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「社長のうんちく」カテゴリーアーカイブ
StereoSound(ステレオサウンド) 150号「ピュアオーディオのあり方」
ピュアオーディオが斜陽だ。オーディオマニアのイメージがジメジメしてしかも理屈っぽい「根暗系オタク」に偏りつつある。ピュアオーディオをより深く音楽を聴く手段とする「正統派音楽ファン」のお客様の心情を察すれば、この状況は断腸 … 続きを読む
ファーストクラスのサービスを目指して!
AV機器購入のきっかけは、ライフスタイルの変化と大きな関連があると思います。たとえば、「スポーツやシリーズで始まった好きな放送をもっときれいに見たい」・「CATVを導入した」・「部屋を改装した」・「新築の予定がある」・「引っ越しの予定がある」・「子供が大きくなってチャンネル争奪戦が激しくなってきた」...etc。 何となく「買い換えや」・「買い増し」の予定は決まりつつあるけれど・・・。そこからが大変です。「雑誌」・「インターネット」から始まって、「家電店・専門店巡り」をしなければなりません。 「雑誌」によって「主張」が異なり、「販売店」によって「推薦品」が異なる。「マニア」や「インターネット」では、「侃侃諤諤」の論議に火がついて、挙げ句の果てには言い争いに陥っている・・・。いったい何を「信じ」、なにを「基準」にして良いのやら。 結局、信じることのできる唯一の指標は「価格」に落ち着くのですが、実はこれが「最大の落とし穴」なのです。特に、「音の良さ」と言うとらえどころのない「性能」を売り文句にするオーディオ機器(オーディオ業界)では、「価格」=「性能」の誘惑に誰しもが簡単に陥ってしまいます。 ただ「良い音」を求めたいだけなのに、したり顔で口を出す「雑誌」・「評論家」・「価格信仰の強いマニア」とのつき合いに疲れてしまった「音楽ファン」も少なくはなかったと思います。 時には「良い音を求める気持ち」を逆手にとられ、「高ければよい」という彼らの傲慢なやり方に業を煮やしながらも、しぶしぶ財布の紐を緩めた経験が誰しもあるはずです。 「納得できない・・・!」そうです!その思いを「絶対に忘れない」で下さい。 納得できないものに代価を支払う必要などありません。支払った「代価」に見合う「納得」が得られなければなりません。「納得できない買い物をさせられたお店」とつきあう必要などありません。お客様の「欲しい」という気持ちを煽り高額な製品を成約することは、販売のプロなら造作もないことです。 逆に、お客様の「欲しい」という気持ちに水を差さない範囲で、プロとして自信を持ってお薦めできる商品へその選択肢を広げて頂くことはとても難しいのです。もし、上手くいかなければ販売の機会を逃してしまうことになるからです。しかし、長期的にお客様と良好な信頼関係を結び、お互いに気持ちよく取引を続けるためには、やはり「ダメなものはダメ」とハッキリいう方が良いと思うのです。 そして、お客様の本当の利益のためにダメをはっきり言えることこそ誠意あるプロなのだと思います。とはいえ、その「ダメ出し」が公平な見識ではなく、販売員の個人的な好き嫌いによるものだったら、それも全く無責任な話です。 そんなことを繰り返しやっと最近、「本当のサービスが何であるか?」気づき始めています。 私達は、お客様が商品を選ばれるときに「可能な限り正確なアドバイス」を差し上げたいと、いつも思っています。だから時には、お客さんに過剰だと感じさせてしまうほど「今お使いの装置や、部屋の状況、お好きな音楽のジャンルや演奏家」などを詳しく伺っているのです。さらに、できるだけスピーディーに情報を提供したいと考えています。お客様の楽しい気持ちに水を差さないように、不要なストレスを少なくすることが専門店としてのお客様への「最大の誠意(サービス)」だと考えているからなのです。 もちろん、商品を販売して利益を得ている民間企業ですから、商品売価を据え置いて無限にサービスばかり向上させることはできませんが、昨年、1号館を年中無休にしアフターサービスを間断なく迅速に行えるようにしました。お電話でのお問い合わせやご来店の場合には、過去5年間のお取引の履歴がすべてパソコンに入力されていますので、必要ならお名前とお電話番号を頂くだけで、お買いあげの機器の状況がわかるようになっています。そして、最近開設したホームページの掲示板も、できるだけ早くお返事を書き込むように努力しております。 そういう「他店にはない逸品館のサービス」を是非、上手くご活用ください。きっと、お役に立てるはずです。今後も、信頼できる専門店としてのサービスの充実に努めてまいります。もし、AV・オーディオで迷われたときには、お気軽にご相談頂ければ幸いです。 逸品館・一同より ... 続きを読む
AVアンプをお勧めする理由
