逸品館NEWS」カテゴリーアーカイブ

逸品館メルマガ2022年1月29日号

みなさま、こんにちは。オミクロン株が猛威を振るい、身近な知人が濃厚接触者やPCR検査で陽性になるケースも見受けられるようになりました。 今日は自宅の話しです。10数年前に念願の新築一戸建てを手に入れ、ベランダもなかった築50年近いマンションから引っ越しました。 折角なので「老後」を考え、電動シャッター、電子錠、電動雨戸、家庭用エレベーターなど、様々な便利装備を付けました。 ところが最近になって、電子錠が壊れ、美和ロックに修理を依頼すると、「古いモデル」なので玄関のドアを含めた交換修理が必要と言われ見積もりは「60万円超」でした。次に最近電動シャッターのリモコンの調子が悪くなり、見積もりを依頼すると「35万円超」でした。 自宅は、サンワホームで建てたのですが、築間もなく担当者が鬱を併発して退社し、引き継ぎがなくその後の「点検」が行われなかったので、まだ「未完成」の部分が残っています。玄関ドアの修理のときにサンワホームにそのことを話し確認してもらっても、サンワホーム自体経営の内容が変わり、さらに「古いことなので責任はとれない」と言われただけで連絡は途切れました。 調べると「電子錠」は、WEBなどで販売されているスマートロックを使えば、3万円~5万円で同等の以上の機能が得られることがわかり、自分で何とかしようと考えています。でなければ、10年強化ごとに60万円の出費が必要になりかねません。 電動シャッターは、自分で修理できればと思いましたが、通信ユニットの交換は必要なようなので、同時に提案された「10年ごとのモーター交換16.5万円」などや不明瞭な「諸経費約3万円」などを削れるかどうか、再見積を依頼するつもりです。大阪人は「けち」と言われますが、それは「納得できない出費」をしないだけで、お金を使わないのとは違います。 オーディオ機器の買い換えや修理が必要になったとき、逸品館の方針は「メーカーや輸入代理店が提示できる枠を超えた提案」ができることです。 1つは、YouTubeなどを使った「間違いのない(納得できる)製品選びの情報を提示する」ことです。 もう一つは、現状の音質を維持あるいは向上させながら、最も安い製品のご提案です。買い換えに来られたお客様に、買い換えというプランだけではなく、それ以外のプランもご提案できるように、常に様々な情報を集めています。 また、販売する商品は「長期ご使用時のコスト(修理代や維持費など)」もできるだけ詳しく調べて「ご購入前」にきちんと提示するように心がけています。 納得できる製品選びのお手伝い、長く快適に使い続けていただくためのお手伝い。それが専門店の仕事であり、そのサービスに対価を頂戴できるのだと逸品館は思っています。安くても売りっぱなしは、いけません。まして高価なのに売りっぱなしなど、言語道断です。 今週は、DENONから発売された価値ある「入門クラスサラウンドシステム」のご紹介をYouTubeにアップロードしました。一部製品(DENON... 続きを読む

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逸品館メルマガ2021年11月26日号

みなさま、こんにちは。いよいよ今年も残り1ヶ月となりました。情報の流れが速いせいか、一年の経過がほんとに短く感じられます。 今週は、中国のテニス選手の人権が守れていないという理由から、北京オリンピックのボイコット騒ぎが勃発しました。空気を読めない「ぼったくり男爵=IOCバッハ会長」は、早速「選手の無事と人権問題は私が彼女と会話して問題がないことを確認した」とのコメントを発表しました。東京オリンピックでもそのように見えましたが、本当にこの人は「自分の利権さえ守れればそれで良い」という姿勢が強いようです。 みなさまはあまりご存じではないかも知れませんがオーディオ業界では「BOSE」が同様に見えます。 1964年に設立された日本法人としてのBOSEは、1972年発売の802シリーズ、1975年発売の301シリーズで存在感をアピール、さらに1982年発売の名器「101」でその名を不動のものとしました。 この日本でのBOSEのブランディングの立役者は、2008年まで社長を務めていらっしゃった、「佐倉住嘉氏」です。彼とオーディオ雑誌、オーディオ専門店が一丸となったことでBOSEは日本でのブランドイメージ、そして世界でのプランドイメージを樹立できたはずです。現在、多くの車メーカーにOEM装着されたのも、この日本でのブランド樹立が奏功しているはずです。 けれどBOSEは、2008年に事実上彼を更迭し、販売店との縁を切り、より利益の高い「イヤホン関連製品」、「高級一体型コンポ」メーカーに、180度方向転換します。個人の功績を顧みず、その成功のみを独占し、自己利益を求めて突っ走るというこのBOSEの姿勢に、バッハ会長と同じ臭いを感じます。実際、今発売されていうBOSE製品よりもよりやすく、音の良い製品はいくらでも見つけられます。 これに対して、D&MやLUXMAN、ESOTERIC、TEAC、TADなどと逸品館の繋がりは深く良好です。小さなメーカーではCECとも良い関係を保っていますが、彼らとの提携関係に一切契約書はありません。立場も、対等を旨とします。人間同士が友情を結ぶのに「契約書」が必要でしょうか?契約書のない提携は危険ですが、目に見えない信頼関係はそれ以上の価値があります。他を尊重、信用することなく、自分たちの利益が唯一と考える集団は、いずれしっぺ返しを食らうことになるでしょう。 今回はそういう「逸品館が信頼し合えるブランド」から「LUXMAN」にフォーカスしましょう。 逸品館を始めたとき、複数のブランドに取引を打診しましたが、なんの実績も持たないお店との契約に「GO」を出してくれるブランドはありませんでした。電話だけで断られることがほとんどでした。そんな中でLUXMANのセールス武内さんは、わざわざ断る理由を説明するためだけに逸品館を訪れてくれたのです。自分の思うようにならない、思いが伝わらないもどかしさから、私は武内さんを捕まえて2時間近く訴えたと思います。現在は、中国資本になっているLUXMANですが、発祥は大阪だったことも良かったのか、LUXMANは私の熱意・クレーム?に応えてくれて、ともかく限定したテスト取引を提案してくれたのです。そのテストで認められ、数ヶ月後逸品館は晴れてLUXMANと正式に契約することができました。その後は、LUXMANとの契約があると言えば、たいていのオーディオメーカーは契約をOKしてくれました。 けれど大恩あるLUXMANは、YouTube情報チャンネルにはあまり登場しません。ある製品は私が望むLUXMANの音質なのに、形式が異なるモデルは印象が大きく異なる。同じLUXMANの製品なのに、それらしい音とそうではない音のモデルがある。それが私が「LUXMANの音はこうである」とYouTubeで紹介しにくい理由でした。度々、LUXMANの社長には、その思いを度々強く訴えてきましたが、今秋フラッグシップパワーアンプとして発売された「M-10X」の音を聞き、技術的な解説を知って、すべての問題は今後完全に解決すると確信しました。 つまり、今後発売される製品は、私がイメージする、そしてすべてのLUXMANファンがイメージする音になると確信できたのです。メーカーHPの詳細に書かれていないので今は触れませんが、新たに生み出された増幅帰還エンジン「LIFES... 続きを読む

