逸品館メルマガ052「響き、音色/トーンの重要性・その1」

今月発売のステレオサウンドに「響きこそ音楽そのものである」と銘打った広告コラムを掲載しました。弊社HPには、すでに掲載済みなのでご覧になられた方も少なくないと思います。 http://www.ippinkan.co.jp/column/stereosound164.html このコラムに書いたように、最近はつくづく「響きを殺さず生かす」ことが大切だと実感しています。今月、AIRBOWからPM8001/StudioとPM6001/liveという2機種のプリメインアンプを発売しましたが、これらのモデルにも、この考えを取り入れ「回路で生まれる響き」を生かしながら音を作っています。 測定器では、「響き」は「歪み」として計測されます。その「歪み」が音楽にとってプラスに作用するか?マイナスになるか?それを判断できるのは、音楽を感じられる人間だけです。このようにオーディオ製品は、電子回路であると同時に楽器でもあるのです。オーディオ製品の楽器としての性能を確かめ、それを練り上げる唯一の方法は、「耳でアンプ(オーディオ製品)を作る」というやり方しかありません。 この方法は、昔から行われてきたことですが、最近新発売されているデジタルアンプの綺麗だけれど無表情な音を聞いていると「なぜこれほどまで心に響かない製品を作れるのだろう?」、「これらのアンプは本当に人間が聞いて作ったのだろうか?」と心底疑問を禁じ得ないことがあります。中身が薄っぺらになりつつあるのは、オーディオ製品に限ったことではありません。レストランやラーメン店の食事も然りです。どこに行っても「同じ味」。レトルトや冷凍食品を調理して、それが「料理です」と言われても、私は納得できません。きちんとトレーニング(修行)を積んだ料理人が、心を込めて作る食べ物が「料理(お袋の味も立派な料理!)」であって、インスタントに量産する食べ物は、料理とは呼べないと思うのです。 ただ、オーディオと違ってレストランが良心的なのは、インスタントな食事しか出さないレストランは「価格もそれなり」だと言うことです。マクドナルドには、マクドナルドの価格に釣り合った「味(パフォーマンス)」が存在し、そう言う意味ではバランスが取れているし、お客様は価格に応じてレストランを選べば、大きな外れなく価格相応のサービスが授受できるという点では、オーディオ業界よりも「良心的」だと思えます(ただし、安くても体に悪い添加物が入っているような食べ物を出されては別ですが)。 私から見れば、最近発売される「デジタルアンプ」の多くは、レトルトや冷凍食品と同じレベルにしか思えません。見かけは綺麗ですが(聞いた感じの音はよい)深み(音楽の表情)が足りないからです。これらは、使われている技術こそ最新ですが、音楽生成装置として考えた場合、旧来のアナログアンプに劣る(より安いアナログアンプよりも音が悪い)その内容は実に稚拙だと言わざるを得ません。現時点でデジタルアンプがアナログアンプに勝っているのは、発熱が少ないこと、消費電力が小さいこと、コンパクトなことのこの3点だけではないでしょうか?この長所を生かし、TV用のアンプや、携帯電話、パソコンなどの「家電品、家電情報機器」にデジタルアンプを搭載することは理解ができます。デジタルアンプの音をアナログアンプに置き換えるなら、フィードバックを多く掛けたアナログアンプの音に似ています。フィードバックを増やすと測定上の歪みは減りますが、音が無表情で冷たくなります。この冷たさを嫌って「ノン・フィードバック(無帰還)」のアンプを賞賛していたはずの、オーディオメーカーがなぜデジタルアンプを嫌わないのか?理解に苦しみます。デジタルアンプを「本物の味」を求められる「ピュア、オーディオ」に導入するのは、まだ時期尚早ではないでしょうか? ... 続きを読む

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Nano Liquid(Rock Steady)の裏技!!

今回、紹介するNano Liquid/ナノリキッド(Rock Steady/ロックステディ)裏技的使用方法は、ほとんどの木管楽器で試すことができますので、やってみて下さい!