本来ピュアオーディオ製品に較べて音が悪いと言われているAVアンプですが、実際には同価格帯のピュアオーディオ製品を凌ぐ場合があります。AVアンプをお薦めするのは、音が良いという理由以外にも「DACとアンプが一体になっている」ためピュアオーディオ製品のように「機器相互間の相性を考慮しなくて良い」という優れた利点があります。なぜなら、コンポの相性が悪いとどんなに高価な装置を買っても安心して音楽を楽しめない場合があるからです。「相性問題」それは、音楽ファンのオーディオマニアがもっとも苦しむ問題です。 しかし、DAC部とアナログ増幅部が一体となっている「AVアンプ」では、CDやDVDとの接続にアナログ音声出力に較べて遙かに「機器固有の癖の少ないデジタル出力」が利用できるため「相性問題」がほとんど生じないのです。そのメリットに加え「DAC部とアナログ部(パワーアンプ部)を一体」として考え「バランスの整った良い音」に仕上げることが出来るAVアンプなら、いとも簡単に「音楽を楽しむために最も重要なバランスの整った音」を実現できるのです。 AIRBOWのAVアンプのアナログ部分(パワーアンプ部)は「同価格帯のプリメインアンプを確実に凌ぐ高音質を実現」しています。そして、デジタル部分(DAC部)も「同価格帯のDACを確実に凌ぐ高音質」を実現しています。難しく高価なピュアオーディオ製品に手を出さなくとも、CDプレーヤーやDVDプレーヤーとデジタル出力で繋ぐだけで「ピュアオーディオの製品より確実に安く、バランス良く音楽を楽しめる音」が出せるAIRBOWのAVアンプは、音楽ファンにとって計り知れないほど大きなメリットを秘めています。 「システムを複雑にせず良い音を聞きたい」とお考えの音楽ファンのお客様にAVアンプをお勧めするのは、これがもっとも大きな理由です。 ... 続きを読む
音と音楽-問題編
音楽を録音して再生する。この素晴らしい技術が開発されて100年が経過しました。しかし、100年前と比べてオーディオは本当に進歩したと言えるのでしょうか? たしかに、CDプレーヤーの登場によって音楽(音楽らしきもの?)は、あらゆる所にあふれています。今や、自然の音より人工的な音や音楽を耳にする機会の方が多いくらいです。... 続きを読む
ギミックから芸術への回帰
類は「音」を記録し「好きなときに好きな場所で再現」する方法を発明しました。その動機は「コンサートの記録再生」であることに間違いはないはずです。その後、「録音再生技術」は飛躍的に進歩、開花し、「録音音楽」はすでに「生演奏」を越える文化となりました。オーディオの発達がその発祥の起源である音楽を変えて行くのです。 このように「新しい道具の発明」が「新しい文化を生み出す」現象はパソコンの発達、インターネットの普及が現代社会と文化に与えている影響を例に挙げるまでもなく、今までの人類の歴史で幾度となく繰り返されていることです。その中にあって「オーディオ」は本当に「音楽芸術の発展」に貢献できているのでしょうか?たしかに、オーディオの進歩は「誰もがコンサートに行かずして音楽を聴ける」という、大きな利便を私達にもたらしてくれました。しかし、徐々に「コンサート(生演奏)を記録再生する」という本来の目的から大きく逸脱し始めているのではないかと危惧するのです。 「オーディオ」を純粋な記録再生技術として考えるなら、「装置」に求められるのは「再現性の正確さ」です。音楽は「音」で構成されていますから、記録再生時に「音」が変われば、当然「記録としての精度は保持できていない」と考えるのが当たり前です。にもかかわらず、現代のハイエンド・オーディオはこの「録音再生で音が変わる」という「大きな技術的問題」をなおざりにしたまま、理論や技術の一人歩きを許しているのです。雑誌や一部のマニアが煽り立て、「音が変わることをありがたがり、それを弄ぶ風潮」は使う目的も無い「技術開発」を続け、更に「理論を正当化するための理論」・「新たな技術を作り出すための開発」を繰り返し、ついには草も生えないほど文化を不毛にしてしまうでしょう。もっと厳しく言うなら、このような「意味のないギミック」を競い、一部の機械マニアを喜ばせるための開発に終始したオーディオ・メーカーが「オーディ機器の音楽不在」を引き起こし、音楽ファンのオーディオ離れに拍車をかけ、業界は自己崩壊を始めているのです。 巨大化・複雑化した科学技術は「技術のための技術」・「理論のための理論」を産みだし、どんどん細分化されて、科学と人間社会の融合性・方向性を見失い、あまりの急速な科学技術の進歩に人間が追いつけなかったのが20世紀かも知れません。「オーディオ技術」も、もしそうだとすれば21世紀にオーディオが目指さなければならないのは「ギミックとの決別」そして「芸術への回帰」なのではないでしょうか? ※ギミック:手品や玩具などの新しい仕掛け... 続きを読む