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逸品館メルマガ2021年11月12日号

みなさま、こんにちは。今年も残すところ2ヶ月を切りました。まだすこし秋の気配は残っていますが、すぐに冬がやってきそうです。早めの冬支度をお忘れなく。 私にとって「B&W」は、やっかいなブランドでした。ブランドイメージが高く、アビーロードスタジオで使われているということもあって「音が良い」と言うことが通説だったからです。けれど、私は今までB&Wで音楽を楽しめたことがありません。 ところが、2018年11月に発売された、607S2... 続きを読む

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逸品館メルマガ2021年6月26日号

みなさま、こんにちは。いよいよ「かつてないオリンピック」が間近に迫ってきました。スポーツは平等、その言葉の本当の意味をこれほど考えさせられたオリンピックは、なかったでしょう。 今回の騒動では、IOCの姿勢が「悪い」と取り上げられています。それは間違いないでしょう。けれど、ここまでオリンピックを肥大させた責任は、メディアと聴衆にもあります。ピラミッド、万里の長城、大阪城などなどトップに立つ人物は常に「過去最高」を求めます。それと同じ理由で、オリンピックもどんどん肥大しました。 そこに利権が絡み、メディアが暴走を煽り、その結果が東京オリンピックだと私は思います。 選手は、こんなに肥大した大会を心から望むのでしょうか?本来のスポーツマンシップとは、なんだかかけ離れているように感じるのは私だけでしょうか? 話は変わります。 オーディオマニアは、時に「信者」と呼ばれることがあります。私はそういう言い方は大嫌いですが、その理由を考えました。 何かを盲信すること、「唯一絶対的な存在を信じる(考え方を固定する)」事と「排他的(人の言うことを信じない)」になることが「信者」と呼ばれる原因でしょう。 つまり、「何らかを信じる集団」があったとして、その対象が「神様(超自然現象)」の場合は、それを「宗教」と呼び、その対象が「科学技術や社会現象(存在が確認される現象)」の場合は、宗教とは異なる呼び方をされるのでしょう。変わろうとする心を捨てて何かを盲信し、他を否定することは時に強烈に人の心を捉えるのでしょう。 けれど、そこに陥ると人間は「創造力(想像力)」を失い、前進(成長)しなくなってしまいます。排他的な気持ちが高じれば、社会性すら欠如しかねません。 「洗脳」と言っても差し支えのないこの危険な方法は、ビジネスにも蔓延しています。特定の「技術」や「製品」あるいは「物質」などを「絶対」であると広告し、それさえ信じていれば「大丈夫」という広告は、すべて「偽りのビジネススタイル」です。洗脳し信者を増やせば儲かるので、ネットにはそういう「詐欺まがいの広告」ばかりが増殖しています。 日本や世界を代表する大企業でさえ、こぞってこの「禁じ手」に手を伸ばしています。その結果は、大規模な自然破壊であったり、度を超した貧富差の発現ではなかろうかと思います。 絶対的な「宗教」や、絶対的な「科学技術」は存在しません。 人間の知力には限界があります。 貴族が平民を支配する時代は終わったと思っていましたが、21世紀になっても人が人を不当に縛りつけ、支配する構造は何ら変わっていないようです。そのためには、自分自身の「洗脳」を説いて下さい。 高い物、派手な物、権力への魅力を今一度考え直しましょう。 常に考え、前進することは力(胆力)のいることですが、私が大切に思うオーディオの世界、音楽の世界だけはそんなことにならないように、度は超さないように心から願い、そうならないようにする努力を続けたいと思います。 東京オリンピックの存在がどうあれ、スポーツマンシップに乗っ取り、自分のベストを尽くす選手諸氏、それを支える人たちには、勝ち負けを抜きにした最大のエールを送りたいと思います。 ——————————————————————–●... 続きを読む

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2021年 逸品館は本日1/4(月)より通常営業しています

逸品館ブログをご覧のみなさま、あけましておめでとうございます 今年の正月三が日はどのように過ごされましたでしょうか? 昨年はたくさんのお客様にご愛顧いただき誠にありがとうございました。 さて逸品館は本日2021年1月4日(月)より通常営業しています。 【1号館・2号館】 営業時間... 続きを読む

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