その、裏技的な使用箇所とは、あらゆる木管楽器に付いている、「棒バネ」なんです!
厳密には「棒バネ」とkeyのロッドの突起の接触部分のことです。意外な部分ですが、一応、金属と金属の接点部分ですので、理論的には間違っていません!棒バネが使われている部分は、ザッと楽器を眺めてみてもけっこうな数が使われてますよね。
「チリも積もればナントやら」でこんなチョットした事でもちゃんとやってみれば、意外と効果があるんです! 続きを読む →

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逸品館メルマガ051「PS3は、本当にすごいのか?」

地球温暖化の影響か?最近は、AV機器の大敵「雷」はひどくなる一方です。「落雷」による被害防止のサージフィルター付き電源を使うと一定の効果はありますが、絶対に大丈夫というわけではありません。 https://www.ippinkan.com/OP_OMT/op_oat_page1.htm#P25 山間部に関わらず、雷が近くに落ちたことのある経験をお持ちなら、電源ケーブルを抜く!これが絶対に安全な方法です。転ばぬ先の杖、備えあれば憂い少なしです。 いよいよ期待の高画質プラズマTV“KURO”が発売されました。配達、下取り(壊れたTVでも下取り可能)などのサービスを準備しています。詳しくは、下記HPをご覧の上メールなどでお尋ね下さいませ。 https://www.ippinkan.com/pdp_lcd/pdp_lcd_page1.htm HDMIの画質の検証でPS3(最新のファームウェーアーに書き換え済み)をじっくりと見てみました。メディアがこぞって、これはすごいすごいと言っていますが、本当にそうなのでしょうか? 私の感想は、ある意味では“YES”。ある意味では“NO”です。 まず、すごいと言われているその音質ですが、これは言われているほどは大したことはありません。数万円程度のCD/SACDプレーヤー、あるいはユニバーサルプレーヤーの音質と大差ないレベルに思います。もちろん、逸品館推薦のCDプレーヤーの方が比べものにならないくらい、いい音です。画質は、Panasonicの20万円弱のブルーレイ・プレーヤーと見比べました。PS3に搭載されている画像処理エンジンのスペックから推察しても、画質が良いのは想像できますが、圧倒的に“PS3”が高画質でした。しかし、それはあくまでも「静止画」の状態での評価です。 PS3の画像は、透明度も高く、解像度も高いのですが、PS3の画質には「深み」が欠けています。いかにも!デジタルチックな画質です。そして、静止画の解像度が高いことが裏目に出て、動画の動きがとても不自然に感じられます。もちろん、それでも比較したPanasonicよりは、良いところもあるのですが、同じソフトをDVD(AIRBOW... 続きを読む

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AUDIO BASIC(オーディオベーシック) 44号「振動を消すのではなく、整えることが大切」

プレーヤーの主流がレコードからデジタルになって周波数特性やダイナミックレンジは大幅に拡大し、測定上の「歪み」も激減しました。データ的には、遙かに優秀になったデジタルですが、未だにレコードの方が音が良いと主張するマニアは数少なくありません。「デジタル>アナログ」、「アナログ>デジタル」と両者の主張は真っ向から対立しています。なぜこんな矛盾が起きるのでしょうか?私は次のように考えています。
レコードは「ステレオ(2ch)」で録音されていますが、音が刻まれる溝は一本です。カートリッジは、溝の左右に刻まれた信号を一つの針で拾い、そこから2chを取り出します。この分離過程は、CDに比べると実に不完全なものです。左右の溝の信号を一つの針で取り出すため、右chの音が左chに混じり、左は右に混じることが避けられません。そのためレコードをステレオで再現すると、僅かですが右スピーカーから左chの音が、左からは右chの音が漏れ出ます。実際には録音されていない音がスピーカーから出るのです。データ的に考えるなら、この左右の信号が混ざってしまう「クロストークの発生」は信号を損ねる「歪み」でしかありません。しかし、 続きを読む →

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ホームシアター(HOME THEATER) 39号「スピーカーにこだわろう!」

今お使いのスピーカーは、AVアンプのメーカーと同じでしょうか?それとも海外有名メーカーのBOSE、B&W、JBLあたりでしょうか?
でも雑誌やカタログには、見たことも聞いたこともないような「海外製スピーカー」がいっぱい載っています。その他の製品は、ほとんどが日本製なのにスピーカーだけ海外製品が多いのはおかしいと思われませんか?スピーカーのみならず楽器や車、あるいはバックやアクセサリーなど感性に訴える部分が強い製品は、海外製品が多く輸入されています。それは、日本製品とは「味わい」が違うからです。確かに、海外製品の多くは日本製品よりも高価ですが、スピーカーの場合は違います。日本製品よりも安く、仕上げも良い製品でずっと音が良いスピーカーがあるからです。
YAMAHAが輸入しているKLIPSCHは、迫力のある低音と表情が豊かでクリアな中高音が特徴の映画や音楽を本当に楽しませてくれる音を聞かせてくれます。スウェーデン製のAUDIO-PROは、スリムでとてもスタイリッシュですが、サイズからは信じられないほど豊かな低音と開放的で広がり感のある中高音で音楽を軽快に奏でます。TANNOY MERCURYは、 続きを読む →

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