、初めて生で「井上陽水」を聴いたとき「まったく違和感がなかった」ことを覚えています。つまり、私がつたないオーディオセットで聴いていた「井上陽水」と始めて生で聴いた「井上陽水」には、まったくと言っていいほど差が感じられなかったのです。コンサートが終わって楽屋で井上陽水と言葉を交わしたときも、まるで旧知のような親しみを覚えこそすれ初めて合う人物とはまったく思えませんでした。それは、きっと彼らの音楽が「生演奏」でも「電気増幅=PA」を使っていることと無関係ではないはずです。なぜなら生演奏と言っても彼らのコンサートには、電気増幅器(いわゆるPA)が使われていて、歌声は「生」ではなく「スピーカー」を通して聞こえるからです。PAもオーディオも電気的に音を増幅して聴かせるという意味で違いはなく、違いがあるとすれば音源が「生」か?あるいは「録音」か?という違いだけなので「生演奏」と「オーディオで聴く演奏」がかなり似ていたとしても不思議はありません。このように歌謡曲では、オーディオと生演奏はほぼイコールです。イコールどころか3号館のような凄いオーディオセットで歌謡曲を聴けば、音質も感動も生演奏を大きく越えることも不可能ではありません。 ... 続きを読む